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山形新幹線などの新幹線は車両も路線も改善推進を!!

2024-03-23 00:00:00 | 防衛
3月16日、JRグループがダイヤを大幅に改定しました。


これは、既に大々的に報道されている北陸新幹線の敦賀までの延長開業に伴うものです。


筆者にとっても、筆者の住む東北の山形における在来線の運転ダイヤが利用しやすくなり、助かっています。


一方で、課題も山積しています。
その尤もたるものは、鉄道網の高速化とその課題です。




3月19日19時04分に読売新聞がmsnにて、「オーバーランした東北新幹線つばさ、7km「滑走」…ポイントを65キロオーバーで通過」の題で次のように伝えました。


『福島県郡山市の東北新幹線の郡山駅で今月6日、「つばさ121号」が停車位置を約500メートルオーバーランした問題で、JR東日本は19日、ブレーキをかけ始めてから約7キロにわたって、車輪が回転しながら滑っていく「滑走」が断続的に起きていたと発表した。滑走の原因はわかっておらず、JR東は専門機関と協力して調査を進める。





 JR東によると、停止位置の約6・5キロ手前で自動列車制御装置(ATC)が作動したが十分に減速せず、運転士が手動で非常ブレーキをかけた。ホーム約250メートル手前の線路を切り替えるポイントでは制限速度(時速80キロ)を大幅に上回る約145キロで通過したという。ポイントを通る際の衝撃で、乗客1人が頸椎(けいつい)ねんざなどのけがを負った。


 つばさに別の車体を連結させ、ブレーキ効果を高めるなどの緊急対策を取る。』





郡山駅周辺の東北新幹線の路線は高速化しやすい区間であり、車両に問題がなければトラブルなど起きようがない場所です。


1992年に開業した山形新幹線は、開業そのものが実験線としての宿命として、トラブルの連続でした。
特に過酷な山岳地帯である板谷峠を越える福島~米沢の区間、特に庭坂~米沢間は難所で、大雪や凍結による架線やパンタグラフ劣化による機器改良、路線周辺での倒木被害で防雪林の樹木伐採、動物やなだれ事故への対策などで本当に苦しみましたし、今も苦しんでいます。


今回のトラブルの本質的な原因は現時点では不明ですが、早急な原因解明と再発防止の対策や対応が必要です。
JR東日本なら、必ず出来るでしょう!!


一方、山形新幹線は米沢~福島間の高速化について山形県とJR東日本で協定を締結し、更なる高速化や安全性向上を目指しています。


これらと同様の動きは、秋田新幹線でも見受けられます。
2024年問題で物流輸送の更なる高速化や残業規制の問題をいかに解決するかは、新幹線をいかに上手に使うかにかかっています。




山形新幹線などの新幹線は車両も路線も改善推進を!!
リニア新幹線の建設も、東京~新大阪に限らず、もっと全国展開をしても良いでしょう!!

2022年10月24日、山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画の推進に関する覚書
の締結式の様子
中央は山形県の吉村知事
出典:山形県 HP


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