手話通訳者のブログ

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手話通訳者が幽霊化する原因/極ろう派の存在

2015-05-16 00:27:57 | 手話
「極ろう派」という言葉は俺の造語なので、世間一般では通用しません。
「ろう者の権利を過大に振りかざす困ったろう者たち」という意味(笑)。

極ろう派は手話通訳者をボロクソにけなす。
わしらのような百戦錬磨の古株はもう慣れてしまっているが、新人手話通訳者の場合、そうはいかない。
初めての通訳で、いきなり相手のろう者からボロクソにけなされてしまうと、深く傷ついて、手話通訳活動ができなくなってしまう。

ろう者のみなさん、手話通訳者を育てることができるのは、ろう者だけなんやで。
「育てる」ということは、とても難しい。
厳しさも必要だが、手話通訳者に苦情や要望を伝える時は、「言い方」には細心の注意を払って欲しい。

まあ、もっとも、極ろう派の場合、
「ちょっと貶されたぐらいで手話通訳活動をやめてしまうような意識の低い人は、やめてもらって結構」
なんて言うからなあ・・・