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新生日本情報局

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小野寺防衛大臣が国産哨戒機P-1に搭乗 世界トップクラスの性能を誇るP-1保有の意義とは

2014-04-25 05:57:35 | 報道/ニュース
4月24日に日米首脳会談が開催されている当日、小野寺防衛大臣は海上自衛隊厚木基地を視察し純国産哨戒機P-1に搭乗、「その飛行能力、それから哨戒能力、様々な攻撃能力、本当にすばらしい航空機だと思います。哨戒機では世界トップクラスの能力を持つと思います。」「海上あるいは海中にある様々な船やあるいは物体に対して、極めて高性能な探査能力・捜索能力があるということがよく分りました。これは当然潜水艦や海上の艦艇の捜索に対しても大変有効な装備だと思っております。」とその性能を絶賛しました。
世界トップクラスの性能を誇る哨戒機、P-1保有の意義とは何でしょうか?

日本は、世界第6位の海岸線と経済水域を持つ海洋国家です。
また、周辺各国は原子力潜水艦を含む多くの潜水艦や潜水艇を保有しており、P-1はそれらを追跡や捕捉、敵対行動をした場合には攻撃して強制浮上や撃沈も行うための哨戒機です。
2013年に開発が完了し、現在13機が予算化、そのうち5機が配備されています。

更に、P-1は、日本が現在75機保有しているP-3C哨戒機に比べて一回り大きいだけではなく、実用上昇限度がP-3Cの8,600 mに比べてP-1は13,520 mとより高い高度で飛行できるため、哨戒範囲もP-3Cに比べて大幅に広い範囲を哨戒できます。
また、エンジンは4発で機体を含めて純国産であり、搭載量も9tを超え、対艦ミサイル8発などを搭載して飛行ができます。
この高い能力のため、P-1は単なる潜水艦や艦艇に対する哨戒活動だけではなく、離島や島嶼防衛や奪還活動、ソマリア沖で行っている海賊対処活動などの警備活動にもより役立つでしょう。

国の防衛は、一般の人間社会や人間関係と同じく、「悪事をさせない」「悪を懲らしめる」、愛の心が基本です。集団的自衛権の有無や条約で決まるものではありません。
基本に立ち返って、国の防衛のあるべき姿を考え、構想と戦略を練り、防衛力を整備していかなければなりません。

本日の有料記事
日米首脳会談でオバマ大統領が尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲であることを明言 その本音とは?

日米両政府が4月24日に日米首脳会談後の記者会見で、米国のオバマ大統領は、日米の同盟関係の堅持や尖閣諸島が日米安保条約第5条の適用対象となることを明言した。
また安倍首相は、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈見直しの取り組みを説明し、これに対してオバマ大統領は支持を表明、安倍首相も、大統領が進めるアジア太平洋重視のリバランス(再均衡)政策を支持し、TPP交渉の早期妥結を甘利経済産業相に指示した。
今回の日米首脳会談でのオバマ大統領の本音とは?

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