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3/7 浦和M ○ 3-1 初芝Magic : 柳田の両刀披露。

2008年03月07日 21時00分54秒 | Urawa Marines
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 今日は暖かな日でしたね。 雲が出てきてからはだいぶ寒くなりましたけど、試合をする&観るにはもってこいの天気でした。 今日は午前中の用事+夕方にも用事がありましたが、その合間をぬって浦和まで行ってみてしまいました。 まあこんな生活ができるのもあと少しですけどね。

 そのような穏やかな天候の中、浦和球場に初芝神率いるかずさマジックとの試合に臨みました。 11:30からの試合開始ということで、結構な数のご老人の方々がいつもの時間と間違えて12時過ぎに来ていたようです。 



     練習試合結果 (浦和球場 3月7日 11:30~)
  浦和マリーンズ 3-1 かずさマジック
 






 
   


 本日のマリーンズの先発は高校3巡目・植松(51)。 
 ブルペンでは今日の登板回数予定は3回とコーチが話していましたが、制球が定まらずフルカウントまで行くこともしばしばで投球数が増え、結局2回で降番となりました。


【1・2回】
 1回表。 植松は制球が定まらない上1・2番打者に粘られ連続してフルカウントとなりますが、なんとかレフトフライで2アウトまでこぎつけます。 しかし3番にレフト線へ低い打球で飛ぶツーベースヒットを許すと、4番打者にもフルカウントから四球を出してしまいます。 5番打者をファーストゴロに打ち取り難を切り抜けますが、ファーストへのベースカバーがおぼつかなく、変な角度でベースを踏み、ちょっとバランスを崩しそうになっていました。
 2回にもヒットを許して、結局は2回を被安打2 与四球1 無失点で終えます。 しかしストレートも変化球も制球が全く定まらず、かろうじて点数を取られなかった、といった感じでした。 植松は制球面に課題あり、といったところでしょうか。

 浦和マリーンズ打線は、2回裏に四球からはじまったチャンスをいかします。
 かずさマジックの先発投手・鎌形も制球に苦しみ、ボール先行の投球が初回から続いていました。 この回も1アウトから角中に四球を与えた後、佐藤の打席の初球ヒットエンドランを仕掛け見事に成功! 右中間へ飛ぶライト前ヒットで、一気に角中は3塁まで進みます。 次の青松は、外の変化球をうまく右に流してライト前ヒットとなり1点先制し、1塁ランナー佐藤も一気に3塁まで到達します。 続く新里は、低めの変化球を当てるだけとなりましたが、打球が弱いことが幸いしタイムリー内野安打となり、さらに1点を追加しました。
 この後、10番DHに入っていた柳田が打席に入ります。 今回は3球三振は逃れましたが、レフトへのゆる~~いフライでした。


【3回】
 3回表には、DHで打席に立ったばかりの柳田が、そのままマウンドに上がります。 確かに2回裏くらいから、ブルペンで投球練習はしていたんですけど、まさかDHなのに登板するとはビックリです。 本当に二刀流で行くんですね。。。
 かずさマジックは1番からの好打順でしたが、柳田の緩緩付けた(要は遅い球のみ)直球と変化球で相手を翻弄します。 ボテボテのファーストゴロ、セカンドゴロ、四球。 4番打者には右中間のライトフェンスぎりぎりまで飛ばされますが、1安打も許すことなく1回を無失点で抑えました。
 緩緩付けた投球でしたが、案外抑えられるものですね~。 ビックリしました。 でもやはり打者に絞った方が良いと思うんですけど。 今のところほとんどバットに当たらないけれど、昨年の定岡だって春は空振三振しかしていなかったのが、結構良いあたりをするようになってきましたから、打撃センスがある柳田が集中すれば今年の秋くらいまでにはなんとかなると思うんですけどね。


