前回は到着初日での評価でしたのであまり踏み込んで書けませんでしたが、今回はわたしがAMD系にこだわる理由である動画再生能力に関していろいろ試してみました。なにせFX型番と言ってもAPU自体はKaveri。デスクトップ版のA10-7850Kや7800の動画再生能力が満足のいくものだっただけにこのFX-7500にも同等の性能を期待してしまいます。
さて、Kaveriと言えばFluid Motion。前回はPowerDVDの体験版でFluid Motionの設定画面は出たもののチェックを入れることができなくなっていたことまでは確認しました。体験版ゆえにFluid Motionが使えないようになっている可能性を示唆しましたが、もう一つドライバが初期のものでは対応していない可能性も考慮に入れなければなりません。そこでドライバを14.9に更新してみます。これが現状最新の正規版であり、かつA10-7800でFluid Motionが使えているのは確認済だからです。今度は外部BDドライブをUSBで接続し、キチンとしたBD映像ソフトを利用します。もちろんFluid Motionが使える24fpsものです。
しかし、これも症状は全く同じ。仕方ないので最新のドライバである14.9ベータ2に切り替えます。ベータ版なので一度ドライバをアンインストールさせないといけないため、面倒ですが仕方ありません。そうしないと途中で止まってしまいます。
さて、それでもやはり有効になりません。こうなったら最後の手段です。あとでトラブルが出るのを覚悟の上でPowerDVD14Ultraの正規版を使います。念のためA10-7800のはアンインストールしたうえでインストール。パッチを充てて最新のものにしておきます。さて、これでどうなるか・・・。やはりダメ、Fluid Motionの設定画面が出るだけでチェックを入れることはできませんでした。つまり前回チェックを入れられなかったのは体験版だからではなく、モバイルKaveriではFluid Motionに対応できないからだったようです。ただ、Fluid Motionは対応していないハードだと設定画面すら出ない~体験版で確認しました~ので、なにかしらの方法で機能を殺してある可能性が高いです。これがドライバなのか、かつてのAMDのCPUのようにハード的に使えないようなっているのかはわかりませんが、「使えるのに使えない」ようになっているようです。
動画品質の設定項目が少ない点といい、おそらく省電力のためでしょうがULV版Kaveriは動画再生能力がだいぶ抑えられてしまっています。ここら辺最初から省電力を想定して作られたKabiniとは違う点なのでしょう。ただ、まだ綿密に、ではないですがKabiniではインターレース解除を「自動設定を使用する」にしておくと、特にH.264/AVCのインターレース動画でうまく解除しきれないケースが見られますが、このULV版Kaveriはそこらへんはデスクトップ版と同じ品質で解除してくれ、基本機能はデスクトップ版と同じ設計になっていると思われます。それだけに残念。動画品質を求めるなら、現状このULV版Kaveriを使ったThinkPad E455は合格点は出せるものの、デスクトップ版に比べればやはり劣るといわざるを得ないでしょう。
さて、Kaveriと言えばFluid Motion。前回はPowerDVDの体験版でFluid Motionの設定画面は出たもののチェックを入れることができなくなっていたことまでは確認しました。体験版ゆえにFluid Motionが使えないようになっている可能性を示唆しましたが、もう一つドライバが初期のものでは対応していない可能性も考慮に入れなければなりません。そこでドライバを14.9に更新してみます。これが現状最新の正規版であり、かつA10-7800でFluid Motionが使えているのは確認済だからです。今度は外部BDドライブをUSBで接続し、キチンとしたBD映像ソフトを利用します。もちろんFluid Motionが使える24fpsものです。
しかし、これも症状は全く同じ。仕方ないので最新のドライバである14.9ベータ2に切り替えます。ベータ版なので一度ドライバをアンインストールさせないといけないため、面倒ですが仕方ありません。そうしないと途中で止まってしまいます。
