傾聴ボランティアさんに感謝しています。

　毎月第二、四水曜日の午前１０時から１１時まで、傾聴ボランティア「ほほえみ会=メンバー１２名」の方々が交代で来設して喫茶店の給仕兼傾聴をしていただいて４年になります。２週に１度なので「しばらくだない」「元気だったかい?」から始まり、利用者のご近所の世間話をしたりしてすっかり親しくしております。
　閉店２０分前から、歌声喫茶店に早変わりして、利用者がかって好んでで歌った童謡、唱歌や歌謡曲の合唱をします。最後には通称「孝の郷の美空ひばりさん」が独唱し、軽い体操で閉店となります。「懐かしいかったね」「今日も楽しかったね」と言いながら居室に戻りましす。
　この様子から入居者たちに対して非日常的な催事を定期的にボランティアして頂いておりますことに感謝で一杯であります。感謝、感謝。

慰霊祭を開催致しました

　昨日、１１時より地域交流ホールにおいて霊山寺ご住職大石清海大僧正を導師としてお迎えして初めて慰霊祭を執り行いました。
　２４年度より看取り業務を行うようになり、この間１３人の利用者を看取りました。いずれの利用者の方々も眠るように黄泉へ旅たれました。また、病院にて看取られた方５名も交えて計１８名となりました。ご遺族の方々も遠くは埼玉県からご参列頂き盛大に開催できました。この二年間の入居者で物故者ですが身元引受人は必ずしも子や連れ合いという肉親ばかりでなく姪や伯父・叔母であったりでしたので新盆・一周忌を兼ねて行えたものと存じました。
　参列遺族からは「亡くなってからまでこのように想っていただけれるとは・・・幸せです」との感謝の言葉が頂けましたのでホットしております。参列利用者も「俺らもこうしていただけるのかい?」という言葉でありました。「そういたしますよ」と返事するとにこっとしていました。彼ら彼女達の終活にも役立ったようです。