戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

25年3月11日 震災記念日。

2013-03-11 17:03:26 | Weblog
あれからたった2年しか経っていない。遠い昔のような気もする。時間を戻してみると去年の3月11日は大腿骨骨折で入院していた。去年も震災記念日はやってきたわけだけれど、何故か今年の方が思い出される。ベッドに横になりひとりで迎える震災記念日より、机に向かいその時一緒に激しい揺れを感じて逃げた仲間達とその話をしながらだから余計現実感を感じているのかもしれない。3階建てのこのビルが倒壊してその下敷きになるように感じた。停電で信号は点かず警官の持つ長い警棒で家に帰ったけれど今度は長い停電で暖房が一切使えず、寒い思いをした。会社はガラス製品が落ちてその破片の掃除に掃除機は使えず、危ない思いをした。震災は2度あって欲しくない。アメリカに住む姉は地震など無いフロリダに来いというけれどそう簡単には行かない。結局は自分で防備出来るだけはして置くというところに落ち着く。日本人として生まれた以上これも運命と思うほかは無い。改めて震災の恐ろしさを感じている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