2012年10月のブログ記事一覧(2ページ目)-ＳＮＡＰ

スナップオン / 2012年10月12日

昨日プロメカニックじゃない一般のお客さんが工具を買ってくれました。

スナップオンのＨＥＸキーセットと３／８エクステンションセット。

最近ごくごく稀にですが一般のお客さんからスナップオンを売ってくれと言われます。

一般のお客さんでも色んな方がおられますが、ここ最近は年配の方が多いのです。

お子さんも手から離れて時間的にも金銭的にも余裕が出る頃でしょうか。

昔欲しくても買えなかったスナップオンを。

そんな感じなのでしょうか。

あくまでも僕の推察ですが、とにかくお求めになられるわけです。

嬉しいのは買ってくれたこともさることながら、趣味だからこその売り手と買い手のやり取りがありまして。

プロメカニックであればもちろん半分趣味で買ってくださってる部分もあるのでしょうけれど、やはり仕事で使う道具です。

時間との戦いですから耐久性とか使いやすさといったことも重要ですが、目的はあくまでも作業を正確に素早くこなすことに尽きるわけですから、一般の方が趣味で買うのとは、やはり求めるポイントがちょっと違うわけです。

嬉しかったのは趣味人としてのスナップオン談義が出来たこと。

このラインがどうたらとか、ここのローレットがどうとか、クロームメッキの質感がとか。

もちろんこれらひっくるめてスナップオンの性能であり魅力なのですが、プロの方と最近こういうやり取りがなかったような気がいたします。

ちょっと懐かしくなりました。

で、同じくちょっと反省。

プロの方ともそういう談義があっていい。

もちろんお仕事のお邪魔にならない程度に、です。

作業の前にひと呼吸と言いますか、スナップオンのロゴを見て、よしやるぞ、みたいな感じ。

そういうアクセントが仕事にもあって良いと思います。

スナップオンって奥が深いなとつくづく思いました。

ＳＮＡＰ－ＳＨＯＴ

またまたやりました！安村閣下！
ついにシュアファイア充電モデルのロウマンをご購入！
見て下さい、この恍惚の表情を！

島野くんは自慢の８６の前でストレートメガネを買っての記念撮影！
ナンバーもやっぱり８６でした！

若杉さんはソケットトレイをお買い上げ。
これだけ名前出してんだから顔出しても良さそうだけど。

蟹助！
奥さんから頼まれてお買い上げのブルポはＥＣＦＬＥＤ２１５ＪＰです。
気にってもらえて良かったの２個目です（笑）

今川くん。
あれれ？こちらもＥＣＦＬＥＤ２１５ＪＰでした（笑）
続くときは続くもんです。

トリはいつも応援有難うございますの高原社長。
ご注文のミニダクターⅡ納品させて頂きました。

それではまた！

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ハーレーを目指せ！

車 / 2012年10月11日

僕は常々スナップオンの目指すべき答えはハーレーダビッドソンのなかにこそあると思っています。

バイク好きの方でハーレーダビッドソンを知らない方は誰もいません。

いやバイクに興味のない方でもひょっとしたらハーレーダビッドソンを知らない人っていないかもしれません。

それくらい有名なバイクです。

ハーレーダビッドソンもスナップオンも同じアメリカ生まれでそれぞれのカテゴリーで王者の地位に君臨しています。

だけどハーレーは知ってるけどスナップオンって何？っていう人は結構いると思うのです。

全くバイクに興味のないおばちゃんがハーレーって聞いたことあるけどスナップオンは聞いたこともない。

知名度が段違い。

ちなみに、日本国内での自動二輪登録台数ですが、年々減少傾向にあるにもかかわらずハーレーだけは２０年以上も連続で増加傾向にあるそうです。

このデフレ不況の日本でこの現象は正直に凄い。

どうしてハーレーってそんなに売れるのでしょう。

性能だけでみれば、国産バイクのほうが速いし、曲がるし、止まります。しかも軽いから取り回しも楽です。

