作家、山崎豊子 死去の報。ショックである。
私の好きな作家のひとりだった。「暖簾」から始まって、「運命の人」に至るまで全作品読んでいる。初期のころの"船場もの”とよばれる作品(「花のれん」「ぼんち」等)は、いかにも直木賞作家にふさわしい読みやすくストーリが面白かった。
それが、「白い巨塔」から意識を持って社会問題をテーマにした作品に取り組んでいく。綿密な取材と膨大な資料をもとに社会派作家と呼ばれ、それは巨大な組織や国家・社会の不条理を決して許さない反骨精神となって表現してゆく。一時”女清張”と呼ばれたが、松本清張に比肩すべき社会派作家であった。「不毛地帯」「華麗なる一族」「大地の子」「二つの祖国」「運命の人」どの作品が好きか?と問われても困る。なぜなら、一作一作ごとに彼女が命を削るように精根を込めて描いた作品で、私の心を魅了して止まないからだ。一作読み終えるたびに次作を期待し待たれたものだ。長編小説を一気呵成読ませる作家は層々いない。
惜しい作家を失った。 合掌!
私の好きな作家のひとりだった。「暖簾」から始まって、「運命の人」に至るまで全作品読んでいる。初期のころの"船場もの”とよばれる作品(「花のれん」「ぼんち」等)は、いかにも直木賞作家にふさわしい読みやすくストーリが面白かった。
それが、「白い巨塔」から意識を持って社会問題をテーマにした作品に取り組んでいく。綿密な取材と膨大な資料をもとに社会派作家と呼ばれ、それは巨大な組織や国家・社会の不条理を決して許さない反骨精神となって表現してゆく。一時”女清張”と呼ばれたが、松本清張に比肩すべき社会派作家であった。「不毛地帯」「華麗なる一族」「大地の子」「二つの祖国」「運命の人」どの作品が好きか?と問われても困る。なぜなら、一作一作ごとに彼女が命を削るように精根を込めて描いた作品で、私の心を魅了して止まないからだ。一作読み終えるたびに次作を期待し待たれたものだ。長編小説を一気呵成読ませる作家は層々いない。
惜しい作家を失った。 合掌!