【4・5・6回】
 3番手・江口(69)は、制球定まらないながらも1回を被安打1 与四球1 奪三振2、で無失点で切り抜けました。 腕をたたんで投げる投球フォームなんですね。 私は初めてみました。
 次(4番手)に出てきた育成枠の小林憲(123)ですが、かなりストレート速いです。
 かずさマジックの打者は、ほとんど振り遅れていました。 実際、アウトは全て空振り三振ですからね。 昨日の大田スタジアムから連投となりましたが、昨日同様快調なピッチングをみせました。 少し課題があるとすれば、セットアップになるとやはり少しストレートが遅くなりますね。 しかしクイックも遅くはないですし、現在のところ、育成枠の中で最も6月までに支配下登録される可能性がある選手かもしれません。

 マリーンズ打線は、先発・鎌形、2番手・今成からヒットや四死球がいくつも出るもののダブルプレー等でことどとくチャンスを潰してしまいます。 代田も2回出塁しますが、露骨に「走りますよ~」という雰囲気を出すのは良いのですが、見事なまでに走るタイミングを読まれ、捕手・中村に2回とも刺されてしまいました。 こんなところまで幕張マリーンズの真似をしなくてもよいのに・・・


【7回】
 そうこうしているうちに、6回から登板している田村(126)が7回表に捕まります。
 この回先頭の代田の盗塁を2回連続で刺した男・中村に、詰まりながらもセンター前ヒットを許します。 9番・松本が送りバントの構えから一転バスターエンドランを仕掛け、その当りがサードの頭上を越えレフト線に落ちるツーベースヒットとなり、ノーアウトで2・3塁とされてしまいます。 
 ピンチを迎えますが、この日の田村は非常にテンポ良く投げていましたし制球も安定していてストライク先行していました。 かずさマジックは代打・田口を送り、平凡なショートゴロの間に1点を取りました。 この場面、マリーンズの内野陣は通常の守備体系でしたから、1点献上は止む無し、と考えていたようです。 2番打者の時には前進守備体系となり、サードゴロ・四球で2死満塁となりますが、4番打者・鬼崎を高めのストレートのボール球を振らせ、1失点でとどめました。

 その裏、マリーンズは1アウト1・2塁から、今日は3番に入っている塀内久雄がライト前に強いあたりのヒットを飛ばし、1点を追加してかずさマジックを突き放しました。
 塀内は本当に勝負強いですね。 今年のマリーンズの優勝の鍵を握るのは塀内かもしれませんね(浦和の)。


【8・9回】
 8回からは松本(45)が登板。
 5日の鎌ヶ谷ファイターズ戦では全く制球だ定まらっていませんしたが、今回はかずさマジック打線を全く寄せ付けませんでした。
 打者からみると打ちやすそうにでも見えるのでしょうか、非常に早いカウントから打たされ凡打の山を築き、2回無失点でした。 8回は5球、9回も6球の2イニングでわずか11球。 非常に効率の良いピッチングでした。
 前回できなかった制球面を1回でしっかり調整してくるところは、非常に好感が持てました。 


 今回もまた特別ルールでしたので、マリーンズの勝利は確定していましたが、試合は一応9回裏まで行われました(かずさマジックの公式ページでは9回裏が"×"となっていますが実際には行われ、かずさマジックの投手は左腕の斎藤(11)が投げています。)。
 

   


 マリーンズの選手では、投手の小林憲と田村の育成枠2人+松本がよかったくらいで、野手陣はちょっといまひとつでしたね。 打撃ではヒットも出ているし、守備もミスはほとんどなかったですが、好プレー!とかものすごい打撃!とかいうものは無かったです。
 かずさマジック側は捕手・中村の強肩と、ショートの相良が好プレーが光っていました。

 
    


 それにしてもかずさマジックは、良く声が出ていましたね~~。 ほとんど全てのプレーで、何かしら掛け声がかかっていましたよ。

 対してマリーンズで声が出ていたのは、投げている時の植松くらいでしょうか。
 
   よいしょっ! うんぐっ! うりゃ!

 密かに笑ってしまいました。 
 まさかこの言葉の違いで、投げる球がわかってしまうってことないだろうね?





 では最後に、試合前のノックをする初芝さんの写真をどうぞ。
 相変わらず遠方からなので、画像は粗いですけれど。












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