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NPO法人久留米地球市民ボランティアの会(KOVC) ・ こぶし

身近に出来る国際協力や環境問題に取り組んでいます。お問合せはkovc2004@hotmail.comまでどうぞ!

えこまり通信 第6号

2010年02月01日 | イケマリ☆ベトナム通信

  ↟Bidoup-NuiBa国立公園 ~フラワーフェスティバル編~

               

     

 ダラット市に派遣されて19カ月。帰国の日(3/24)もいよいよ1ヶ月半後くらいになりました。
 これまでメインの所属先である「ダラット市森林公園公社」での活動をお伝えしてきましたが、そことは別に、ビドゥップ・ヌイバ国立公園の事務所にも足を運び、環境教育部門の同僚2名と一緒に活動を行ってきました。今回は、国立公園の紹介と年末年始(12/311/6)時に開催されたフラワーフェスティバルでの出展ブースについてご紹介します。

≪国立公園の概要≫
現在、ベトナムには28か所の国立公園がありますが、ダラット中心部を北方に50km向かったところに位置するこの国立公園は1986年に自然保護区として指定された後、200412月に国立公園として誕生しました。総面積64,800haで、うち91%が森で覆われています。亜熱帯高山気候の森林生態系を有し、1468種の植物(内97種が固有種)と385種の動物(内26種が国際自然保護連合の絶滅危惧種リストに記載)が確認されています。当公園は野鳥保護区としても有名で、地域固有種の鳥類が生息するとして世界的に認められている221か所のうちの1つにも指定されています。

 
(左)Bidoup山2,287m):“Bidoup(伏せる)”とは少数民族コホー(Kho)族の言葉。
トラが伏せて眠っているように見えるため。
(右)NuiBa山2,167m):“Nui(山)”“Ba(女性)”はベトナム語で、女性が
横たわっているよう(胸部)に見えるため名づけられた。別名LangBian山。

≪ベトナム自然環境の状況≫
ベトナムは、地球の全表面積の1%以下を占めるのみにも関わらず、地球上に有する種の約10%の種を有し、世界的にも極めて生物多様性の豊かな国です。また、生物種の約10%は固有種である等、生物の固有性も他国に比べ高いのです。しかしながら、国際NGOが「地球上で生物多様性が高い地域にもかかわらず、破壊の危機に瀕している」として取り上げているように、人口増加・貧困問題などを背景として、焼畑・農地の拡大等により動植物の生息地である森林などの破壊や、貴重な野生動植物の違法狩猟・採取などが行われています。

当公園も同状況で、以前から住んでいた地域住民(ほとんどが少数民族)によるコーヒー畑の拡大や密猟などにより、世界的にも貴重な生物多様性が失われつつあります。
この貴重な生物多様性を守るべく、当公園は、地域住民参画による国立公園バッファー・ゾーンの持続可能な開発や、エコツーリズムの企画・実施、地域住民に対する環境教育の実施などを計画・実践してきています。

≪フラワーフェスティバルでのブース出展≫
当公園でのエコツーリズム・プロジェクトは今年になってやっと動き出したばかりで、まずは公園の存在自体を多くの方に知ってもらわなければなりません。今年はちょうど、2年に1度しか行われないビッグイベント“フラワーフェスティバル”がダラット市で開催され、ベトナム国内外から多くの観光客(聞くところではダラット人口の3倍)が押し寄せました。そこでブースを出展し、国立公園の紹介や環境教育のゲーム等を行いました。

                 ↓↓ 以下、写真へつづく ↓↓


えこまり通信 第6号(画像)

2010年02月01日 | イケマリ☆ベトナム通信

    
①まずはペットボトルに入った松ぼっくり等で  ②葉の形にかたどられた紙の裏に、国立公園に
自然の知恵に関するミニクイズ♪        関する質問が。一生懸命考えてくれてます!

