マリーンズ戦も台風で中止になりましたし、元々プロ野球の試合がない日にはプロ野球機構から何かしらのアナウンスがあるものですが、今日も以下のような発表がありました。
セ・パ誕生６０周年１１月にプロ対大学日本代表 （産経ニュース）
日本プロ野球組織（ＮＰＢ）と全日本大学野球連盟は３１日、東京都内のホテルで記者会見を開き、プロ野球のセ・パ両リーグ誕生６０周年を記念し、「Ｕ－２６ＮＰＢ選抜対大学日本代表」と題した試合を１１月２２日に東京ドームで行う、と発表した。プロの選抜チームと大学日本代表による交流戦は初めて。
各２４選手が出場する。 プロ側は、１２球団から推薦された今年１２月３１日までに満年齢２６歳以下の選手と、数名のオーバーエイジ枠（２７歳以上）で編成。 この日に発表された候補選手６３人には、巨人の坂本勇人内野手やヤクルトの由規投手らが推薦されている。
一方の大学側は、今夏の日米大学選手権のメンバーから４年生を除いた選手を中心に構成。 ２００６年夏の甲子園で優勝投手になった早大の斎藤佑樹投手（早実）や、昨春の甲子園で優勝した亜大の東浜巨投手（沖縄尚学）らが選ばれそうだ。
プロの監督は、大学出身の現役最年長監督であるヤクルトの高田繁監督（明大）が務め、オリックスの大石大二郎監督（亜大）と巨人の原辰徳監督（東海大）がコーチに選ばれた。大学日本代表は近大の榎本保監督が指揮を執る。
会見に出席した高田監督は「若い選手はこの時期、秋季キャンプでしっかり鍛えているので、いいチームができると思う」と手応えを口にし、榎本監督は「プロ野球に一泡吹かせたい」と勝利に意欲を見せた。
前々から大学とＮＰＢの交流戦が企画されている、ということは報道されていましたので、試合が行われること自体には何ら文句はございません。 とっても喜ばしいことかと思います。 アマチュアとプロは、ドラフトがらみなどでいろいろな事件があったこともあり、壁が高かったですからね。 公式な形で交流戦が行われるのは非常に良いことです。
でも、ＮＰＢ側に２つほど突っ込みを。
ひとつめ。
この産経ニュースの記事にはありませんが、Ｕ－２６ＮＰＢ選抜の愛称（？）
が「ＳＡＭＵＲＡＩ ＪＡＰＡＮ Ｕ－２６」って何よ？
いつまで「愛称」なんてものを付けるつもりなんでしょうか？
ノルディック複合日本代表が「無名ジャパンでいい」と言っていたのと対照的ですわな。 世界陸上も今回「愛称」付けるのをやめて報道していたりと、変わってきているというのにねぇ。 それも、ＷＢＣで使ったＳＡＭＵＲＡＩですか。。。
Ｕ－２６とはいえ、格下の大学野球に対してＳＡＭＵＲＡＩが斬りつけにいくわけですか。。。。。 へえ。
ひたつめ。
オーバーエイジ枠って何よ？
先ほども言うたように、格下の大学野球に対してオーバーエイジですか？ というか、なぜ親善試合にオーバーエイジ”枠”？ 枠って・・・・・・・・
すいませんが、何のサッカーワールドカップですか？
ＮＰＢ何がしたいのかわかりません。
２６歳以下じゃ、有名選手が少なくなって集客が見込めないから、ある程度の「目玉選手」を出したい、ってことなのかもしれませんが、それだったらわざわざＵ－２６やらオーバーエイジ枠なんて大それた言葉など使わず、「各球団から推薦のあった若手選手を中心にチーム編成をし、大学野球先発と戦います！」でいいじゃないですか。 このように言ったからって、「若手中心っていったのに、工藤や下柳や小宮山のようなオヤジを出すなんて卑怯だ！」（これはあくまで例です）なんて文句はほとんど出ませんよ。
というか、どうせならＵ－２６なんていう若手と対戦するより、Ｏ－３５（オーバー３５）のオヤジ主力選手選抜と対戦した方が、少年野球時代にあこがれたプロ野球選手達と対戦できて、大学選手達も嬉しいのでは？ 現役選手なら力量的には問題ないですしね。（本人達は、年寄りをこき使う気か、と怒るでしょうが。）
まあ、いいや。
ちょっと毒付きたかっただけだから
アジア野球発展の為、だとかいって始めたアジアシリーズもなくなってしまったことですし、その前には地味ながらも味わい深かった東西対抗も今はなしだし、そういった意味では、シーズンオフに少しでも本格的っぽい野球の試合を観る機会があるのは、野球ファンとしては嬉しいことです。
場所が東京ドームっていうのがいま一つですけど、それはさておき、ＮＰＢ選抜も大学野球選抜も、楽しいゲームを見せてもらいたいものです。
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明日先発じゃんか・大嶺、結局登板流れたぞ・唐川、今地元が台風通過中だな・神戸、大学生のお手本となる送球を・根元、君の口から「プロのレベルの高さを」と聞ける日々が来るとは・早坂
の５名でございます。
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