孝の郷の日常

伊達市霊山町の特別養護老人ホーム『孝の郷』です🥰
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鏡餅搗きをいたしました

2015-12-29 08:25:34 | 日記
 今年も色々と事件がありましたがあと数日となりました。28日午後、来る年がよき年になりますよう祈念し、また豊年を感謝して鏡餅搗きを行いました。ホール中央に据え付けられた石臼を取り囲んで、「お正月」の歌を唄い「お供え餅」とする「鏡餅」を3回に分けて行いました。入居者も搗きたいという方がおられたので私が手助けしながら其々10回程搗きました。搗き終えて中には感極まって涙を流す人もおりました。最高年齢99歳の方、98歳の方が杵を振り下ろしたので取り囲んでいた皆から拍手喝采を浴びました。
 最近は器械による捏ねた餅が主流となり家庭での「杵つき餅」は珍しくなってしまいました。蒸かし上がった餅米を「御蒸かし」と言い、これを食べたいという利用者が沢山おられましたので少しずつ試食してもらいました。幼少時の私も餅つきの時は臼に近づきこの「お蒸かし」を素早く摘んで食べておりました。この思い出が強く残り今もって我が家では臼で餅つきしております。それを知っていたいた教え子が中国派遣からの土産品として「この石臼」を贈ってくれたものです。平均年齢90歳になる利用者達も「石臼は初めて見た」と臼を撫でまわしました。
 搗きあがった餅をそれぞれのユニットに分かれて丸める作業をしました。若い職員達が自宅で「お供え餅」の作業をした経験がないのか適当な大きさに千切るのではなく伸ばしていたため後で丸める作業に苦労していました。飴玉のように小さい丸め餅から林檎のように大きいものまで大小様々のお供え餅が出来がりました。歳末には各室とユニットにお供えして「家内安全」を祈りましょう。
   
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クリスマスを祝いました

2015-12-17 13:08:51 | 日記
 12月15日午後一足早い孝の郷クリスマス会を行いました。今回は、町の「三育保育園」の4・5歳の園児たち40名が日頃より練習に取り組んできた組太鼓の演奏を披露して頂きました。小太鼓から大太鼓まで小さな体で力いっぱい、本当に一糸乱れずそれぞれのパートに分かれて打つ姿に利用者たちは「感動した」と、中には涙を流した程でした。子供達はいつも高齢者にとって生きる源になるようです。
 また、初めてバルーン・アート芸術家の森ひとさんが音楽・手拍子に合わせながら亀やキリンや牛等様々な動物を表現したバルーンをプレゼントして呉れました。先に太鼓演奏を終えた園児たちのリクエストに応えてバルーンを瞬く間につくる技は流石でした。しかし、お年寄りの評価は現代の音楽や新手芸に反応は今一でもあったようです。この後、各ユニットに戻ったところにサンタクロースとトナカイがプレゼントを沢山持って来てくれました。幾つになってもプレゼントは嬉しいものですね。
 昼のご馳走とおやつもクリスマスの雰囲気一杯のメニューとなってキリストの生誕を祝いました。
 
 
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