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録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

A's Video Converterを使って見よう

2014-07-13 10:46:14 | 意味なしレビュー
少し更新をサボってました。と言っても忙しかったからです。RADEONを使った動画エンコードソフトの定番、A's Video Converterが新バージョンになり、VCEへの対応が強化されたようなのでいろいろ弄っていたのです。ここ最近RADEONでもGeForceのShadowPlayのようにゲーム中のプレイ動画を録画する機能が追加された(該当ゲームを持っていないので未確認)んですが、必然的にそれに使うVCEが強化されたのでそれを追加したというところのようです。インターレース保持とVCE2.0利用時のBフレームエンコードに正式対応が主な強化点。また、この半年くらいでRADEONを使ったエンコードはOPEN CLへの対応が進んでおり、A'sもGPUエンコード時にHybridというHSAを使ったエンコードモードが搭載されています。じゃぁそれを使うとパフォーマンスが上がるか、と思いA's Video Converterの32ビット版を使い

・MPEG2-TS 1920x1080をTMPGEnc MPEG Smart Render 4で13:30にカットしたもの(カットしないと長時間のTSは失敗することが多い)
・デコードにはLAV Filter DXVA有効にしてGPUデコードを利用
・ノイズ除去逆プルダウン無効
・ピークVBR
という条件でA10-7850K(Kaveri)を使ってAMD EncoderでHybridとVCEをそれぞれ試してみたところ

VCE 06:27→Hybrid 06:30

という誤差の範囲とはいえ速度が低下する結果に・・・。これが先代のA10-6800K(Richland)だと

VCE 06:53→Hybrid 06:14

ものすごく速度が上がってます。なぜHSA非対応の方が効果が大きい? まぁ可能な限り条件はそろえたつもりでしたが細かい部分で条件は異なるでしょうし、VCE1.0までしか対応していないRichlandの方が行程が単純な分早くなりやすかったとかいろいろ理由はあるのでしょう。
新バージョンになって対応したインターレース保持のエンコードも確認出来ました。開発者のサイトに書かれているようにファイルサイズがビットレートを守らず、時に2倍くらいになってしまうことや画質にもそれなりに問題が出るなど欠点も多いですが、24fps化だなんだと余計な苦労をしなくても再生時にソフト任せで解除させればそれで十分なめらかな動画再生を楽しめます。初期のまともにインターレースを扱えなかったころから見ると少しはマシになったと・・・まぁDXVAを使ってディインターレース+フレームレート2倍使った方がずっといいと思いますが。
A's Video Converterは他に選択肢のないVCEエンコードが使える貴重なソフトです。32ビット版ならAvisynthも使えますしロゴ除去や24fps化はそちらと併用すれば高い効果が得られます(残念ながらエンコード速度は低下しますが)。APU使いは是非活用してください。
入手はこちらから

Blueskyのホームページ


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