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崖っぷちの露中朝韓、五里霧中!!貴方も貴女も我が日本も有事や不測の事態に備えよ!!

2022-06-10 00:00:00 | 防衛
本ブログの読者であるあなたは、世の中が一見平穏でも、その実態は激動の渦中にある事はよくご承知かと存じます。

そして、変化、特に激烈な変化は、昨今の気象変動の激しさのように、突然、容赦無く、襲います。
それには、筆者は勿論、貴方も貴女も、皆様も、我が国も、世界も、逃れられません!!

まず、現在の概況ですが、ロシアはプーチン大統領が凶行したウクライナ侵攻という侵略が進まず、中国はゼロコロナ政策の破綻で覇権を維持する力すら落ち、南北朝鮮に至っては経済破綻状態でミサイル発射など過激な行動を繰り返すのみです。

南北朝鮮の問題は既に報道されているレベルで十分ですので、露中両国の現状を取り上げます。

6月7日12時07分にzakzak by 夕刊フジが「崖っぷちロシア軍、将官11人が続々戦死 ウクライナ軍、東部要衝の奪還が見えたか 「敗者の遠吠え」欧米に責任押し付けるプーチン氏」の題で次のように伝えました。

『ついに反転攻勢か。ロシア軍による完全制圧が近いとされた東部の要衝セベロドネツク市で、ウクライナ軍が猛烈に押し戻した。その後、露軍は砲撃で再反撃するなど激戦が続く。露軍は将官に「11人目の犠牲」が出るなど混乱が続くうえ、西側諸国の武器供与も本格化している。ウラジーミル・プーチン大統領は強気の態度を続けるが、残された道は少ない。

東部ルガンスク州のガイダイ知事は5日、セベロドネツク市をめぐり、ウクライナ軍が「市の半分を制御下に置いた」と通信アプリに投稿した。

一時は露軍が市の8割を支配下に置き、ガイダイ氏は軍撤退の可能性に言及していたが、戦局に変化があったことがうかがえる。ガイダイ氏は現地メディアのインタビューでも露軍撃退は「可能だ」と自信をみせた。

米シンクタンク、戦争研究所(ISW)も同日、「都市の大部分を奪還し、露軍を都市の南部郊外から追い出した」と分析している。

ただ6日には、露軍の砲撃により戦況は再びやや悪化したとみられる。ロシアは米欧からの兵器供給ルートの遮断を狙って空爆しており、激しい攻防が続く。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、セベロドネツクに隣接するリシチャンスクと東部ドネツク州バフムトなど前線を電撃訪問し、兵士を激励した。フェイスブックでは、「われわれは自信を持っている。自信と誇り。出会った皆さんを誇りに思う」と決意を新たにした。

露軍の将官の戦死も相次いでいる。第29諸兵科連合軍参謀長のロマン・クトゥゾフ少将が死亡したと露国営テレビの記者が通信アプリ「テレグラム」で公表し、ロイター通信などが伝えた。

東部戦線で飛行中にミサイル「スティンガー」で撃墜されたという。英大衆紙デーリー・メール(電子版)はウクライナ侵攻で戦死した11人目の露軍将官と報じた。

ロイターによると、ロシアは軍人の死亡を国家機密としており、3月25日以来、公式の死傷者数を発表していない。

東部制圧目前とみられた露軍に何が起きたのか。元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏はこう解説する。

「東部に兵員や火力を集中し有利にみえたが、もはや限界に達している。ウクライナ軍の頑強な抵抗が成功の一因だろう。ロシア軍の兵士も希望者がおらず、総兵力も増えていない。英国防省は先月、軍の3割を喪失したと分析したが、軍事の常識では3割負傷兵が出れば部隊は動けない。士気も最低で、兵站活動も改善されていないとみられ、軍隊として体裁をなしていない状態だ」


西側によるウクライナ支援では、米国は先月末に高機動ロケット砲システム「ハイマース」の供与を表明した。米政権高官によると、ハイマースは最大約80キロ離れた標的を正確・精密に攻撃できるという。

ドイツも多連装ロケットシステム「MARSⅡ」や防空システム「IRIS―T」、2日には英国も多連装ロケットシステム「M270」などの供与による軍事支援を表明した。

渡部氏は「これまで東部でウクライナ軍が不利だった背景には、ロシア軍の砲兵がウクライナ軍の射程外から砲撃するため榴弾(りゅうだん)砲が届かなかったこともある。だが、ハイマースは長射程での反撃を可能にするもので、非常に有益だ」とみる。

プーチン氏は5日放映の国営テレビのインタビューで、長距離砲撃が可能な武器を供与すれば、「これまで標的としていなかった対象を攻撃する」と牽制(けんせい)した。さらに、ハイマースなど欧米の武器供与について「私の見解では目的は1つ。できるだけ長く軍事衝突を長引かせることだ」として、欧米が意図的に戦闘を長引かせていると主張した。

前出の渡部氏は「ロシアは第1段階の首都キーウ占領も、第2段階の東部ドンバスの完全掌握も失敗した。次は現在の占拠地を保持し続ける第3段階に移らざるをえないが、これも失敗すると思う。プーチン氏は米欧に責任を押し付ける一方的な主張しかできず、〝敗者の遠吠え〟に聞こえる」と語った。』

ロシアは戦略的に失敗しただけではなく、戦術的にも補給が滞り、軍の兵士の中には犬を食った、との情報も飛び交う有様です。
正に、〝敗者の遠吠え〟をするしかなくなりました。


