goo blog サービス終了のお知らせ 

録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

GV-MVP/RX3は、どこまで意味があるか

2005-09-11 01:24:53 | 意味なしレビュー
アイオーデータから、初めてデジタル放送をパソコンで(正しく)録画しながら
DVDに移動できるキャプチャーボードが出るようだ。

http://www.iodata.jp/prod/multimedia/tv/2005/gv-mvprx3/

ただ、ウチのCATVみたいにコピーワンス信号しか入っていない環境
じゃ、移動しか出来ない分かえって意味無し。それでも、このままの録画
ガード状態のデジタル放送が続くのならば、将来的にはこうならざるを得ない
わけで、メーカーとしての立場を確立するには意味がある。ただ、年内にも
予定している録画ガードの見直ししだいでは、来年にはアナログ放送の録画
しか使い道は無くなるだろう。その性能も同社のハイエンドモデル、
GV-MVP/GXシリーズと比べて、多少安いか、程度の感しかないので、
正直買うべき商品では無い。期待は禁物だが、BDかHD-DVD互換の
フォーマットで、D3以上の端子を持つハードウェアキャプチャーボードが
出るまでデジタル放送対応版は待ったほうがいい。勿論、最低移動が出来る
のは必須条件だ。

ただ、面白いのは「録画時のみ」という条件付ながら、3次元のY/C分離と
ノイズリダクションを両方使えること。μPD61153Bは基本的にどちらか
ひとつしか使えないわけだから、なにかしらアイオー独自に手が加わっている
わけだ。GV-MVP/GXWでも近い技術が採用されているようなので、
今後同社の定番となるかも知れない。単純に考えられるやり方としては

・バッファメモリを2倍使用
・ノイズリダクションはソフトウェア
・一旦戻して2回処理

と言ったところか。もちろんわたしの思いもよらない方式だと思うが。
この次買うキャプチャーボードはアイオーのものにしてもいいかも知れない。
ただ、今回のGV-MVP/RX3はパスした方はよさそうだ。
移動が添付ソフトのPowerProducer利用時のみ、というのも厳しい。他の
ソフト(特に、アイオーのDVDドライブに採用例の多いMovieWriter)に
慣れている人間には食指が動かない。部門は違うのだろうが、ドライブと
キャプチャーでソフトは統一して欲しいものだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« PX-TV432Pの巻 その6(ちょ... | トップ | DiXiM DMR-1000が欲しい! »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

意味なしレビュー」カテゴリの最新記事