眼底出血以来セントラルの水中ウォークは休んでその分早く帰り休養を多く取るようにしている。それでも食事のあと、だらしのない事にそのまま2時間位寝てしまった。昨夜も一昨日の晩も2日連続だった。相当疲れているとみえる。セントラルは休んで正解だった。カロリーを考え過ぎて多くの老人が栄養不良だとも聞いた。会社で多い時は12時間、少なくても10時間は普通の仕事をこなしている私としては、エネルギーは絶対不可欠のものでありながら、こだわり過ぎて過小なカロリーしか摂取していない時、頭が重くなってくる。鉄腕アトムの燃料切れと同じだ。燃料が入ってもアトムのような元気は出ない。しなびた老婆には、疲れというものが残ってしまう。それが現実だ。姉も妹も同じだと思うと悲しい。昔、若い頃は何かというとお互いに助け合い、何でも手伝った。それが今は殆ど不可能に近い。アメリカの姉の家が落雷で火事になるとそれっとばかりに妹が駆けつけ、太田の姉の家も同様の事故に見舞われると全員で駆けつけて出来るだけの事をした。大宮の妹夫婦などは泊りがけで手伝った。私が倒れた時はアメリカの姉が日本に数ヶ月来て手伝ってくれた。何事があってもお互いが力になったが、今は自分自身を賄う事で精一杯である。時々大病院に行くと、私位の年齢の年寄りは娘さんか、お嫁さんかが手を引いて歩いているのをよく見かける。私も手をひいてくれる人が欲しい時もある。絶対にそうはなりたくないが、分からないときなどはそんな人が羨ましい。眼底出血のときは甥が連れていってくれ、終わってからはすぐ迎えに来てくれた。荒針町の新しい街道で私ひとりでは行けなかったかもしれない。絶対に若い人に迷惑はかけないと思ってはいるが、そんな時は会社の人達も協力してくれる。ご好意に感謝して無理せずに甘えたい。頭や気をあまり使うのも疲れる元だから・・・