外国産バイクでもハーレー以外にたくさんのメーカーが輸入されてます。

ドカティにＢＭＷにトライアンフにモトグッティ。他にもたくさんあります。

だけどハーレーだけが独り勝ち。

ハーレーには他のバイクにはない独自の世界があります。

カスタムスタイルも千差万別。それこそハーレーの数だけカスタムスタイルがある。

カスタムパーツもメーカーも無数にある。

イベントも全国各地で行われてどちらも大盛況です。

最近では女性ハーレーライダーも増えているとか。

ハーレーダビッドソンジャパンではハーレーの性能よりもハーレーに乗ったらこんな楽しいことがあるといったライフスタイルの提案に力をいれて営業していることも要因のひとつかもしれない。

ハーレーの戦略は徹底しています。

挑まない。

比較しない。

非凡に徹底。

マスマーケティングに頼らない。

日本国内で他の二輪メーカーが価格や性能面で激しい競争やしのぎを削っているなかで、ただひとり王道を歩む。

なかなか出来ないことですが実践して実際に成功しています。

でも、僕はハーレーが登録台数とかの数字的な販売実績がどうとかいうよりも、ハーレーが単純明快に凄いと思っていることがあるんです。

それは、ハーレーだけが他のバイクと違って別格であるということです。

どういうことかというと、こういうことです。

君はバイクに乗っているんだってね、何に乗ってるの？

ハーレーに乗っています。

これで会話は成立します。ところがこれが仮にカワサキに乗っていますとかＹＡＭＡＨＡに乗っていますとかは言わない。

必ず車種名を言うわけです。

車で例えるならフェアレディＺに乗っていますとか言っても日産に乗っていますとかは言わないのと同じで、ハーレーて車種名じゃなくて会社名なんです。

でも会社名で通用しちゃう。

ハーレーに乗っている。

ただそれだけ。

これって凄いことじゃありません？

いやそれを言うならドカティに乗ってるでもいいし、ＢＭＷに乗ってるでもいいだろ！って声が聞こえてきそうですが、バイクをあまり知らない人にドカティって言って伝わるでしょうか？おそらく知らないだろうし、ＢＭＷってバイク作ってるの？って言われるのがオチです。

それくらいハーレーは別格なんです。

しかも性能はそれほど優れてないし、価格もけっして安くない（笑）！

でも国内で独り勝ち。

僕もハーレーを持っていますが、全く飽きません。

飽きないどころか毎年好きになってます。

買って２０年以上経ってるのに売る気にならないし、一生持ってるつもりです。

全てにおいて別格。全てにおいて規格外。それがハーレーダビッドソンです。

僕が愛しているスナップオン。

スナップオンもハーレーダビッドソンのように別格にして規格外。

そんな存在になれたらいいな。

と思っています。

ＳＮＡＰ－ＳＨＯＴ

堀くん
電動インパクトにソケットホルダーにＥ型トルクスまとめ買いに感謝！

ジュンは紛失した工具を補充しました。
けっこう失くすね。

それではまた！

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宣戦布告

政治経済 / 2012年10月10日

以前にも当ブログで紹介させて頂いた映画ですが、尖閣領土問題冷めやらぬ今だからこそもう一度紹介しておこうと思いました。

麻生幾原作の小説を映画化した作品。自衛隊の治安出動における問題点を浮き彫りにした名作です。

劇中では福井県若狭湾に北朝鮮潜水艦が座礁することからスタートするのですが、その潜水艦が北朝鮮のものだと判明して政府に情報が届くまでがとにかく遅い。かつ、警察出動からＳＡＴ投入そしてやむなく自衛隊出動となるも、とにかく政府が自衛隊出動を決断するまでがこれまた遅い。次々と犠牲者が発生します。そうです、この潜水艦には北朝鮮の工作員が乗船していてしかも福井県内に上陸してしまうのです。

