きつい、きつい、孫の一言に

寒い昼日中外に出るのも億劫で朝からストーブの前に座りっぱなし
テーブルには生姜湯があったり、コーヒーがあったり、おまけに昨日孫の
誕生日だった残りのケーキもあるついつい手はケーキに、お煎餅にと
いってしまうこのところ散歩もせず、もぐってばかりの毎日でしっかり
体重が増えてしまっているせめて食べるのを減らせばいいのに、自分に
甘く口の中へ入れてしまうそんな私に今朝は中一の孫から
それはそれはキツイ一言が「ばぁちゃん女じゃないみたい」-----
えぇー私にとっては青天の霹靂------何で？---何処が？---孫とい
えど今の一言はないだろうどうしてそう思うの？と半分腹を立て
立て聞くと「だってさぁー」と言ったまま、私の雰囲気に恐れをなしたのか
口ごもるそして言った一言「もっと綺麗にすれば」だってそれは確か
に家の中だけに居るから、口紅つけてないし、半纏を着、足元は分厚いソッ
クスだけど-----でもそりゃぁないんじゃないの内心こいつめと
思いながらも、言われてもしょうがないかーと、変に納得その後
事の顛末を友に話すと大笑いされた（見てるんだねー）と、そして友の
一言、「まだ女を捨てるには早過ぎる、後20年は磨きをかけなくては、
それから女を卒業したって遅くはない）友人の意気軒昂に発破を
かけられるそれでも動くのがイヤで、ストーブの前に陣取っているどう
しようもない私