2006年5月26日(金)19時より、えーるピア206にて『ぼくは13歳 職業、兵士。』の著作者で、特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事長の鬼丸昌也さんから、ご講演を頂きました。テラ・ルネッサンスでの活動を中心にお話され、過酷な現状を背負わされたアフリカ・ウガンダの人々の実態を知りました。
内戦の続くウガンダ。拉致され、戦場に連れて行かれる少年兵、貧しい生活から抜け出したくて自ら志願していく子ども兵。どちらにしても、大人が始めた勝手な戦争の被害者です。
少年兵は、確認されるだけでも世界で30万人以上居ると云われています。反政府ゲリラの中に居る少年兵は、政府機関に見つからないように生活しているため、この30万人という数よりはるかに多くの子どもたちが、未だ戦場で生と死の狭間を生きているのです。
テラ・ルネッサンスの活動は、現地に8人のスタッフで運営している『子ども兵の社会復帰プログラム』。現金ではなく、クーポン券を子どもたちに渡し、それらの券を自分たちで管理する能力を身につけさせ、自分で貯蓄をしたりして、、、それを元手にビジネスを創める子どももいるのだとか!!!



鬼丸さんの講演内容は、幅広い情報に溢れていました。
「少年兵がいるんだぁ~、そんな可哀想なところもあるんだねぇ。。。どうしようもないね」ではなく、世界の現状を知った上でこんなことが出来た、あんなことも出来るかもしれない!!!現状を作っているのも私。それを食い止めるのも変えることが出来るのも、私。
「私自身、あなた御自身の手で決められるものだと思うんですよ!!」鬼丸さんから言われると、出来ないことはないっ

そう思います。自分の使命を私も持っていると信じて、探してみます。。
そして、ウガンダのコーヒーも飲んでいただきました。こだわりの一品なんですよ!!鬼丸さんに御紹介していただいたんですけど、日本で『無肥料・無農薬』のウガンダコーヒーの認定を受けているのはココだけ

http://katsuhara.jp/index.html やさしい口当たり


えらい良かったです!
感想と質問タイムでは、鬼丸さんが美味しいコーヒーを噴出すシーン(動揺でしょうか??



)も見られるほど、、多種多様なものが飛び出ましたね。。。データだけでなく(勿論、データの量は半端でなくお持ちですけど)人の行動の『心』を通してお話されるので、こんなにも心打たれたのだと思います。先進事例満載の鬼丸さん。今度は、久留米の小学生たちにもお話ください!!本当に有難うございました。