ついに民間人犠牲者も出てしまうのですが、とにかく憲法や自衛隊法に縛られた自衛隊はたった数名の北朝鮮工作員に手も足も出ないのです。次々と倒れていく隊士を見かねた上官は武器の使用を認めるよう上層部に進言、それは政府に伝わりますが、ここでも政府の弱腰がなかなか思い切った判断を出来ずに、無意味に現場では自衛隊員が死んでいきます。

そこには外務省も含めた有事対応のコンセンサスが政府で取れていないことが原因となるのです。とにかく発砲は相手に宣戦布告を意味するといってすでに死者が出ているにもかかわらずオロオロするばかり。

今の民主党政権で有事が起きたらもっと酷いことになるのは容易に想像がつくというもんです。なんとなく自衛隊の専守防衛について理解してるつもりでもこうも映像でリアルに日本の置かれた防衛に対する貧弱な法規制を描かれたら、次期総選挙ではこのことも真剣に国民は考えなければいけないのではと思ってしまう次第です。

とにかく面白くあっという間に終わります。良かったら是非。

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思いやり

生活 / 2012年10月09日

本日からシビリアンが車検なのでエルフで巡回でございます。

さしあたりテキトーじゃなかった厳選した工具箱を積んでおりますので皆様よろしくお願いいたします。

さて、今日のお題は思いやりです。そういえば思いやり予算っていうものもありましたね、あの話ってどうなったんでしょう？まあ本題から外れるので忘れましょう。

で、本題ですが、人間というのは感情の動物だとは良く言ったもので、頭では理解してても感情が邪魔をして物事が上手く進まないということが良くあるようです。

先日もとある会合で雑談してたのですが、皆がお互いを思いやり歩み寄れば上手くいくことが分かっていても、人間というのはなかなかどうして出来ないもので、一度話がこじれると修復というものは難しいものだなあと感じた次第です。

それにしても思うのですが、思いやりとは何ぞやとじっくり考えましたところ、日本人ならではの長所が災いすることもあるのかな、と考えるのです。

どういうことかと言いますと、例えば見ず知らずの人と街中で知らず知らずぶつかるとします。どちらが良いとか悪いとかでなく、普通はお互い謝るじゃないですか。こちらの不注意でぶつかってしまったかもしれないという相手への思いやりからの謝罪です。謝られる側もそこへ輪を掛けるような下劣なことなど当然しないで、こちらこそすいませんと謝ります。そこにはお互いに高い人間性というか道徳性というかそういった高度な心を持ち合わせた同士でなら成立することであって、そうじゃない相手とだと大変です。

中には思いやることでこちらが大変な目に遭うこともあるでしょう。そういうことが続くと人間というのは道徳性とは別に感情が先に出て、それこそ頭ではわかっていても相手に歩み寄ることが出来なく（したくなく）なってしまう。

そうなると思いやろうとしたところでそもそも過去にこじれた経緯があるとそんなこと出来るはずもないわけでして。

良く「相手を変えようと思っても駄目、まずは自分が変われば相手も変わる」なんて言いますが、相手が変わってくれるまで、気付いてくれるまで思いやればいいのでしょうか。

思いやるとは日本人としての長所である高い道徳性があってはじめて成立することなのではないかと思うのですが、つまりあまり高い道徳性を持っていない方々（失礼）とで思いやりって成立しないんじゃないかと考えるわけです。

ってことは相手の良心に訴えるような思いやりをしてあげても全くの無意味で、むしろ正面きって正々堂々と道徳をもって相手を正す。これも思いやりなのかもしれません。

なんて事務所でボ～っと考えてしまいました。

なんせ今日はエルフで売り上げも芳しくなかったんで変な思考回路が働いたかもしれませんね。

それではＳＮＡＰ－ＳＨＯＴいきますか！

健ちゃん！
ライルのバキュームホースツールお買い上げっす。
みんな持ってるもんね。

坂口くん！
念願のＫＲＡ２００７ブラック購入です！
組長観てますか？

ではまた！

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歴史に学ぶ

政治経済 / 2012年10月07日

久々の更新となりましたＳＮＡＰ－ＢＬＯＧです。色んなお客様から最近ブログをサボっているとお叱りを受けまして、早く更新しようとしてたのですが毎日忙しかった（日付変更線を過ぎても仕事が終わらない！？）のと体調を崩してしまったのとが重なりまして更新がのびのびになってしまいました。体調管理は大切ですね、反省しなければ。

