やっと時間ができたので日映専のゴジラ特集チェック。いやー「GODZILLA KING OF THE MONSTERS!」、本来の「ゴジラ」と比べるとストーリーがぶった切られていて機微もへったくれもなくなってますなぁ。あの手のほとんどナレーションだけでストーリーが進むのは昔の西洋型B級怪獣映画の典型ではあるのですが、本来の演出を考察できる程度には知っているだけに省略のされ方がつらい。それでもアメリカでジャー系列で上映された初の邦画であるわけだし歴史的にみても映画史に欠かせない逸品。なによりアメリカじゃずっとアレが「ゴジラ」第1作な時代が続いていたんでよねぇ、不幸なことに。アメリカ人は他国でアメリカ映画の吹き替えが行われると笑うくせに、自国での他国の映画は吹き替えじゃないと見ない(字幕を見ながら画面を見ることができないらしい)という我儘人種ですから、日本の映画なんて問題外、怪獣の特撮が良かったから配給してやったんだ、くらいな気持ちだったんでしょう。まともな映画としてみると見どころはないですが、怪獣映画マニアとして観る分には欠かせないシロモノなのが救い。
ああ、11月が楽しみだ。「GODZILLA KING OF THE MONSTERS!」の日本逆輸入上映版の「怪獣王ゴジラ」か。一度上映会でみたことあるんですが、オリジナルスタンダード作品なのになぜか無理やりシネスコサイズに変更したものでした。しかもただそのまま上下カットしたために大戸島でゴジラが吼えるシーンとか口は映っていても目が映ってないとか間抜け具合に磨きがかかった作品となっています。もはやフィルムは一本しか残っていない貴重な作品。もう一本はついにきた、「フランケンシュタン対地底怪獣」のオリジナル版のHDリマスター。前に放送した時は同作が初めてテレビ放送した際にラスト数分が差し替えになったタコ版だけだったのでまたオリジナル版なくしたのでは・・・。という噂がたったときはいい加減にせいよ、と思ったものですが無事だったようで良かった良かった。放送版ももちろんチェックしますがそれを用いたBDも来年には出るかなぁ。フラバラは好きな映画だけに"買い"です。
もちろんこれらを存分に楽しむのにPCによるシステムは欠かせません! よね?
その録画性能はもちろん再生性能も年々期待が高まっていく中、いままで封印された状態にあったAMDのAPU、Kaveriの動画再生補助機能であるFluid Motionの実装に関してようやくAMDから具体的な話が出てきました。
「アニメを見るならKaveri」、
日本AMDに聞くKaveri&Mantle最新事情 (後編)
前篇からかなり間を空いての後編記事となっています。前篇の時にAMDは組み込み分野に力を入れており、人員を増やしているのを「珍しく人員が増えている部署(笑)」みたいに向こうが謙遜して話した言葉を揶揄しながら書いたから怒られたんだろうなぁ。結局そこは修正になったし後編も本来2~3日うちに掲載の予定がこれだけ遅れることになってしまいました。なんでそれを怒っているかというと、ここで一番わたしが気にしているFluid Motionが実装されるソフトとして(予想通りではあったものの)PowerDVD14の名が挙がっているんですね。これを中心にいくつかのソフトを組み込んで発売されたばかりのCyberlinkのMedia Suite 12が、前日までなら500円引きだったんですよ。厳密にいえばMedia Suite 12に組み込まれるPowerDVD14は一部機能が削除されているんですが、メーカーの発表によれば削除されているのはDLNAやDTCP-IP関連に限られているため、Fluid Motionが追加できる可能性が高かったんです。Fluid Motionは市販ソフトに組み込まれるというのはKaveri登場直後から言われていたため、ああいう機会は逃したくなかったんですが、Impressのおかげで機会損失です!! 500円ではありますが。
さて、Fluid Motionは従来のPowerDVDだったり液晶テレビだったりで実現されている「倍速」「三倍速」「四倍速」同じヌルヌル再生機能とされていますが、見た印象では少し違うように思います。あれらがフレームレートを2~4倍に増幅することでヌルヌル感を実現している機能なのに対し、Fluid Motionは30fpsないし24fpsを60fpsに増幅する機能です。リンク先の記事ではアニメに適している、とされているのも従来と少し違うせいかな、と。日本のアニメはリミテッドアニメですから、もともと少しカクカクしているわけです。ヘタにフルアニメ相当のフレーム数になったりしてヌルヌル動くと、おそらくアメリカ製アニメに近い印象を受けて気味悪く思う人が多いと思うのですよ。わたしは今までのフレーム補完型動画プレイヤーでアニメを見るというのはそういう画になりがちで決してむかないと思っています(ただ、「長靴をはいた猫」だけは例外的に効果抜群と感じましたが・・・いまのアニメマニアの観るアニメじゃないか)。アクション映画なんかを見る時は効果的なんですけどね。AMD社内のアニメマニアが狂喜乱舞したというのを話半分としても従来とは大きく異なる印象を受けます。しかも、Fluid Motionは他のAPUはもちろんボードによって提供されるRADEONでも使えないと言われてきています。確実に対応できるのはKaveriだけ。早く試してみたいものです。
AMDはAPUの販促キャンペーンとしてゲームをバンドルすることが多いのですが、その機能の優位性を示すためにFluid Motion対応動画プレイヤーのバンドルを検討してほしいですね、わたしとしては。
ああ、11月が楽しみだ。「GODZILLA KING OF THE MONSTERS!」の日本逆輸入上映版の「怪獣王ゴジラ」か。一度上映会でみたことあるんですが、オリジナルスタンダード作品なのになぜか無理やりシネスコサイズに変更したものでした。しかもただそのまま上下カットしたために大戸島でゴジラが吼えるシーンとか口は映っていても目が映ってないとか間抜け具合に磨きがかかった作品となっています。もはやフィルムは一本しか残っていない貴重な作品。もう一本はついにきた、「フランケンシュタン対地底怪獣」のオリジナル版のHDリマスター。前に放送した時は同作が初めてテレビ放送した際にラスト数分が差し替えになったタコ版だけだったのでまたオリジナル版なくしたのでは・・・。という噂がたったときはいい加減にせいよ、と思ったものですが無事だったようで良かった良かった。放送版ももちろんチェックしますがそれを用いたBDも来年には出るかなぁ。フラバラは好きな映画だけに"買い"です。
もちろんこれらを存分に楽しむのにPCによるシステムは欠かせません! よね?
