手話通訳者のブログ

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手話通訳者研修会で苦痛なこと

2016-02-14 07:01:39 | 手話
地元では、ろう協と手話通訳者たちの合同研修を行っている。
頻度は少ない。
こういう場に出かけていくと、顔馴染みのろう者たちに会う。
研修は分科会みたいな形をとることが多い、
すぐ近くで、相手の顔がよく見える状態で話し合うわけや。
同じグループになったろう者と議論していて、いきなり、同席の手話通訳者から叱られる。
「たいしさん、声!」
手話で話していると、自然に声が出なくなる。
正確に言えば、昔むかしは、普通に喋りながら手話を表すのが当たり前で、苦痛でもなんでもなかった。
しかし、ある時点から、手話を使う時は声を出すことをやめた。
やがて、それが体に染み付いた。
ふと気がつくと、昔のように喋りながら手話を表すことが苦痛になった。

ええやんか。声なしで。
喋りながら手話を表すの、苦痛なんや。