船井電機が準自己破産を申告していらい、抵抗もむなしく、その手続きは着々と進行していました。そもそも抵抗する側の方が非合法に近いやり方しているように見えましたし、それも仕方ないかと。そして抵抗勢力もどうやら再建をあきらめた模様です。
抵抗勢力がこれ以上の争いを取りやめたことによって、船井電機の破産を阻むものはなくなりました。これで事実上船井電機は破産することになります。代わりに会長は旧船井電機の従業員らの受け皿となる新会社を設立する、とのこと。
あくまで船井電機から電撃的に解雇された従業員を雇う会社であって、旧船井電機の事業やブランドを受け継ぐわけではない、ということは間違いないようです。あくまで無関係の別会社です。全員とは思えませんが、従業員の雇用先がある程度確保されるだけでもよし、としなければなりませんね。これ以上はどうしようもないでしょう。
さてミュゼプラチナムのほうにも動きがありました。
全店休業中のミュゼプラチナムに司法判断 ~ 経営権を取り戻した三原社長 単独インタビュー ~
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1201226_1527.html
こちらも従業員や顧客をそっちのけで経営権を巡っての醜悪なバトルが繰り広げられているようです。
ヤフコメは長いものに巻かれたい人が多いイメージですけど、今回もそんな感じなんでしょうかね。
新会社は、おそらく今後我々が存在を認知できるような活躍をする存在にはならないでしょうから、そんなに気にすることもないでしょう。
長いものに巻かれたいなんて感じじゃなくて単なる無知だと思いますよ。それこそタイトルだけ読んでテレビまた売ってくださいとか、これまでの経緯を全く知らずにデータセンターや蓄電池に目をつけるなんて感心とか、原田会長頑張ってとかとかいった具合です。逆に原田氏が正式な取締役会を経ずに会長を自称していることを指摘するコメントは「共感した」や「なるほど」より「うーん」のクリック数が多いという始末です。以前の2ちゃんねるがそのまま引っ越してきたのが現在のヤフコメです。大体データセンターや蓄電池事業の新会社に出せる金があるならそもそも破産なんてしないし民事再生だった許可されるはずって解りそうなもんなんですがね。
見出しだけで中身見ない人は珍しくないですけど、その程度の興味なのになんでコメントは書くんだろ? は疑問ですね。
結局情報を読めば読むほど、だんだん「どうでもいいか、こんな会社の終わり方なんて」って気分になってきます。現経営陣も酷ければ譲渡直前の旧経営陣も無能、反対派はやり方が非合法あり・・・こんな感じですし。