本日午後、好天気に恵まれて花見の宴を開きました。孝の郷の地域交流スペースは霊山町の「サクラ通り」に面しており、丁度満開になりました。しかし、車いす利用者が多いので各テーブルに孝の郷堰堤に植栽した「東海桜」と「陽光桜」を飾り屋内花見を致しました。
花見に当たり日本的情緒のお琴のボランティアさんの演奏に始まり宴を盛り上げて頂きました。もう一つの和風と言えば「抹茶による本格的お茶」を点てて頂き普段とは異なるお茶にしました。春らしい練り切りも用意したのですが利用者達は饅頭からかぶりついていました。たこ焼き、薯ケンピも好評でした。温かかったので「甘酒」はあまり注文がなかったとか。
「腹も身の内だよ」と言いながら食べ具合を見ていたのですが「甘い誘惑に勝てず」夕飯は残す方が多かったようです。年に一回の花見だからまいいか。
昨年春２０床増床致しましたが中々介護職員の補充ができず10床のみのオープンでした。この度、関連施設のエルピスやファミーユからの応援員をえて４月より桜草ユニットのオープンに漕ぎつけました。入所待機者が沢山居るというのに・・・・
先のＮＨＫの報道でも全国の特養施設で30％が介護職員が不足の為空床があるとのことでした。介護職員の待遇が悪いとか3Ｋの代表的職場だとか負の面ばかりが強調されて取り上げられましたから、なり手が無くなりました。介護福祉専門学校でも定員の３分の１しか入学生がいないし、県北の高校の福祉コースのあったところは全て廃止の状況ですから国が確りとテコ入れしないとこの状況は抜け出せないでしょうね。また、資格が無いとこの仕事に就けないとの誤った認識もあるようです。もっとも、就職してから資格取得に向けて教育しておりますので応募して頂けると嬉しいです。オープンに向けて準備中のところです。
