録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

楽天優待申し込み開始! されどハードル高し

2024-03-14 13:30:30 | モバイル機器
弟B「やぁやぁ皆の衆。もう楽天の株主優待の案内は届いたかな? 届いたら例年通りわたくしにくれたまえ」
k「残念だったな、Bちゃん。今年の楽天株主優待は楽天キャッシュなしじゃ。例年とは別のものなので今回はわたしがもらう」
B「だからもらいに来たんじゃないか。楽天モバイル一年間無料利用権をわたしにわたしなさい」
k「ふっふっふ。だからこそわたしがもらって使うのだよ」
B「ふざけんな。オレは某お散歩ゲームのおかげでパケが足りないんだ。アテにしてるんだよ」
k「貴様は有名会社に勤めていていい給料もらってるんだから大容量プランに入ればいいじゃないか」
B「オレはビンボーだ! お前なんか楽天の株買って自分で特典をもらえばいいじゃないか」(ガシッ!)
k「お前こそ投資を楽天証券でやってるくらいなんだから楽天の株を買えばいいじゃないか。むしろ楽天モバイルに入ってポイントを稼ぐべきだ」(ガシッ!)
B「ぐぬぬぬぬ」
k「むぬぬぬぬ」

両者部屋の真ん中で四つに組んでの力比べが延々と続く中、我が母ことマイマザーM登場。

M「お前ら・・・。そもそも株主はわたしだってこと忘れるなよ。今回はkにやる。Bにはやらない」
B「なぜだ~!?」
M「だっておまえ、こういう時しか家に来なくて普段まったくわたしを気にもかけないじゃないか」

そう、弟Bは自動車を我が家の敷地内に停めており、どうせ頻繁に我が家の近くまで来る。にも拘わらず家まで来るのはトイレを借りる時か今回のようにねだる時くらいで親の顔色を窺いにも来ない。ようするに「日頃ノ行ヒガ悪イノ罪」によってわたくしkrmmk3が欲しい特典があるのならわたし優先、という判断が下ったのでありました。
かくして遺産相続の時よりもはるかに醜い骨肉の争いの結果、わたしが楽天モバイルの株主優待の権利を使えることになりました。まぁ同居人でない弟Bは譲ってもらうにしてもちょっと具合が悪い可能性もありますし、わたしの方が後で揉める可能性は低いでしょう。
さて、無事利用権を確保したわたし、ウキウキしながら楽天からの案内が届くのを待っておりました。すでに株主優待の受付サイトは存在しているのですが、そこに入るのは当然株主番号とパスワードが必要。それは3月12日に発送されて随時送られてくるとのこと。なのでそれが届くのは今か今かと一日千秋の思いで待っていたところ、本日3月14日のお昼過ぎ、株主への案内が! さすがに勝手に開くわけにはいかず、母Mに開けてもらい、中の番号とパスワードの書かれた用紙をゲット。蝶が舞うかのごとく用紙をひらひらさせながらPCの前へ飛んでいきます。ただその用紙、ほとんど株主総会のライブ配信のことしか書いてないかの印象を受けるものになってます。よく見ると裏の方にゴチャゴチャした字でちょっとだけ株主優待のことについて書いてあります。
それによると今年の株主優待は"楽天モバイル特別ご優待"のみ。例年だと配当金の代わりの楽天キャッシュや各種サービス利用権があるのですが、今年は楽天モバイル一年間利用無料、ただそれだけです。わたしや弟Bのようなデジタルもの大好きな人種や通信系マニアなら目を輝かせる話ですが、おそらく大半の株主は「要らない」って思うじゃないですかね。今使っている通話通信契約で十分、切り替えて使うのも自分で設定するのも面倒、使い道がないって我が母Mみたいな人の方がどう考えても多数でしょう。要らないからって他のコースを選ぶことも出来ませんから使わない。したがって一見太っ腹な楽天モバイル一年間無料の話ですが、楽天側の金銭的負担を考えたら例年並みかそれ以下、って可能性が高いんです。しかもネットで楽天の株主優待について書き込むのは今年の優待に喜ぶような人種ばかり、結果ネット上では「楽天の株主優待がすごい」の声があふれ、楽天グループや楽天モバイルの宣伝につながる、結果株価が上がった・・・。って計算ずくじゃないですかね。そしてそれにまんまと釣られるわたし。いいです、使えさえすれば。多分来年は株主優待ももとに戻ってモバイル利用権じゃなくなるだろうし、今のうち。

で、株主優待サイトを開きます。申し込みには楽天のIDが必要、すぐに作ることもできますが、ここは昔楽天モバイルを契約していた時に使っていたIDでログインすることにしましょう。これですぐpSIM(物理SIM・SIMカード)に申し込めるかと思いきや、申し込んだあと電話で株主優待専用ダイヤルに申し込む必要がある、ではありませんか。この時点でイヤーな予感。とりあえずかけてはみましたが案の定混んでいて全くつながりません。フリーダイヤルで携帯電話からも電話できますのでこのまま延々と待ってもいいのですが、仕事中なので長時間掛けるわけにもいきませんので適当で切ってしまいました。
うーん、わざわざ電話させる点が、さらに利用可能な人を減らす作戦なんでしょうね。その場合はeSIMのみの発行となりますので、eSIMが使えないスマホしか持っていない人やすでにeSIMで別のが登録されていて書き込むスペースがない、って人が篩にかけられてしまいますから。わたしはeSIMでも使えるモバイルルーターを確保してあるので最悪それでも使えるのですが、できれば予備機のスマホにも時折差し替えて使ったりしたいのでSIMカードの方がありがたいのですよ。
ちなみに申し込みをしなくてもeSIMでいいのなら発行されて楽天から送られてくるみたいです。予め申し込みをすると
・pSIMに申し込める、ただし要電話。それも受付は3月いっぱい
・何もしないより早くeSIMが発行される(QRコードが送られてくるようです)
の二点が有利になります。申し込んだ日にちに関係なく今回の優待は2025年4月30日をもって利用停止となるため、開始日時が早いに越したことはないので、余裕があればeSIM派でも申し込んだ方がいいでしょう。
わたしはもう少しpSIMを目指して電話を掛けるつもりです。直後ならむしろ電話も空いているか、と思ったのですが、ちょっと甘かったかも。

追記:粘った末、電話が通じて申し込みを行うことができました! 何回かかけなおしましたが、通じたときの時間は午後3時半で待ち時間3分くらい。最初の電話は午後1時半に15分くらいかけっぱなしでもつながらなかったので、思ったほど待たされない印象です。株主優待専用回線ですしね。電話する際には株主の名前や連絡先の電話番号に加え、株主番号とWEBでの事前手続きの日にちを聞かれるので、用意しておきましょう。
申し込みはしたものの、あちらの手続きが数日かかり、かつ不備が出る可能性もある、とのことです。申し込んだのが本人じゃないので、そこは仕方ないですね。また、SIMの到着は四月下旬からとのことです。
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