さて、それでもやはり有効になりません。こうなったら最後の手段です。あとでトラブルが出るのを覚悟の上でPowerDVD14Ultraの正規版を使います。念のためA10-7800のはアンインストールしたうえでインストール。パッチを充てて最新のものにしておきます。さて、これでどうなるか・・・。やはりダメ、Fluid Motionの設定画面が出るだけでチェックを入れることはできませんでした。つまり前回チェックを入れられなかったのは体験版だからではなく、モバイルKaveriではFluid Motionに対応できないからだったようです。ただ、Fluid Motionは対応していないハードだと設定画面すら出ない~体験版で確認しました~ので、なにかしらの方法で機能を殺してある可能性が高いです。これがドライバなのか、かつてのAMDのCPUのようにハード的に使えないようなっているのかはわかりませんが、「使えるのに使えない」ようになっているようです。
動画品質の設定項目が少ない点といい、おそらく省電力のためでしょうがULV版Kaveriは動画再生能力がだいぶ抑えられてしまっています。ここら辺最初から省電力を想定して作られたKabiniとは違う点なのでしょう。ただ、まだ綿密に、ではないですがKabiniではインターレース解除を「自動設定を使用する」にしておくと、特にH.264/AVCのインターレース動画でうまく解除しきれないケースが見られますが、このULV版Kaveriはそこらへんはデスクトップ版と同じ品質で解除してくれ、基本機能はデスクトップ版と同じ設計になっていると思われます。それだけに残念。動画品質を求めるなら、現状このULV版Kaveriを使ったThinkPad E455は合格点は出せるものの、デスクトップ版に比べればやはり劣るといわざるを得ないでしょう。
何年か前の総務省の資料だと普及は900万世帯でした。
110CSの電波は、全国の大半のCATVで再送信されていません。(例外はフレッツ光で、110CSも再送信しています。)
CATVでのCSの番組は配信会社(JDSやJC-HITS)の光ファイバー経由が多く、スカパーやスカパプレミアムの電波は受信していません。
世帯普及率
BS 73%程度 (そのうちCATV経由が約50%程度)
110CS 20%程度 (大半のCATVでパススルーしていない)
総務省がBS17での8K/4Kに拘る理由です
>2014-11-01 12:36:45さん
このエントリーと関係ない話なんですが・・・まぁいいか。
現在はBSのアンテナ設置=CS110設置、とみなしていい状況なので、有料放送契約者と普及率をイコールにはできないですね。ただ、日本放送協会が放送界の主導権を持つ~日本でその座から降りることはありえない~ので、CSはあくまでオプション放送、本放送はBSという状態が覆ることはないです。これは効率とかの問題ではなく放送形態の在り方の問題です。
BS・110度CSは48スロットなので総務省が電波利用料の方を優先すると思いますが。
BS25の名称を使った場合、BSなので4K8K放送の放送ができると思いますが規格化が難航している4K8Kの試験放送・本放送が1年程度遅れるのは確実なのでBS17を2K放送を利用した方がいいと思います。
だからこのエントリーと関係がない話なんで・・・。
多分2K放送はいじらないと思いますよ。
M265Xの方が対応してなくてDGがONだと効かないという可能性も考えられますね。
設定ではできています。ただ、ほとんどのソフトがパフォーマンスグラフィック(265)ではなく省電力グラフィック(内蔵)固定になっていて切り替えできないんですよ。おそらくディスプレイは内蔵GPUに直結されている形式でのデュアル構成なのでできないのかと思います。265のGPUでの再生も試してみたかったんですが。
Revision KV-A1のkaveriしか世に出回ってないはずですのでデスクトップ用とモバイル用は基本的に同じチップだと思うのですが、片方で出来ないというのは少し不思議に感じますね。
AMDはRevisionが同じものを機能カットしたりはしないはずなのですが。CPU-Zで確認できますが、もしかしてKV-A1じゃなかったりするのかな。
僕もE455買う予定なのでこの件は自分でも検証してみようと思います。進展あればまたこちらに書かせていただきたいと思います。情報ありがとうございました。
CPU-ZだとGPUは単にAMD Radeon(TM) R7 Graphicと出ます。これは内蔵の方のはずなんですが、BoardはLenovoの扱いになりますね。
ちなみにCPUはKaveriではなくBlad Eagleになります。Kaveriじゃないのかも。