復興の調べを聴いて来ました

２４日午後、福島市公会堂で開かれた、世界的指揮者大野和士さんの「心ふれあいコンサート」に利用者２名と共に行ってきました。
利用者の一人が以前より本格的音楽会を観賞したいという希望がありましたがコンサートは大概夕方から夜に開かれるので参加できませんでした。今回の企画は、仙台フィルハーモニー管弦樂団が福祉施設や医療関係機関で開いている演奏会の一環でしたから無料でプロの生演奏を観賞でき、利用者達は感動の涙を流して帰りました。特に、アンコールで歌われた「ふるさと」の時に歌劇団歌手がステージから降りて来て握手をして頂き感激・感激。興奮冷めやらず「やみつきになったらどうしよう」と帰館しました。ＦＴＶジュニアオーケストラと共演した一番最初に演奏しました「アイネクライネ・ナハトムジ―ク」が一番印象に残ったそうです。小生も付き添い美味しいご馳走を戴いた感がありました。住友生命さんとカルビーさん、「こうした企画をまた開いて」と期待しております。利用者と共に感動有難う。

中学生のボランティア訪問がありました

去る２日から４日まで「老人福祉施設でのボランティア体験活動」で隣町の月舘中１年生１０名が来設致しました。
　これまでの２年間は放射線（被曝し易い）の影響を受け易い年齢ということで屋外の奉仕活動は禁じられて来ました。今春、除染が完了しましたので外窓ガラス拭きと庭園の除草活動をしていただきました。お陰様ですっかり窓ガラスと庭園が綺麗になりました。
　また、七夕様が近いので各ユニットで利用者と飾りを作り、中には自分の願い事も認めた生徒もおりました。その他、自分たちであらかじめ用意して来たメッセージカードの披露や絵本の読み聞かせ、将棋の相手や楽器の演奏披露等があり利用者を楽しませておりました。生徒の中には祖父母が居ないこともあり老人との会話に苦労していたようです。
　この様な体験学習から将来、老人福祉施設関係の仕事を選択肢の一つに役立つことがあれば嬉しい限りですね。３日間ご苦労様でした。