    
③答えはこのパネルに隠されています。。。    ④「森が“き”になる木」にその答えを張付け
答え合わせが済んだら →→            一人ひとりの関心から社会や環境も変ります。

   
⑤正解したら、松ぼっくりを使ったクラフトに  ⑥クリスマスツリーや動物などが出来ました♥
参加できるよ~^^ みんな、かなり真剣…   お陰さまで連日、大盛況~!CamOnNhieu(ありがとう)


こんなに沢山の人がクイズに答えてくれました
もはや木も枝も見えない。。

ひとことまりこ
“飲めや食え”の騒ぎが連日続き、ブクブクに太ってしまうあの魔の旧正月(ベトナムでは“テト”といいます)が近づいてきました。実質職場が機能するのは残りあと1か月くらいです。現在は、まとめの活動、報告書やレポート、卒業旅行の計画に勤しみつつ、これまで当たり前だった周りの景色や職場の仲間とのばか話、友人とのひとときが妙に愛おしくなってくる今日この頃です^^


えこまり通信 第5号

2009年09月18日 | イケマリ☆ベトナム通信
 ダラットでの任期も、残り約半年となりました。協力隊2代目としてダラットで活動をはじめ、うちの職場にとっては約3年半の間、環境教育事業を行ってきました。しかしこれまで、なかなか予算の申請に応じてもらえず“いかにお金をかけずに事業を運営するか”頭を悩ませながら進めてきたのですが、最近になってやっと環境教育事業に資金を割り振ってもらえるようになりました。TFF(Trust Fund for Forestry)という、フィンランドやオランダ、スウェーデン、スイスなどがドナーとなっている国家プロジェクトの予算をいただけることになったのです!!職場の自助努力が見え始めたのか、はたまたこれまでの協力隊活動の成果なのか、、、とにかくこれにより5回の連続講座を実施できることに。今の時期になって、ようやっと活動が軌道に乗り始めた手ごたえを感じている、今日この頃です。

↟↟↟ダラット市 森林公園公社(その4)~住民ワークショップ@タヌン村~↟↟↟
9月初旬に連続講座の第1回目を実施しました。対象は、配属先が森の見張り役(違法伐採監視)として雇っている村の住民60名。5回実施ができるため1週間に1回、毎週続けての実施を提案しましたが、「参加住民に負担がかかる」「そのため来なくなる住民がいるかも」とのディレクターとTFFスタッフの配慮と懸念から1カ月に1回のみの実施となりました。

≪内容≫ 所要時間:2時間半(途中休憩あり)
1)これまで得た住民からの情報の共有
  以前、村を訪れ家庭訪問した際にインタビューした内容(収入源や生活の状況、違法伐採に関して考えられる
  原因や要因)を共有し、その状況から将来予想される村の状況を提示。

森の見張り役の中には、隠れて自ら違法伐採を行った人もいます。雇用の面だけでなく、森林保護に関する意識の向上を目指して始めた事業です。インタビューのやり方(前々回のレポート参照)については、同僚と共に相談しながら進めましたが、このやり方が正しかったのか間違っているのか、正直分からない面もあります。
 今回の情報共有にあたり私自身は個人情報の発表はその住民が嫌な思いをするのでは、と懸念したのですが、私のベトナム人同僚は「実際の名前を出さないと、講座参加者がその情報の信憑性を疑う」「インタビューした後に何もフィードバックがない事の方が、逆にその住民が嫌がる」との事だったので、同僚の言葉を信じ、インタビュー対象者とそこから得た情報は別々に示す形で発表しました。

2)森林の役割について
  これまでも森林の役割について、配属先スタッフが事あるごとに“森林の役割”について話をしてきているようですが、
  住民はどう感じているのか、彼ら自身が考え口に出して意見をあげてもらいました。

◎住民からの意見(要約):
・森林は、生活の源泉     ・森は貴重な共有財産  ・私たちの生活は森にとても頼っている
・森林は、空気をきれいに、涼しくする   ・森は人間が呼吸するための酸素を空気中に供給する
・水をきれいにする(川の上流、中流の水はきれい) ・森があるという事は、全てがあるという事
  漠然とした内容のものが多かったですが、たくさん意見を出してくれました。

3)森林保護地域での法律について
  ダラットレンジャーステーション(森林地域内に点在する、森の交番のような所)のスタッフにより、森林に関する
  法律や処罰法について説明。

