一閑張工芸品づくりに挑戦中

　三月より工芸品作りに心得のあるボランティアさんのご協力をえながら毎回利用者5~6名が参加し挑戦しています。一閑張り工芸品は、大小さまざまな笊や篭に和紙を幾重にも張り、乾燥後に柿渋を数回塗りあめ色とした手軽な生活用品でしたが、その独特の風合いから高級民芸品として注目をえているものです。

　利用者たちは、「これ何に使うんだい?」とか「この紙破けねー」「なして紙破くんだい？」と言いながら作業に取り組んでいました。参加者の中には片手が不自由でも熱心に糊付けに取り組み「楽しいね」と言っていました。あっという間に一時間が経ってしまいます。この製作に係ることが「作業療法」になっていることはご存じありませんが・・・二か月後の完成が待ち遠しいです。

  

 

車椅子の寄贈がありました

　２月２３日午後、第一生命労働組合福島営業支部平田節子書記長様、柳沼佐奈枝様と佐藤美智子様が訪れ「足のご不自由な利用者に役立てて下さい」と車いす１台寄贈がありました。車椅子を利用されている入居者を代表して清野ミヨさんが受け取り「どうも有難うございます」とお礼の言葉を述べました。寄贈を受けた車椅子は従来の物よりタイヤが太く、他の部品も頑健に作られていて自走するのに操作しやすいと好評です。