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ソフトバンクが日本シリーズ2年連続でストレート勝利の影に自由度の高い球団運営とセ・リーグの凋落!!

2020-11-28 00:00:00 | 報道/ニュース
プロ野球がコロナ禍の中、短縮日程を経て日本シリーズも終了しました。

その結果、ソフトバンクが日本シリーズ2年連続でストレート勝利。
ファンの皆様、おめでとうございます。

どうして、ここまでソフトバンクは強くなれたのか。
そして、逆説的ですが、何故、巨人をはじめセ・リーグは日本一になれなくなったのか??
大きな、そして様々な想いが交錯しますが、一野球ファンの筆者としても気になるところです。

11月26日17時55分にSANSPO.COMが「ソフトバンク・工藤監督、日本一から一夜明け「喜びがこみあげてくる。選手が頑張った」」の題で次のように伝えました。

『ソフトバンク・工藤公康監督(57)が26日、ペイペイドームで取材に対応。日本一から一夜明け「新聞とかを見て、喜びがこみあげてくるというか。選手がよく頑張ったなと。ゆっくりさせてあげたいなと思いながら。すでに来年の課題もつくっていかないといけないので。シビアな自分と休ませてあげたい気持ちと。混ざっているような感じがします」と心境を明かした。

 前日25日、巨人を相手に4-1と完勝。「SMBC日本シリーズ2020」を制し、パ・リーグ史上初の4年連続日本一を達成した。一夜明けたこの日。早速コーチ会議を開き「自分がイメージさせてもらっているものを、話をさせてもらいました」と振り返った。

 今季は秋季キャンプがなく、いきなりオフに突入することになる。12月の過ごし方については「まずはしっかりリラックスすることが大事」としつつ「休めすぎてもというところもあるので。個人によって、年齢によって違うと思いますし」とした。』

一方、同日、zakzak by 夕刊フジが「ソフトバンク4年連続日本一 王会長は20年越しのONシリーズリベンジ、雪辱の味は格別だっただろう」の題で「江尻良文の快説・怪説」の特集項目にて、次のように伝えました。

『ソフトバンクが25日、日本シリーズ第4戦(ペイペイドーム)で巨人を下し、V9巨人以来の4年連続日本一を達成。孫正義オーナー(63)-王貞治球団会長(80)のツートップは、念願の球界新盟主の座獲得へ偉大な第一歩を印した。王会長にとっては悲願だった、2000年のONシリーズのリベンジでもある。

 令和新時代に2年連続の4戦全勝で日本一。辛口の球界OBたちまでがそろって「ソフトバンクは飛びぬけた存在。投打共に別格の戦力を持っている。どこも勝てないよ」と絶賛する。まさにV9巨人以来の常勝軍団だと認知したのだ。

 そんな強大なチームを作り上げたのは、孫オーナーの全面支援を受けた王会長に他ならない。世界を相手にビジネスを展開する親会社トップは、球団オーナーとして「球団のことはすべて王さんに任せる」と明言。実際に有言実行している。

 04年にダイエーから球団を買収し第一にやったことは、王監督(当時)に「取締役球団副会長」「ゼネラルマネジャー」兼務の辞令を出したことだ。口先だけでなく実際に球団の全権を任せた。

 王監督は素直に喜んだ。名刺にも「王貞治」の横に「監督」「取締役球団副会長」「ゼネラルマネジャー」の3つの肩書が並んでいた。名刺を持った監督は珍しい。「貴重品として保存するので1枚下さい」とお願いすると、照れながら手渡してくれた。

 「監督の他にフロントの重要ポスト2つでは大変なのでは…」と言うと、こう一蹴されてしまった。「大丈夫だよ。球団副会長といっても平取締役だし、代表取締役じゃないからね。孫オーナーからは『球団のことはすべてお任せする。必要なお金はいくらでも出すし、球団で儲かったお金を本社があてにすることはないから、すべて球団で使ってください』と言われたよ」