講座準備中、配属先ディレクターより「法律に関して説明する時間をとりなさい」とのこと。講座の内容を8割がた練り終わっていたのに、、、しかも「40分使う」と。直前になってキモチ自棄にもなりながら、削って削って、なんとか入れ込みました。挙句に本番当日、その人の確認不足(PC文字化け)のせいで結局ここに1時間20分もかかってしまうことに。お陰で(4)の後に予定していた“悪循環な状況を抜け出すための今後の生活”について討議する時間がなくなり、次回に持ち越す破目となりました…。

4)悪循環な現状について
  パワーポイントを使って、森林地域付近に在住する人々の生活における悪循環な状況について提示。(以下参照)
  これまでタヌン村での講座の中で、住民の方々がまとめてくれた「気候変動表」や「森林資源変化表」も
  振り返りを兼ねつつ提示しながら、ダラットの経済状況について説明。
 
森林地域住民のほとんどが少数民族ですが、ベトナム語が得意でない事を考慮し、なるべく写真や図などを使って行いました。観光都市ダラットの持つポテンシャル(少数民族の伝統芸能や景観の素晴らしさ)の写真なども多用しました。

5)閉会のことば(TFFスタッフより)
  森林を保護しつつ住民の生活を保つことができるよう、共生の道を考える事の重要さなど、予算提供プロジェクト
  スタッフからのありがた~いお話しをいただきました。


ひとことまりこ
 私自身、配属先での活動の際、森林に関する啓発活動だけでなく、住民の生活についてもあわせて考慮する必要があると赴任当初から配属先に主張しているのですが、「専門業務で忙しい」「営林署なのだから他の問題は他のしかるべき場所で」「住民の生活が良くなっても違法伐採が減少する保証はない」といった主張の配属先ディレクターは、なかなか首を縦に振ってくれません。エコツーリズムやアグロフォレストリーの展開に、他の機関(農業センターなど)との共同講座を提案してみますが、職場の理解を得られるのはまだまだ先のようです。“住民と”というよりも“職場スタッフと”の活動の方が重点を占めている、私の活動です。

                               ↓↓ 以下、写真へつづく ↓↓

えこまり通信 第5号(画像)

2009年09月18日 | イケマリ☆ベトナム通信

 

上記「えこまり通信 第5号」の画像です。

 [ 講座、開始前 ]

住民対象の大きな講座は、同僚とともに正装アオザイで気合いを入れます。

 

 [ 講座、実施中 ]

今回、住民が自主的に考えたり発表する時間が少なかったのですが、皆さん真面目に聞いてくれていました。 まぁ、、大人ですからね。

 

 [ 悪循環なダラットの環境と経済状況 ]

ちょっと見づらいですが、実際のパワーポイントでは写真を多用しました。

 [ 講座、終了後 ]

うちの職場スタッフです。講座が無事終了してほっと一安心。(・・・私のメガネを勝手にかけてます)


えこ・まり通信 第4号

2009年07月14日 | イケマリ☆ベトナム通信

 

                                                               (2009.5月記載)

 5月になってようやく雨季に入ったダラットより、いけまりです。通常は4月頃から11月頃までが雨季と言われているダラットですが、昨年は12月ごろまで雨が多く、雨季明けが遅かったようです。「昔はもっと寒くてきれいで、もっといい街だったのよ」とうちのオーナー。今でも十分に素敵な街で、私にとっては大好きな任地なのですが、気温が上昇しているのは確かなようです。さて、今回は住民を対象としたワークショップの内容について、お送りいたします。

 

 ↟↟↟ダラット市 森林公園公社(その3)~住民ワークショップ~↟↟↟

  この日は、職場から22kmほど離れたTaNung村にて住民対象のワークショップを行いました。違法伐採を監視するため配属先が雇用している村の住人37人(うち女性2人)を対象に、2時間半のワークショップを行いました。

 始めに、ワークショップの主旨・目的として“子孫のため、私たちはどのように環境を守りながら持続的に森とともに生活していくことができるか、一緒に考えたい”と、話をしました。それから参加者を6グループに分け、下記の内容をグループ別に話し合い模造紙にまとめてもらいました。

