水仙の球根沢山頂きました

除染の為花壇の土壌が廃棄されてガッカリしていたら傾聴ボランティアさんの畑に植えていた水仙の球根４種類を上げるよ、と段ボール箱３箱に積んで持ってきていただきました。丁度、堆肥を購入して散布して起耕するところでしたから正にグッドタイミングでした。早速、花壇に移植してみましたら殺風景な花壇が一度に華やかになりました。
咲いている水仙は切り花としてテーブルの花瓶に飾ったりしました。「沈丁花」や「アセビ」の花木は破棄しないで残して貰いましたら今が盛りと咲き始め高貴な香りを一杯撒き散らしております。これらも花瓶に飾ると利用者達は鼻を近づけては「甘い匂い」とか「美味しそうな香り」とか言ってははしゃいでおります。花の香り一杯のホールには笑顔と話題に事欠かないご様子でした。花って矢張り人の心を和ませますね。

ようやく除染作業始まりました。

正に三寒四温の気候ですね。
先週からようやく除染作業が始まりました。毎日２０名からの作業員が来て、排水溝の廃土、庭園の土や園芸石の除去をしております。丁寧な仕事振りに感心しておりますが、一方では腐葉土や堆肥を入れて肥えた土壌にしてきたのに放射能に汚染された為に捨てられる羽目になってしまったのか・・・・・と少し納得が行きません。元通りに復元するというが土壌の質までは考えていないようですし、これまで数年かけて育んできた数種類の宿根草の類もすっかり根こそぎ廃棄です。これまで注いで来た愛情も含めて捨てられていると思うと納得していません。
原発立地町より５０キロ以上離れているのにこの有様ですから原発立地町の人々が帰宅困難という感慨を思うと矢張り原発は魔物だと思う。より多くの電気を必要としている産業＝経済生活と私達の日常の生活の重みを天枰に掛けてみたくなった今日この頃です。