昨年に引き続きプロ歌手高橋圀山さんが東北復興支援活動の一環として２０日午前、孝の郷の利用者の耳を楽しませ、心和ませてくれました。
高橋圀山さんは、キングレコード吟詠歌手として関西から出身地の北海道まで広く活動しています。詩吟から始まり、浄瑠璃を学びキングレコードから吟詠歌謡「寒梅歌」でデビューし、２００７年「北の故郷から」「鴛鴦の詩」を発売、以後毎年のように新曲を発表しております。詩吟をされていただけに伸びのある歌声に利用者は聴き入り、一曲終了するたびに拍手を送っていました。
福島県所縁の歌手「伊藤久雄」の「イヨマンテの夜」や「アザミの歌」と民謡「新相馬節」を披露したほか、利用者になじみの深い「長崎の鐘」や「千の風になって」等の他持ち歌全９曲を披露して頂きました。利用者は「矢張り本物はゼーない｣と感想を述べていました。翌日、「あの歌手次はいつ何時来るんだい?」と尋ねていました。
孝の郷の庭に「ジューン・ベリー」の木が３本植えられてあります。何時もこの季節になると「ジューン・ベリー・ジャム」を作り、職員達と食して楽しんでいます。
昨年までは、鳥に食される前に収穫していたので少々未熟の為、摘む時成り茎が一緒に付いてきて後処理に手間がかかっていました。今年は「天蚕飼育ネット」を樹木の上から覆い、鳥の食害に合わないようにしました。その効果があって完熟ベリーを摘むことが出来るようになりました。そのお蔭で「成り茎」が実に付いてこないので一手間省くことが出来たことと、完熟の為一層赤紫の色が鮮やかで、まろやかな味でした。唯、結構「種」が大きいので裏ごしに手間がかかりますが・・・・
プレーン・ヨーグルトを求め、ジューン・ベリー・ジャムをトッピングして「鮮やかな赤紫、果物の酸味と甘さ」のオヤツとしたり、食後のデザートにしたり職員と共に眼も舌も楽しんでおります。この季節感あふれる味を孝の郷に訪問すると味わえるかも・・・・