 1)農作物の収穫時期表

 :村で植えられている作物の種類や植え付け時期を模造紙に書く。村での年間の生活についてより詳しく知るため。違法伐採が行われやすい時期をわり出すこともできるかもしれないとカウンターパート(同僚)より要望があり、実施。

 2)気候変動表

 :2000年以前と、ここ2、3年の気象や自然現象(雨、風、台風、災害、気温など)について比較し、ダラットで変化したと思われるものについて住民に列挙してもらったあと、その数や強度を★印(最大5つ)で表示

 

 3)森林資源変化表

 :これまで森資源に頼って生活してきた住民たちが、森からどんな資源を利用しているか列挙し、その資源の質量がどのように変化してきているかを以前(2000年頃)と現在(2、3年前)とで比較。その量、数を★印(最大5つ)で表示話合いが終わった後、各グループが発表。

 

 同じテーマで話し合った2グループを比較しながら、妥当性や内容について皆で確認しました。少数民族の人々は普段、少数民族独自の言葉を話しており、配属先スタッフの話すベトナム語も母国語ではないため、ワークショップのやり方(模造紙への書き方)などの説明も理解度が70%くらいでした。各グループの発表後にやっとワークショップのやり方を理解した住民もいたようです。しかし2)では「昔に比べ災害が増えた、気温が暖かくなった、風が強くなった」との意見が多く、3)については、「昔に比べ森資源が減った、汚染が増えた」と答える住民がほとんどでした。違法森林伐採の主体が村の住民(を含む)という事実がありながら、実はその価値や森資源の変化について一番よく分かっているのは、村の住民自身だということが改めて感じられたワークショップでした。次回は、この結果を振り返りつつ、“森の役割について”“森と共存していくために、私たちができること”について話し合いをしたいと思っています。

    →次回、もう一つの職場(NuiBa国立公園)での活動内容紹介へとつづく♪


えこ・まり通信 第3号

2009年02月13日 | イケマリ☆ベトナム通信

                  

  旧正月、おめでとうございます。いや~、明けてしまいましたね、今年も。光陰矢の如し。.

 そう、ベトナムでは旧暦でお正月を祝います。今年は1月26日でした。上記写真は、観光地ダラット中心にある湖のほとりで、新年の始まりとともに盛大な花火が上がりました。世界の中でも祝日がとても少ないこの国で、お正月は一番のBigイベントです♪ 飲みねぇ食いねぇの日々が1週間~10日ほど続き、すっかりポッチャリ体型に。。これから頑張って鍛えます…。

 さて、今日は前回の続き、住民調査とその後の活動についてお伝えしたいと思います。

 

  ↟↟↟ダラット市 森林公園公社(その2)~住民調査~↟↟↟   

 

 住民調査は、なぜ違法伐採が起こっている(する必要がある)と思うか、住民の生活はどういう状況なのか等について話を聞いてみることにしました。内容がデリケートなものであるため、堅苦しい形で行うのではなく、スタッフの知り合いの家を訪ねて行き、普段の会話の中で話を聞けるように努めました。

 全体的に、おもな収入源はやはりコーヒー栽培。コーヒーの種類には主に、ロブスタ種(缶コーヒーやインスタントコーヒーに使用)やアラビカ種(レギュラーコーヒー)などがありますが、手間がかからない事や土地などの環境条件により、ベトナムでは単価の安いロブスタ種が主に栽培されています。また、生産から加工までの技術が安定していないため、安価で売買されています。(詳しくはhttp://www.maff.go.jp/kaigai/2006/ 20060110vietnam51a.htm

 

 調査の結果、住民が森林保護区にて違法伐採し、コーヒーの木を植えている理由として、

 ・豆が安価で取引き → 収穫量を増やすため土地を広めようとする → 森林保護区にて違法占拠

 ・子どもへの資産分配のため土地を増やしたい

 ・伐採した木を建築材料として売る

などが分かりました。もちろん、これらに対して法的処置は取られていますが、実行犯を見つけるのが難しい面もあり、このような行為が減ることはありません。といっても、これらの地域に住んでいる少数民族は、そこが森林保護区になる前から住んでいるのです。