その録画性能はもちろん再生性能も年々期待が高まっていく中、いままで封印された状態にあったAMDのAPU、Kaveriの動画再生補助機能であるFluid Motionの実装に関してようやくAMDから具体的な話が出てきました。
「アニメを見るならKaveri」、
日本AMDに聞くKaveri&Mantle最新事情 (後編)
前篇からかなり間を空いての後編記事となっています。前篇の時にAMDは組み込み分野に力を入れており、人員を増やしているのを「珍しく人員が増えている部署(笑)」みたいに向こうが謙遜して話した言葉を揶揄しながら書いたから怒られたんだろうなぁ。結局そこは修正になったし後編も本来2~3日うちに掲載の予定がこれだけ遅れることになってしまいました。なんでそれを怒っているかというと、ここで一番わたしが気にしているFluid Motionが実装されるソフトとして(予想通りではあったものの)PowerDVD14の名が挙がっているんですね。これを中心にいくつかのソフトを組み込んで発売されたばかりのCyberlinkのMedia Suite 12が、前日までなら500円引きだったんですよ。厳密にいえばMedia Suite 12に組み込まれるPowerDVD14は一部機能が削除されているんですが、メーカーの発表によれば削除されているのはDLNAやDTCP-IP関連に限られているため、Fluid Motionが追加できる可能性が高かったんです。Fluid Motionは市販ソフトに組み込まれるというのはKaveri登場直後から言われていたため、ああいう機会は逃したくなかったんですが、Impressのおかげで機会損失です!! 500円ではありますが。
さて、Fluid Motionは従来のPowerDVDだったり液晶テレビだったりで実現されている「倍速」「三倍速」「四倍速」同じヌルヌル再生機能とされていますが、見た印象では少し違うように思います。あれらがフレームレートを2~4倍に増幅することでヌルヌル感を実現している機能なのに対し、Fluid Motionは30fpsないし24fpsを60fpsに増幅する機能です。リンク先の記事ではアニメに適している、とされているのも従来と少し違うせいかな、と。日本のアニメはリミテッドアニメですから、もともと少しカクカクしているわけです。ヘタにフルアニメ相当のフレーム数になったりしてヌルヌル動くと、おそらくアメリカ製アニメに近い印象を受けて気味悪く思う人が多いと思うのですよ。わたしは今までのフレーム補完型動画プレイヤーでアニメを見るというのはそういう画になりがちで決してむかないと思っています(ただ、「長靴をはいた猫」だけは例外的に効果抜群と感じましたが・・・いまのアニメマニアの観るアニメじゃないか)。アクション映画なんかを見る時は効果的なんですけどね。AMD社内のアニメマニアが狂喜乱舞したというのを話半分としても従来とは大きく異なる印象を受けます。しかも、Fluid Motionは他のAPUはもちろんボードによって提供されるRADEONでも使えないと言われてきています。確実に対応できるのはKaveriだけ。早く試してみたいものです。
AMDはAPUの販促キャンペーンとしてゲームをバンドルすることが多いのですが、その機能の優位性を示すためにFluid Motion対応動画プレイヤーのバンドルを検討してほしいですね、わたしとしては。
これPowerDVD14でHEVCデコードについてOpenCLを用いてHSAサポートされたと診ていいんですよね?
http://images.anandtech.com/doci/8291/7%20Slide%2015.png
http://www.anandtech.com/show/8291/amd-a10-7800-review-65w-kaveri
「された」かはどうかは別として、日本での報道は皆無でしたがHSAを使用したHEVCデコーダーが参考展示されていたのは確かですから、エンジンはある程度できているはずです。そしてそれを採用するのはHEVCへの取り組みやAMDとの関係から考えてCyberlinkしかありえません。ただし、14でサポートされるかどうかは完全に未定です。15になるかも知れませんから。
ちなみに、Strongene社でテスト用としてAMD OpenCL対応HEVCデコーダが7/15にアップされています。
>This version is an accelerated version powered by heterogeneous computing technology and written by OpenCL.
>The OpenCL Version automatically detects the hardware capability to enable OpenCL acceleration.
となっています。
あ、この名前でいいんですか。
14はHEVCに対応していますし、予定はあると思います。
テスト用とはいえ、いよいよHEVCデコーダですか。Kaveriで動画再生PCが組みたいので早く一般でも入手できるようにならないかな。