録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

再エンコードはロゴ除去のため

2006-06-29 23:11:17 | Weblog
BSやCS放送は地上波では視られない番組や、過去の番組が数多く放送されてい
る。もちろん、録画マニアとしては手元に保存しておきたい番組も少なくない。だ
が、多くの場合地上波放送時と比べ、なかったものが付加されている。放送チャンネ
ルのロゴである。

CSの中にはこのロゴが付けられていないチャンネルや、ものによっては付けるチャ
ンネルも存在するので、必ずしも付けなくてはいけない、という規則があるわけでは
ないようだが、なぜか衛星経由の放送はお決まりとしてロゴがつけられる。これも
いくつかパターンがある。

・目立たないロゴが常時入ってくるタイプ(主にBS系)
・目だって大きいが、番組中1~3回しか入らないタイプ(ATーXの一部、東映チャンネ
 ルなど)
・目立たないロゴが少しだけ入るタイプ(チャンネルNECO)

とまぁいろいろある。常時入るわけではないタイプはある意味仕方がないと言えなく
もないし、普段はないわけだから、気にせず、忘れてしまえばいい。問題は常時
入るタイプ、特に
・大きくて目立つ上に、かつ常時入るタイプ
こそ録画人間にとって最大の敵である。常時入り続ける目立つロゴは、ノイズ以上
に映像を汚す汚物に他ならない。特に酷いものの代表格こそ、アニメ専門チャンネル
ANIMAXであろう。これを取ってしまいたい、という欲求は録画マニアなら誰
しも持っているはずだ。

AviUtl用フィルタの一種である、"ロゴ除去フィルタ"を使えば、ある程度この欲求
を解決することが出来る。入手は以下から。

http://mksoft.hp.infoseek.co.jp/

  ->  

どうやらこのフィルタ、どうやらANIMAX対策として作られたらしく、開始位
置、終了位置を数字で指定できたり、フェードイン・フェードアウトのタイミングま
で調整できる。ある程度勘と目が頼りだが、うまくいけば視ている最中にロゴの存在
を忘れる程度に目だなくすることが出来る。
が、さすがに万能ではなく、除去はともかくロゴ解析時に、キレイにロゴを検出でき
るのは、比較的最近の、デジタル処理で作られた、4:3のアニメならうまくいきや
すいが、セル画で作られた古いものや、映画などレターボックス映像のものはうまく
ロゴを検出できない。こういうものは検出しやすい映像であらかじめロゴデータを
作っておけばうまくいく。のだが・・・。
敵(ANIMAX)もさる者。ANIMAXは時期によって微妙にロゴのイン・アウト
のタイミングや大きさ、貼り付ける位置が異なるのだ。と、いってもドット1~2コ
分、タイミングは0.1秒ほどでまず番組を視ただけで判別は不可能だが、同じデー
タ、同じ数値はいつまでも通用しない。困るのは、その"時期"というのが放送時期
ではなく、"ロゴデータを埋め込んだ時期"だったりするので、一筋縄ではいかない。

タイミングの面でいうと、以前のものは

イン・・・152 アウト・・・148
フェードイン・・・29 フェードアウト・・・31
でやっていたが、最近のものは
イン・・・149 アウト・・・151
フェードイン・・・28 フェードアウト・・・31
程度でやっている。

以前はそうでもなかったのに、一度この"ロゴ除去フィルタ"の味を覚えてしまうと
目立たない、小さなロゴでも常時型は全て気になってしょうがなくなり、BS系
の保存はSD映像でもわざわざ低圧縮で録画してからロゴ除去しながら行うように
なってしまっている。おかげでパソコンがとうとう4台になってしまっているのだが
・・・。ロゴ除去が目的で再エンコードしてるのって、わたしだけか? 主流はやっぱ
り効率のいい圧縮目当てかなぁ。

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