 ある家庭では、副収入源として少数民族の伝統工芸品(手織りの布、篭、ゴザなど)を作っているところもありました。しかし、その作り方を知っている人が現在は少なくなってきており、手間・暇がかかることから商売用としてではなくお家のみで使用する場合が多い、と。

 手織り布を商売用として内職している女性に話を聞くと、

 ・布(大)150,000VND(約900円)      材料費は、約50,000VND/布(約300円)

 ・布(小)120,000VND(約720円)

 ・手織り布の服 300,000VND(約1800円)  

で売買、1週間(8hx6日)に1つ織りあがる(ちなみに近隣の都市中心部での初任給は、1,500,000VNDくらい)。そのお家ではお母さんが織り方教室もやっており、3~5ヶ月で習得可能だそうです。

 

  もしかしたら、この伝統工芸品を使ってフェアトレードなどに活用できるかもしれない、とベトナム国内・国外のフェアトレード店にあたってみました。ベトナム国内の店からは、反応なし(T_T)。日本からは連絡がありましたが、やはり簡単に事は運ばず、配属先の協力なし+短い活動期間後の継続体制に不安があり…。一時は、あれこれと悩んで何もできない時期もありました。。。

 

  これまで、配属先からの主な要請である「住民・子どもたちへの啓発活動」に対して、「ただ自然保護の大切さをやみくもに訴えたところで、何の問題解決にもならないし何も変わっていかない!!」と主張し、自分なりに何か他のアプローチ方法を模索していました。ですが、やはり自分ひとりで動こうとしても帰国後のフォローのことなどを考えると、配属先スタッフとともに、じっくり一歩ずつでもいいからやってみようと思い改めました。 

               →次回、住民とのワークショップ内容(啓発活動)へとつづく♪

 

 ちょこっとニュース ~ベトナムのお正月編 

 ベトナムのお正月(Tet“テト”という)は、中国と同じく旧暦で祝います。旧暦の大晦日に掃除やお正月料理の準備をし、Tetにはお寺(?)で参拝し、家族や友達とゆっくり過ごします。日本と同じようにお寺ではおみくじがあったり、小さい子供に渡すお年玉の習慣もあります。さすが同じアジア、馴染みがあります。

   ◆日本と少し違う、面白い点は、、

  ・元旦には職場に出て行き、同僚や上司にご挨拶

    :そこで上司や職場からお年玉をもらったりする♪

   ・お年玉は、親族だけでなく正月期間中に出会った年下の人(子ども)みなが対象  

    :子どもや孫がいる同僚は、コレミヨガシに職場に小さい子を連れてきて、お年玉をもらう。

     私もたくさんの赤いお年玉袋を準備していきました。

   ・正月2,3日目は、親族や友達、恩師の家を訪問、ご挨拶

     :ただし、元旦には絶対行ってはいけない。年の初めに家に訪れる人は重要な人だからその人物によって1年の運気が決まる、と!!その年にもし何かあったら1年中言われ続けちゃいます。だから元旦は家でじっとしているのが無難です!!

   

大晦日に、友達の家でベトナムの正月料理“Banh Tet(Banh Chung)”を作りました♪

もち米の中に、緑豆と豚肉を入れ、それをバナナの葉で包んで、24時間茹でます。

  

日本の着物と一緒で、旧正月には3分の1くらいの女性がアオザイを着ています。

これはもう一つの職場であるNUIBA国立公園のディレクターから旧正月に、と

プレゼントしてもらったものです❤ となりは私のカウンターパート(同僚)です。

      


