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TMPGEnc Video Mastering Works 8買った&バグ報告

2025-03-22 13:32:21 | 意味なしレビュー
昨日書きました通り、PEGASYSの新ソフト、TMPGEnc Video Mastering Works 8 が発売されましたので、仕事が終わると早速買いに。ただ、直前にPEGASYSより発売の案内のメールが届いておりまして。それによると

"※アップグレードを行いますと、TMPGEnc Video Mastering Works 7 のライセンス は抹消となりご利用いただけなくなります"

という少し困った注釈が。うーん、PEGASYSはそこらへんの管理いい加減なところがあるので、ひょっとしたら8のアップグレード版を買っても7が全く問題なく使い続けられたりするかも知れません。でも、万が一を考えたら・・・と言うことで7が問題なく使い続けられると思われる優待販売版にしておきました。ちょっと高いですけどね。8での機能ダウンを心配してまだアップグレード版の購入に踏み切っていない方、少し待った方がいいと思います。今のところ7でできて8で使えない機能というのは確実に存在しますし、それが大事かどうかは人それぞれですから。
それに加えて、最初の版ですから当然のようにバグも存在します。わたしが見たところ、今のところ主に出力設定の画面のバグですが

・動画を変えても前の設定の一部が残ってしまう
7までならフィルター画面で24fps化の処理をすると出力画面でも23.976fpsになるものですが、8は初期値29.97fpsになったままになってしまいます。気を付ければいいだけの話ですが、注意が必要です。逆の場合もあり、一度24.976fpsの設定を行うと次の動画を29.97にしようとしても、出力画面では23.976のままになっています。また、1920x1080の動画のエンコード処理をバッチにしたあと、1440x1080の動画を入れてまたバッチを作ろうとしたのですが、出力ファイルが1920x1080のままでした。新しい動画やフィルターの設定が生かされていません。

・アスペクト比の変更ができない
いまのところアスペクト比が1:1しか選べません。なので1920x1080ならともかく、1440x1080の動画をエンコードすると4:3のレターボックス映像になってしまいます。まだまともにテストできる段階ではないのです。

・SVT AV1の速度の設定
8の目玉と言っていいAV1出力。そのうち「SVT AV1」というモードでは速度が「やや速い」までしか選べません。ただ、一度バッチ化したあと編集しなおせば、標準以下の速度も選べます。また、まずIntelの内蔵GPUのモードを選んで速度設定を遅い方に行った後、再びSVTに戻す、でも速度の変更は可能です。ただ、今試してみたらあまりにもエンコードが速いので、反映されてないかも知れません。

・ハードエンコードのAV1ファイルサイズ
ファイルサイズから推測するにビットレートが5Mbpsくらいに固定されてしまっている感じです。これでは最低限のテストもできません。

これらは非常に簡単なバグなので、すぐにでも修正アップデートがあるでしょう。ただ、安心して使うにはまだまだ見えてない問題はありそうなので、もう少し待ってみるのがいいかと思います。わたしはテストする側だと自認してますのでそのままいろいろ試してみてますけどね。当面は1920x1080だけやっとこう。

追記:OSごと落とすような不安定さこそないものの、バグが多すぎてまともに使えません。ある意味ベータ版以下の状態です。土日なので修正も週明け以降しか期待できないので、まだ買っちゃいけません。買うのは金を払ってテスターをやることに快感を感じる特殊な趣味の持ち主だけにしておきましょう。しばらく7を使うのがいいと思います。
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