一方、中国は自国から「意図的に」発生・拡散させた新型コロナウイルスの感染で「ブーメラン」となり、ロシア同様に崖っぷちです。

6月6日15時30分に同メディアが「スクープ最前線 習政権、泣きつき!? 米中首脳会談〝懇願〟の極秘交渉全貌 「3期目政権」確保へ焦りか 台湾めぐり裏取引、バイデン氏ブチ切れ」の題で次のように厳しく指摘しました。

『中国共産党政府が、民主化運動を武力弾圧した天安門事件(1989年)から4日で33年となった。日本や台湾では抗議・追悼集会が開かれたが、中国の習近平国家主席は弾圧を肯定する姿勢を鮮明にしている。一方、日本政府は同日、中国の海洋調査船が、沖縄県・尖閣諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)で、同意なく科学的調査を実施した可能性があるとみて中国側に抗議した。米国と中国は現在、水面下で激しい駆け引きを展開している。習氏の「3期目政権の危機」と、「台湾・尖閣有事」の深刻度とは。こうしたなか、北朝鮮は5日、日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射した。ジャーナリストの加賀孝英氏による最新リポート。



「極秘情報がある。習政権側が、ジョー・バイデン米政権に泣きついている。『米中首脳会談を早期に開催したい』と。政権3期目を確実にするためにも、成果が欲しいようだ。あらゆるルートで懇願してきている」

米情報当局関係者は、こう語った。


外務省関係者も「習氏は失脚危機に立たされている。『ゼロコロナ政策』の大失敗が大きい。中国経済は破綻寸前で、倒産・失業者が爆発、各地で人民の暴動が起こり、党内では反習一派の『習降ろし』が始まった。習氏は今秋の、最大の党大会で『3期目政権』を決め、終身皇帝の座を固める予定だった。このままでは危ない。習氏は必死だ」といった。

習政権の焦りが、米中の水面下接触につながったようだ。極秘交渉の経緯はこうだ。


□5月10日、韓国・ソウルで、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任式が行われた。中国は「習近平国家主席特別代表」の肩書で王岐山副主席が出席し、米国はカマラ・ハリス副大統領の夫、ダグラス・エムホフ氏が出席した。習氏の密命を受け、王氏はエムホフ氏と接触した。

□5月19日、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が「バイデン氏と習氏が、今後数週間のうちに電話会談をしても驚かない」と発言した。バイデン氏が日韓歴訪(5月20~24日)のため、韓国に向かう大統領専用機「エアフォース・ワン」の機内だった。サリバン氏は前日、中国外交トップの楊潔篪共産党政治局員と電話会談していた。

□6月10~12日、シンガポールで開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に合わせて、ロイド・オースティン米国防長官と、中国の魏鳳和国務委員兼国防相の会談が調整されている。実現すれば、バイデン政権下では、初めての国防トップ会談となる。

習政権側は、次のような裏取引も持ちかけていたという。

①バイデン氏は日韓歴訪中に、台湾問題に一切触れるな。触れれば台湾は危険な目に遭う②約束を守れば、ウクライナ侵攻を続けるロシアと、弾道ミサイル発射を続ける北朝鮮の問題で、中国は協力する用意がある―。


「ふざけるな!」だ。で、どうなったか。以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。

「バイデン氏は5月23日、岸田文雄首相との日米首脳会談後の共同記者会見で、記者から『台湾防衛のために軍事的に関与するのか?』と問われ、『イエス(もちろんだ)』と明言した。会場は騒然。日米両政府関係者はギョッとして息をのんだ。予定外の発言だった」

「この発言は、台湾有事に関する従来の『あいまい戦略』を破棄し、『習政権に宣戦布告する』ようなものだ。裏取引の打診を蹴飛ばした。『米国をナメるな』ということだ。バイデン氏は『習氏は独裁者の悪党だ』とブチ切れていた。ホワイトハウスは慌てて、『一つの中国』政策に変わりはないと、発言を修正した。ところが、バイデン氏は『私は大統領だ!』と、スタッフを怒鳴りつけた」


アントニー・ブリンケン米国務長官は同月26日、ワシントンでバイデン政権の新たな中国政策について演説した。ブリンケン氏は「中国との紛争や新しい冷戦」は望んでいないとしながらも、台湾問題をあげ、習氏を名指しで批判した。「中国共産党は米国にとって最大の脅威だ。ロシア以上の脅威だ」と断言した。


■「台湾有事は日本有事」岸田政権に覚悟あるか

さらに、日米情報当局関係者から得た情報はこうだ。

「『イラク戦争の英雄』であるタミー・ダックワース米上院議員(民主党)らの訪問団が5月30日に台湾入りし、蔡英文総統と翌日会談した。習氏の権威もメンツも丸潰れだ。中国軍は30日、戦闘機や早期警戒機など計30機を、台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入させた。台湾軍の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。米軍は、台湾防衛の緊急出動態勢を整えていた」

冒頭の、中国の海洋調査船による不審な活動は、こうした中で行われた。さらに、中国海警局船による尖閣周辺海域への侵入も50日以上連続している。

岸田首相に申し上げたい。中国は日本も狙っている。「台湾有事」は「日本有事」だ。そのうえで、苦言を申し上げたい。バイデン政権は「岸田政権内に『媚中』の裏切り者がいる」と警戒している。岸田首相、あなたにこの日本を、台湾を、命をかけて守る覚悟は本当にあるのか。


■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。』

正に、加賀孝英(かが・こうえい)氏のご指摘通りです!!


日本政府も有事への備えを強化しています。
尺の都合で後日、報告しますが、相当な動きが水面下を含めてあります。
有事や不測の事態に備えねばなりません!!


崖っぷちの露中朝韓、五里霧中!!
貴方も貴女も我が日本も有事や不測の事態に備えよ!!
備えあれば憂いなし!!




6月7日発行(6月8日付け)の夕刊フジ紙面
出典:zakzak ツイッター


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