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東京都知事選挙の結果は既存政党への厳しい目と批判の現れ

2024-07-17 00:00:00 | 報道/ニュース
7月7日に投開票が行われ、現職の小池百合子氏が3選を果たした東京都知事選挙。


10日も経過したのですから、そろそろ次の衆院選や参院選を見据えた動きが始まるところですね。


貴方も貴女も、これらの動きに注目しましょう!!




7月13日12時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「都知事選、蓮舫氏の敗因は「小池知事と対等にいようとし過ぎた」こと 安積明子 ニュース裏表」の題で「週間フジ」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。


『(前略)


東京都知事選が7日に投開票された。小池百合子知事が291万8015票を獲得し、大方の予想通り、3回目の当選を果たした。


インターネット動画が多数の再生回数を誇り、連日、約10カ所も街頭演説を行った前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は165万8363票を獲得して大いに健闘した。


衝撃的だったのは、立憲民主党を離党して出馬した前参院議員の蓮舫氏が128万3262票しか獲得できず、石丸氏に及ばなかったことだ。


蓮舫氏は「反自民・非小池」をスローガンに掲げ、「行革の専門家」をアピールしたが、訴えは都民の心には刺さらなかったようだ。




(中略)


2010年の参院選で171万票を獲得した蓮舫氏は、22年の参院選で、67万票しか得られなかった。


(中略)


あるメディアの選挙班が7月4日に行ったとされる「票読み会議」では、小池氏は約260万票、石丸氏が160万票に対し、蓮舫氏は110万票にとどまった。この分析は、かなり正確だった。


(中略)


一方、17日間の選挙戦で228回も街頭演説をした石丸氏は、野心をさらに燃やし、国政進出について「選択肢として当然考える。例えば、衆院広島1区」と、岸田文雄首相の選挙区を名指しした。だが、石丸氏の地元である安芸高田市で7日投開票された市長選では「石丸市政の転換」を訴えた新人が当選した。


政治とは常に栄枯盛衰だ。それにしても、小池氏のしぶとさが際立っている。(政治ジャーナリスト・安積明子)
(以下略)』




東京都知事選挙で言われる「百合子山」は高い、高い~(棒読み)。


そして、前回の東京都知事選以上の候補者が出た事も、票の分散化の一因になったでしょうね。




一方、この引用記事以上に辛辣な見解も。


同日14時30分に同メディアが同特集・連載項目にて、「都知事選に見る有権者の地殻変動 勝負を決めた「3つの動画」とは 平井文夫 ニュース裏表」の題で今後の地殻変動的な有権者の動きを次のように伝えました。


『(前略)


現職の小池百合子知事が再選された東京都知事選(7日投開票)。3つの「動画」が印象に残った。


5月27日に立憲民主党の蓮舫氏が出馬表明をしたとき、私は「ひょっとすると勝つかもしれない」と思った。自民党が派閥裏金事件などで支持を失い、4月の衆院3補選では立憲民主党の候補が「3戦全勝」して勢いに乗っていた。


だが、2日後に出た映像を見て、「これはダメだ」と思い直した。




(中略)


共産党の「政権への関与」が現実的になると、有権者はとたんに拒否反応を示す。2021年の衆院選もそうだったが、今回も国政と都政の違いこそあれ、同じパターンだった。


一方の小池氏だが、政策を「AIゆりこ」に語らせたのは、はっきり言ってあまり面白くなかった。だが、「リアルゆりこ」が個人的なことを語るショート動画は非常によくできていた。


特に、小池氏が40代で子宮筋腫によって子宮を全摘出し、「隣の産科から聞こえる赤ちゃんの声を聞いて喪失感を覚えた。だからこそ産みたいと思っている人たちをサポートしたい」とボソボソと語った動画にはグッときた。


小池氏の実績については評価が分かれるし、アンチも多い人だが、自分の「弱さ」を含めたこうしたアピールは有権者の心に強く残る。小池氏はこういうのが実にうまい。


そして、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏。この人が市長時代に新聞記者や議員とやり合う動画を見て筆者は「怖い人だな」と思ったが、実はこれがネットで熱狂的に支持されていると聞いて驚いた。


落選後のテレビ出演でも質問にまともに答えず、ネット上で批判を浴びていた。だが、おそらく石丸氏を支持する人たちは既成政党による政治や大手メディアの報道にうんざりしており、彼らに「立ち向かう」石丸氏を評価している。是非はともかく、石丸氏が165万票をとったという事実は重い。


(中略)


今後、似たような人たちが次々に出てきて、「今の政治をぶっ壊せ」「新しい政治をつくろう」と叫べば、それに乗る人は多いのではないか。政治にとんでもない地殻変動が起きるかもしれない。(フジテレビ特別解説委員 平井文夫)
(以下略)』




筆者の分析では、選挙前の予想から、平井文夫氏の言われる事とほぼ同じ分析をしていました。
特に前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の出馬を聞き、「これで蓮舫さんは3位だろう」と強く感じましたね。


第一、蓮舫さんにはどんどん支持者が離れてアンチが増える一方です。
それを「人気がある」と誤解した事自体が、身の程を知っていたのか、と言われても仕方が無いのでは!?


更に申し上げるならば、東京都民は「最善策」を考えて投票したのですよ。
もっと良い候補が欲しいなあ、と考えても、中身が無い極左反日候補など魅力に欠ける候補には基本的に見向きもしていません。
有権者は、昨今の内外情勢の厳しさで基本的に現状に不満を持つ人達が多いですからね!!




東京都知事選挙の結果は既存政党への厳しい目と批判の現れ






小池百合子都知事自身のX バナー画像




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