 日本球界では異例の「お金は出すが口は出さない」孫オーナーと、王会長の最強コンビ。当初は「ソフトバンクは巨人に代わる金満球団」と揶揄された時期もあった。が、今やエース千賀を筆頭に育成選手が看板になっている。

 甲子園の優勝投手なのに「いきなり投手失格。一度もプロで投げないうちに打者転向させられたんだから」と振り返る世界の王は、4年かかって一本足打法を完成させた努力の人。そんな王会長にふさわしい育成選手が主力の最強ホークスだ。

 今回の日本一は、球史に残るONシリーズのリベンジでもある。昨年は巨人にストレート勝ちで日本一も、完全リベンジにはならなかった。というのも、ソフトバンクは2年連続でリーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)制覇で日本シリーズに進出。「今季はリーグ優勝をして、巨人と日本シリーズをやって勝ちたい」と高らかに宣言してきた。

 終生のライバル、長嶋終身名誉監督に対するリベンジは、リーグ優勝同士の対決でないと意味がない。あれから20年後の雪辱の味は格別だっただろう。(江尻良文)』

ここまで孫会長が王さんを慕って球団の全てを任せ、頼っていたとは、驚きですね。

そして、ダメ押しで、同日、同メディアが「プロ野球は「グレート・リセット」へ パが通算36勝35敗で70年ぶり勝ち越し」の題で次のように伝えました。

『日本プロ野球は「グレート・リセット」の時を迎えようとしている。

 71回目の日本シリーズはソフトバンクが制し、両リーグの対戦成績はパの36勝35敗となった。パが通算で勝ち越すのは、1950年の第1回シリーズで、毎日がセ・リーグの松竹を破って以来、実に70年ぶりだ。

 セがパを最も圧倒したのは65年からの9年間。すなわち巨人のV9時代で、その掉尾を飾る73年の段階でパは7勝17敗と大きく水をあけられた。正確には「セ高パ低」というより、「巨人1強」の時代だった。

 今世紀に入っても、原巨人が初の日本一に輝いた2002年時点では、まだパの21勝32敗と格差は歴然だった。だが04年オフの球界再編を境に地殻変動が起こり、今年でパ代表は8年連続日本一に。うち6度を占める最強ソフトバンクを中心に切磋琢磨しながら、リーグ一丸でかつての巨人1強体制に匹敵するほど圧倒的な、「パ高セ低」の時代を築きつつある。

 「かつて在京セ球団のフロントの方に『パ・リーグは同じプロ野球だと思っていなかった』と言われたのを思い出す。テレビに映らず、新聞にも載らない。日が当たらず選手たちの張り合いもなかったパが、ここまで来たかと隔世の感がある」

 そう喜ぶのは、夕刊フジでコラム「スポーツ経営学講義」を連載中の桜美林大・小林至教授(52)だ。

 パ不遇の時代にロッテで選手生活を送り、草創期のソフトバンクでは編成を担当。3軍制を導入するなど、常勝軍団の礎を築いた。

 2年連続の衝撃的な結末を目の当たりし、世間では早くも議論が沸騰中だ。「なぜパ・リーグはセ・リーグを凌駕するに至ったのか」。その一翼を担った小林教授の緊急寄稿を受け、夕刊フジでは27日発行紙面から短期集中連載をスタートする。』

筆者も近年の東北楽天の日本一や、広島の躍進振り等を観れば、プロ野球も「巨人」「西武」最強時代は終了してしまったのだな、と実感せざるを得ません。
『「なぜパ・リーグはセ・リーグを凌駕するに至ったのか」。』

筆者もワクワクしながら、夕刊フジの短期集中連載を拝読しようと思っています。


ソフトバンクが日本シリーズ2年連続でストレート勝利の影に自由度の高い球団運営とセ・リーグの凋落!!



11月26日の夕刊フジ記事の目玉
出典:zakzak ツイッター


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