レッドグランパ公式ブログ
SNAP-BLOG



僕のお客さんで活気溢れる現場作りをする天才がいます。そのお客さんは現場のリーダーをしていて後輩たちの面倒見も良く常に工場内の作業状況を把握しながら後輩のフォローに付くのです。もちろんそのお客さん担当の仕事もあります。ですがそのお客さんは自分の仕事をしながら全体を見渡すのが天才的に上手い。もっというなら人の行動を観察する天才なのです。

まだ若手だった頃のそのお客さんは腕の早い優秀な先輩の作業をじっと観察していたそうです。そしてああなるほどこういうやり方があるのかと感心しては自分のものに吸収していきました。人間1人で技術習得しようと思っても限界がありますが、色んな先輩の方法を良いとこ取りして自分流にアレンジしていけば成長も速いというわけです。

現在チームリーダーとして現場を引っ張っているそのお客さん、現在は工場内の仕事割り振りもその人がやっております。ふつうはフロントが仕事の割り振りをするわけですが、ここの工場は現場で実作業をするそのお客さんが割り振りをしているのです。実は今日のポイントはここなのです。

フロントはお客さんとの対応に追われながら受け入れた仕事をサービススタッフに割り振ります。このとき何を基準に仕事を割り振るかというと指数をひとつの判断基準に割り振るわけです。もちろんそのこと自体は問題ではないのですが当然ながらメカニックの技量は均一ではありません。指数通りに現場は回らないわけです。

良く現場のリーダー格であるべきメカニックがもくもくと自分の作業だけをこなす。そういう風景を良く見ます。間違いなく現場は上手くまわっていません。全体を見渡す人がいないからです。当然指数通りに作業指示を出したフロントの思惑とは大きく離れていくわけです。おかしい、これくらいの仕事ならもう終わっていいはずなのに。そしてその矛盾を埋めるためになるべく手の早いかもしくは手の空きそうなメカニックに作業を振り直します。フロントは接客もしなければいけないのでてんやわんやです。

これは良く聞く話ですが、もう少し出来るメカニックを入れて欲しいというのです。なるほど仕事が確実ならばやり直しもないし手が早いならば作業効率も上がる、ベストメンバーで構成された現場は最強です。しかしそんな現場は何処にもないし、あるはずもない。人員の成長、技術進歩は生産性の向上と平行して行わなければならない。この相反する矛盾に苦しんでいる現場がとても多いと僕は感じています。

断言出来ますが工場内の仕事割り振りはフロントではなく現場サービスのリーダーが行うべきです。しかし条件があります。皆から人望を得ているリーダーであることが必須条件です。そうすれば間違いなくフロントが振り分けるよりも効率的に現場はまわるはずです。その証拠にそのお客さんが勤務している職場はほんとに上手くまわっています。

人望のあるチームリーダーについてはまた後日UPしたいと思っています。

SNAP-SHOT

さかいさん。
2個目のボンネットライトをお買い上げです。あまりの明るさに衝動買いなのでした。

デニーロなまっつん
YA840はバイクいじりにぴったりです。

タカシくんはプライヤー3点セットを、浜ちゃんはゴーストさんTシャツをゲット!

みっちー&保坂くん
ブルポロールカートを買った保坂くん工具の魅力に嵌ったのかトルクレンチとタイヤゲージをお買い上げされました。
彼曰く「高岡に来たら何故か工具が欲しくなってきたんですよねえ」ですって。

それではまた!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする