戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

22/12/30 最後まで働きます・

2010-12-30 17:31:53 | Weblog
 ハナちゃんのおセットの日、朝から大関ワンワンショップへ出かける。明日は私がワダさんでセットをすればお正月の準備は終わる。お店は来てくださったお客様の為に出かける時は“直ぐ戻りますのでお待ち下さい”と書いて張り紙をしておく。大体に於いてうちのお客様は他に無い電球を買いに来るのでそのようにしておいても休むよりは良い。このようにして間に3回外に出た。1度は出来上がったハナちゃんを受け取りに、あとは会社と近い自宅との往復である。空いていれば15分か20分で往復出来る。今日はそんなに混んでいなかったが往復で20分かかった。店に戻った時、前の駐車場にお待ちになっていた方がいた。急いで下りて店を開ける。このお客様の買う電球もうちにしか置いてない、本当の特殊なものだった。だからあまり休まない事にしている。切れてしまったら商売を休まなければならない事だってある。大変難しい利の薄い商売であるし、高価な物を在庫して7,8年に1度しか売れない物もある。そして電球には寿命がある。今日のお客様も買って半月しか経っていないのに切れてしまった、とお冠だ。いろんな書類を調べ、その電球が500時間の寿命である事を告げた。1晩に10数時間、それも非常に激しい運動を繰り返す器具についているその球は高熱によりフィラメントが焼けていて、実験室で長時間付けっぱなしで寿命を計るメーカーの表示より早く切れる事が多い。最後には納得してお帰りになった。明日もう1日だ。頑張ります。今日は6時に帰ります。

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