えこ・まり通信 第2号

2008年11月08日 | イケマリ☆ベトナム通信

  青年海外協力隊(職種:環境教育)としてベトナムに来て、はや半年が経ちました。

私のベトナム語は日常会話の一定レベルには達しましたが、現在では平行線をたどっています。。。

そんな私でもどうにかCP(カウンターパート)とともに、一歩一歩活動を始められているところです。

私の任地は、ベトナム中南部ダラット市という高原地で、観光都市としても有名なところですが、今日はそんな私の職場と活動内容を紹介したいと思います。

ダラット市 森林公園公社↟   

私の職場は2つ。ダラット市森林公園公社とNuiBa国立公園です。主所属である森林公園公社へは週3回、国立公園の事務所には週2回通っています。市の役所である森林公園公社の主な役割は、ダラット市内の森林を管理・運営・保全していくこと。しかし森林保全地帯に昔から住んでいた住民(主には少数民族)による伐採が後を絶たず、その土地にはコーヒーの木などが植えられ、住民はそこから得られる収入を生活の糧にしている、という状況。それらの現状を改善すべく、環境教育が副業務的に取り入れられています。

昨年(協力隊前任者の活動)までは、学校での環境クラブが中心に行われていましたが、CPと今後の計画について相談した結果、

 ①CPの時間的制限

 ②職場の主業務との関連性を強める

 ③森林伐採の問題(実行者である大人)に直接アプローチする

との理由から、今年からは地域住民を主対象に活動することにしました。

まずは、そもそもなぜ住民は違法伐採をする必要があるのか、住民の生活はどういう状況なのか等を調べるべく、住民インタビュー調査を行うことを提案。その調査から、生活向上の為の(森林伐採という手段以外での)何かポテンシャルが見つかれば、という思いもあってのものでした。CPは私の拙いベトナム語でその活動の意味を理解してくれましたが、ディレクターへその承諾を得ようと話に行くと、、、「時間がかかりすぎる」、「インタビューの結果、貧困が森林伐採の原因と分かっても、うちの職場は何もタッチできない」といった理由を並べられ。。。 

その背景には、森林公園公社が市の組織であり、ダラット市人民委員会に予算を申請することで事業を展開し、森を管理するためだけに存在する組織であるため、森林破壊の根本原因である貧困等の問題にかかわることが難しいというDirectorの立場もありました。

それでもなんとか第1回の調査にまでこじつけることが出来ましたが、、、。 ふぅ~。                → 住民調査結果は次回へと続く!

ちょこっとニュース

 ・ベトナムでは、市場が多く、買い物すると必ずビニール袋。1週間分の食材を買い込む私は、いつもビニール袋の山になってしまいます。そこで、日本では当たり前になっているエコバックをベトナムでも使ってみることに!! すると、、、なかなかの好印象❤ 袋に入れようとするお店の人に「Em khong can bao nilon(袋は要りません)」というと、ニコッと笑顔! だからと言ってオマケまではまだしてくれませんが、今では小さく折りたたんだ袋をいつもバックにしのばせています。

   ベトナムでも国がゴミ収集事業を行っており、週に何度か収集車が近くのゴミ捨て場まで来ます。ハノイではリサイクルも含めた3R事業を大規模にPRしていますが、分別はまだうまく浸透していないようです。ですが、個人ベースでプラスチック系のものを集めて回る(あるいは買いにやってくる)人の姿をよく見かけます。ベトナムで“ピュー、ピュー”とリズミカルな可愛い音が聞こえたら、それに間違いありません。

  奥に見えるのはダラットの観光地LangBian

 プラスチックの他に鉄、電線、瓶、段ボール等も収集。

 


えこ・まり通信 第一号

2008年07月17日 | イケマリ☆ベトナム通信


拝啓、みなさま

大変長らくお待たせしました。
ベトナムより、いけまりです。
ご無沙汰しておりました。m(_ _)m

昨年、青年海外協力隊としてベトナム派遣が決まり、
真冬の福島にて約2ヶ月間の研修を終えた後現在、
ベトナムはダラット市(中南部)にて活動をしております。

今後、こういった形で少しでもベトナムや環境について興味を持っていただけたらと思い、
題して“えこ・まり通信”(久留米大学某先生により命名いただきましたっ!)を 2,3ヶ月に1回程度、
皆さまにお送りしたいと思っています。

   ******* えこ・まり通信 from Viet Nam, Da Lat *******
 
3月25日に、青年海外協力隊員としてベトナムに渡ってきました。
 ひとまず2年間、 ここで環境教育に従事する予定です。
3月25日 ハノイ着      
 安全確認や事務手続き、大使館等の表敬訪問
3月31日 ホーチミン着      
 語学学校で南部言葉の特訓。大学のゲストハウスに宿泊。
4月28日 任地ダラットへ派遣

