新年を迎える準備完了す。ブログを読んで頂き感謝致します

　昨日施設では「鏡餅搗き」を行いました。二回に分けて利用者に声援して頂き乍搗きあげました。若い職員達は「臼で餅搗き」の経験が無いのでへっビリ腰で捏ねたりするものだから「捻りは腰を落して、横練り、縦練り、斜め練りすんだぞ」等と利用者から教わっていました。
　私の所有する１２０キロもある石臼を搬入して餅搗きするので利用者にとっても石臼は珍しいと撫でたりします。石臼を良く温めて搗き始めますがポーン、ポーンと甲高い音が響きわたり、「そーれ、そーれ」と声援が飛びました。
　搗きあがった餅は参加利用者全員で丸める作業を致しましたが中にはかじる方も数人おりました。出来あがった丸餅をつぶしたり、片栗粉をいじりまわして真っ白になったり大賑わいでした。
　玄関には大きな門松も飾られました。寒さが厳しいですが手洗い、うがいを徹底して流行のインフルエンザやノロウイルスに負けないで新年を迎えたいものです。
　７月から始まった孝の郷施設長ブログを呼んで頂き感謝申し上げます。来る新年にもブログ掲載の機会を増やしたいと存じますのでどうぞよろしくお願い致します。読者の皆さんにはより良き新年をお迎えあるよう祈念致します。

クリスマスを祝いました

　今日の午後に地域交流ホールで施設のクリスマス会を開催いたしました。今年は、近隣の三育保育園の４歳、５歳児の園児たち３４名が太鼓の演奏をしてくれました。また、花婿・花嫁に扮して利用者に花のプレゼントを頂き大喜びでした。
　昼の給食にはナポリタンスパゲティとサンドウッチ、ピザにデザートにはメロンという豪華メニューでした。また、３時のおやつはカップケーキと洋風メニューで統一致しました。
　おやつの後にはトナカイ、サンタクロースのぬいぐるみを着た職員が一人一人にあったプレゼントを配って歩きました。幾つになっても戴けるものは嬉しいもので「今年は何をプレゼントして戴けるのかな？」と心待ちにしていたようです。戴いた袋を開けて「○○ちゃんは俺の好みを分っているからゼーの選んでくっちゃなぁー」と膝掛け・靴下等を隣の方と比べたりや襟巻を首に巻いてはハシャイでおりました。
　若い職員達はクリスマスは日本の伝統的な行事と思っていた者が多くおり、驚きました。クリスチャンが少ない日本でこれだけクリスマスが騒がれ、にぎわいを見せるのは全くデパートから始まった商業主義に便乗した企画と知らない世代が施設のクリスマスの企画・運営をしております。入居者のほとんどは幼少時代は大正天皇の誕生日として祝日に
なり、戦争時代は敵国の宗教として禁止され、漸く孫の時代にクリスマスを祝うという体験をして、今施設では子供に孵って楽しんで呉れております。平和って本当に良いですね。皆さんも良きメリークリスマスをお迎え下さい。