午前中に行ってきました
亡くなって20年が経ちました。
去年も書いたと思いますが、
20年前の担任したクラスの生徒です。
高校１年生で劇症肝炎で亡くなりました。
最後に会ったときは元気でした。
入試準備の大掃除後の帰りのホームルーム。
教卓のすぐ前の席にいた彼女の顔は今でも思い出せます。
入院した彼女をお見舞いに飯能中央病院に行ったけど
毛呂病院に転院した後でした。
くろすけには言わなかったけど、
その子はそこで亡くなりました。
入試の時期であったこともあり、結局見舞うことはできませんでした。
彼女が在籍した高校も、
先日最後の卒業式を終え、閉校となりました。
原市場の奥の方から片道２時間、
１年弱通った高校です。
私は新卒で赴任して10年間通いました。
原市場の一番名栗寄りのところ、レストランはまの手前にお墓があります。
自宅から車で片道１時間ちょっとでした。
駿河台大学前から一度東京都に出て、
南高麗から原市場へ。
道すがらこの時期は、あちこちで綺麗な梅に出会います。
お墓には花が祀られていました。
合掌。
また来年と伝えました。
今日(３月８日)も早引けして
川越でコーヒーを買って、池袋に行きました。
久しぶりにキャラメルボックスの当日券に並びました。
無事に券を買って、劇場外の喫茶コーナーでビールを飲んでもしかすると弟も来ているのではないかとロビーで目をこらしているとどっかで見た人！
以前キャラメルボックスに在籍していた津田匠子さんでした。津田さんは、『銀河旋律』の桜田よしのさんです。キャラメルでは、男より強いのに、女らしい女性を演じてきた俳優さんです。
津田さんとは面識はないので黙って去ろうとしたら、津田さんが連れの人に「成井さんの弟さん」と囁いてるのが聞こえたので、慌てて挨拶しました。
劇場ロビーでは滅多に知っている人には会いません。キャラメル関係者も、開演間際に所定の座席に座っているみたいです。
今日は、先日とは逆の順番で芝居を見ました。
『盲目剣谺返し』は、別れのシーンで泣きました。でも、『隠し剣鬼の爪』の方が楽しめました。『隠し剣』の方が、１回目で気づかなかったことに多く気づいたからかも知れません。
どちらも武士である主人公が、縛られている道徳や規律から解き放たれて、愛を勝ち取るという話です。『盲目剣』の方がドラマチックだけど、『隠し剣』の方が女性が自立していて現代的なのかも知れません。だから共感できたのかも。
で、のんびりレッドアローに乗って帰ってきたら、所沢駅の改札フロアーで、なぎにバッタリ会いました。
所沢駅で知り合いに逢うのも本当に珍しいことです。
中学時代に好きだった子が新宿方面、私が川越方面に所沢駅で乗り換えて３年間通った高校生活の計600日ぐらいの間で、所沢駅で出逢ったのはたった１回だけでした。
それくらい電車の乗り換えで同じ時間同じ場所だったり、さらに雑踏の中でお互いに気づくのって滅多にないことだと思います。
なぎもビックリして、目を大きく見開いていました。なぎのつれは女の子でした。
なぎ、頑張れ！