 べトナムは、南北に細長く、気候も多岐にわたっているため、生態や自然も多種多様な国です。
面積は、地球の全表面積の1%以下に過ぎないにもかかわらず世界の現存種の約10%を占める生物が、
ベトナムに生存します。また、南部(ホーチミン)と北部(ハノイ)では、言葉が違うのみか、人や街中の雰囲気まで違います。

 ハノイは首都ではありますが、どちらかというとホーチミンの方が都市としては発展しています。
ハノイで1週間ほど、ホーチミンで3週間ほど過ごしましたが、初めてホーチミンに下り立った時、
 「街が明るい! 人がにこやか! カラッとしてる!」と感動!
ハノイでは、太陽が拝めない天気が多く、人もどこか笑顔が少ない感じがしました。
 ハノイに住む人もそう言うので、ホーチミンの方が人気があるのかと思いきや、
 でもホーチミンに着いたら着いたで「ハノイの方がベトナムっぽさが残っていて、好き。」という人も多い。。。
 ただ、無いものねだりなだけ!?のようです。笑

【国民みんなに愛される人物】
 「ホーチミン」というのは、ご存じの通り、人名から来たものです。
ベトナムでは、“ホーおじさん”と親しまれ、今でも敬愛されている建国の父です。
 公式な場所にはホーおじさんの銅像が必ずあり、年中行事(記念日)にも彼に関するものが
たくさんあります。【写真参照】

ハノイにある「ホーチミン博物館」に行きました。ホーおじさんの業績や遺品などが展示・保管されています。
遺品は3冊の本とダンベル、洋服、杖だけのとても質素なものでした。
生前、彼は日常生活でも質素・勤勉で節約の生活をし、物質的に贅沢な暮らしは要求しなかったそうです。
常に人間のための教育事業に深い関心を持っていて晩年の10年間では植林活動を積極的に推進し、
環境教育にも力を入れていました。

 ホーチミン氏は言いました。
 「家を建てるには木が要るので、植林しなければならない。その活動は小さなことであるが利益はかなり多い。
木は果実や花や木材を供給することだけではなく、風をふさぎ、畑を守り、土壌浸食を予防することができる」
 「老人が木を植え、児童が木を世話する」
「10年間の利益のために木を育て、100年間の利益のために人を育てる」
 「全国民が健康であり、喜び・清潔な家・良い子どもを持つ」ようにすることが、
 環境保護の最大の目的となるものだ、と。

1959年、ホーおじさんの発案で“植林のための祭日(正月)”(11月28日)が誕生し、
 その後、当時の首相が“ベトナム林業の日”として定めました。
ベトナムには、他にも“医師の日”などホーチミン氏の言動・思想によって
 定められた記念日がたくさんあります。
 祝日(労働法で定められた有給の祝日)はというと、9日間だけです。
 うち、9月2日は建国記念日であり、ホーおじさんの命日でもあります。
 そしてちなみに、私の誕生日です・・・あはは。
 偶然とは言え、つながりがあってうれしいんですが、命日が誕生日って。。。
 なんだか微妙な心境です。

【任地について】
 さてさて・・・・、ドキドキわくわくしながら任地へ出発っ!!
 さすがベトナム国内でも有数な観光地なだけあり、ダラット市にも空港があります。
 到着した日、私を歓迎してくれているかのごとく、とても空気が澄み渡った綺麗な日でした。
 思ったよりもこじんまりとした可愛らしい空港でしたが、またそれが自然の綺麗な風景とマッチして
 ダラットらしさがにじみ出ており、とても感動!。。
大好きな場所になる予感です。  【写真参照】

次回へつづく・・・

 

     夜@HCMCity

 教会前で撮影@HCM


 
     バイクの山@HCM    

  朝の様子@ハノイ

 
街中でも時々見かける傘帽子@ハノイ

 ホーおじさんの銅像@集会所

   
  ホー氏の遺品(全て)    

    任地Dalatにある空港