さて、そんなこんなで本日のお題は歴史に学ぶでございます。歴史に学ぶということはとても大事なことだと思うわけですが、とりわけ現在の日本の状況は昭和初期の頃と驚くべきほど似ていまして、その頃の日本はどのような道を歩んだのかを知ることは重ねて大事なことだと思うわけでございます。

こちらはゴールデンサミットという番組で紹介されていたフリップです。

ご覧のとおり日本は平成バブル以前に実は大正バブルというものを経験していたことが分かります。偉そうに書いてる僕もつい最近まで日本は平成バブルからのデフレ不況というものは日本がはじめて経験した事象だと思っていました。ところが９０年近くも前に日本は同じような苦しみを味わっていたのです。そして現在の日本はバブル崩壊以降２０年近くもデフレに苦しんでいますが、第二次世界大戦以降デフレが発生した国は日本だけだそうです（リーマンショック以降は世界各国がデフレもしくはデフレ手前という状況に苦しんでいます）。

それにしても当時の状況を現在と比較すればするほど時系列的に酷似しております。大正バブル崩壊後にＮＹウォール街株式大暴落から端を発した世界恐慌が発生します。同じように現在もアメリカ不動産バブル（サブプライムローン）崩壊からのリーマンショックという第２次世界恐慌が発生しました。また、驚くべきことに当時の日本は世界恐慌の４年後に昭和三陸地震が発生しましたが、現代もリーマンショックの３年後に東日本大震災が発生しているのです。

大正バブル崩壊からのデフレ不況に追い討ちを掛けるような世界恐慌、さらには昭和三陸地震という災害に見舞われ経済的に大ダメージを受けていたことは想像に難くありません。当時の日本はいかにしてこの不況を脱したのでしょうか？歴史に学ぶことはとても大切だと思いますし、まして２０年近くもデフレ不況に苦しむ日本です、藁にもすがる想いで解決策を授かりたいのではないのでしょうか。

当時の日本も現在の日本と同じように財政再建が叫ばれていました。デフレ不況に苦しむ国民の所得は下がり家計を圧迫します。日々家計を切り詰めて生活する国民はやがて政府にも財政の切り詰めを要求するようになりました。結果、時の政権は緊縮財政を叫び、国民に痛みと苦しみを求め苦難に耐えるよう呼びかけます。みるみる国民所得は減り経済は疲弊していきます。どこかで聞いたような話ですよね。そうです今の日本と同じです。

ところがこのままではいけないと新たな政権誕生し、これまでの緊縮財政路線から財政出動、金融緩和路線に切り替えたのです。そしてこの政策変更とともに国民所得も上昇し再び経済成長していくことになりました。このことは個人や企業と、政府とは全く違う観点で投資活動を行わなければならないことを教えてくれています。

不況のときは個人や企業は投資を控えます。支出を抑えると言い換えてもいいです。ところが同じように政府も投資を控え、支出を押さえてしまっては日本国内で誰もお金を使わなくなってしまいます。これではさらに景気が冷え込むのは当たり前の話です。政府の経済的役割というのは実はとても簡単なことで、個人や企業が投資や支出を積極的にする場合、政府は投資や支出を抑え、反対に個人や企業が投資や支出を控えるときは代わりに政府が投資や支出を積極的に行うだけのことです。要はバランスですね。このバランスをどのあたりに持ってくるか。一般的には緩やかなインフレであることが好ましいと言われています。ちなみに安倍自民党はインフレ率３％を目標にしていますが適正な数字だと思います。

大切なのは歴史から学ぶということなのです。

ＳＮＡＰ－ＳＨＯＴ！！