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晃ちゃんの喫茶室

皆さんと語る憩いの場です。

夏越の祓へ・黙祷

2009-06-30 15:00:33 | Weblog
きょう 6月30日は「夏越の祓へ」 の日だ。この半年間の汚れを払う日だが、私にとっては忘れられない日でもある。今を去る66年前のこの日私の最も敬愛する叔父の戦死公報が届いた日だ。東京商大(今の一橋大)を卒業し、一流企業に就職して、新婚生活に入った間なしに召集を受ける。硫黄島に向かう輸送船にて、敵に襲撃され散華したとの報 当時 今は亡き祖母や母(叔父の姉)の涙は子供心にも忘れられない悲嘆なことであった。
毎年 この日になると若くして逝った(読書の楽しみを教えてくれた)叔父を偲び、”平和のありがたさ” をしみじみと実感する。 黙祷

黄色い薔薇

2009-06-20 14:19:59 | Weblog
わ~い! 優勝 だ  いくつになっても、一位というのは気分良く嬉しいものだ。たとえ、それがささやかなコンクールであっても・・・・・
昨19 日 パソコン 教室で「デジカメ講座」が行われ、先生の「シャタースピードと絞りの関係」の講義を受け、早速 近くの「ハープガーデン」 へと撮影に出かけた。そこはまさに 倉本聰 の 「風のガーデン」 の世界で、種々の草花が咲き乱れている。みなそれぞれに  をオブジェにむけ余念がない。約45分後 一同揃って記念写真を撮り教室に戻る。そこで、それぞれの写真を披露し、気に入った作品に投票する。そして、優勝したのがこの写真だ。
 その他 20数枚撮ったが、今日はとりあえずこの一枚を載せることにする。

南会津紀行(その二)

2009-06-04 10:35:47 | Weblog
(二日目)
宿を出て、まだら雪の残る 安達太良山 (1700m)にゴンドラでのぼろうと、麓駅まで行ったが、あいにく頂上は靄っていてみえず、断念する
せっかく、頂上であの時のように ”あれが阿多多羅山 あの光るのが阿武隈川” と叫ぼうと思っていたのに・・・
今日の行程は、会津の市街を散策しようということで、を駐車場に置きぶらりぶらりと歩く。途次 いま流行りの 「昭和なつかし館」 に立ち寄る。骨董屋の二階に昭和30年代の茶の間があり、当時のもろもろの懐かしいものが所狭しと置かれてある。(Oh!ダッコちゃん・フラフープ) また行くと、創業300年の土蔵つくりの 「白木屋漆器店」 があり、とにかく書き出したらきりがないくらい見どころ多し。 それぞれの路が曲がりくねっているのも 城下町 らしい。そろそろ腹が減ったので、名物会津料理 「輪箱飯」(わっぱめし)を割烹「四季野」 で賞味(あまりに旨いので写真に撮れず残念)
市の東方に会津松平氏庭園「御薬園」 がある。霊泉湧く心字の池 を巡ると、与謝野晶子の歌碑あり ”秋風に 荷葉うらがれ 春を放つ おん薬園の 池をめぐれば” お茶屋でおうすをいただき、しばしくつろぐ。今夜の宿は秘湯「二岐温泉」  チェクイン 少憩してタオル片手に石段を降り、滴るような新緑をながめ、せせらぎを聞きながら川べりの露天風呂に入る。

(三日目)
宿の若く可愛らしい仲居さんに見送られ、「塔のへつり」 に向かう。会津鉄道は駅舎がいい 新緑の森林の中に床上式のこじんまりした山小屋風駅舎  風情あり。「塔のへつり」 は急な石段を降り、つり橋を渡って川の対岸を巡れるようになっているが、脚がちょっと痛いので展望台から眺める。  は 会津鉄道線を右に左に見ながら、あまり知られていないが、南会津下郷の 「観音沼森林公園」 に  人気はあまりなく、幽邃の境地を満喫する
次の目的地 日本最大級のゴヨウツツジ の群生地 「マウントジーンズ」 ロープウエイで10分、もう ちょっと盛りは過ぎているが、ゴヨウツツジの散策コースをいく。途中 ブナの大木や延命水などがありぶらぶら20分ほど行くとリフト乗り場へ こちらは約8分 ここから三本槍岳のほうに行けるのだが、ここで引き返す。 歩道はウッドチップが敷きつめられ歩きやすい 思わぬ森林浴ができた。
さあ 最後の観賞地 「那須八幡つつじ園」 遥か那須岳や茶臼岳を背景に、ピンク色のつつじが一面に咲き乱れている中を巡る。 ここも遊歩道が板敷になっているのがいい。
かくて、脚は痛かったが、仲間たちに助けられ心満たされた二泊三日の旅は終わった   
(ちなみに、この三日間 歩いたのが延べ約5万歩 われながら

南会津紀行 (その一)

2009-06-03 11:28:21 | Weblog
五月は3回も旅に出た。今回は会津方面にJJ会(はやアラカンを過ぎた熟女・熟男の仲間たち)の10名とで出かけた。
沿道の淡白色咲くニセアカシアを車窓に眺めながら、ひたすら東北道を北上し二本松ICでおりる。まず、最初に訪れたところは、「鬼婆伝説」 で有名な昔は葦などが生い茂っていただろう 安達が原公園 の 「ふるさと村」 にはいる。園内には江戸末期の中流武士の屋敷や明治初期の豪農家が、移築されてある。振り返ると、五重塔が眺められ、その塔内に恐ろしげな鬼婆像 がある。  園に隣接する 芭蕉や子規が訪れた 観世寺 に詣でる。ここの宝物殿には、如意輪観音 や 鬼婆 が使用した遺品や什物が陳列されてある。境内には 鬼婆 が住んだといわれる岩屋の奇岩・珍岩があり  子規の句碑 "涼しさや 聞けば昔は 鬼の家 ”
五分ほど歩いたところ 鬼婆を埋めた 「黒塚」 の土手で夫人方の手料理弁当  を食す。 食後、 は二本松の 智恵子の生家 へ、ここは3回目。裏庭に 「智恵子記念館」 があり、智恵子の紙絵の数々 私の愛する光太郎の 「智恵子抄」 ”智恵子は遠くを見ながら言ふ/阿多多羅山の山の上に/毎日出てゐる青い空が/智恵子のほんとの空だといふ/あどけない空の話である” 詩などが展示してある。
まだまだ見ていたいが、次の 二本松城址 に向かう。
大手門前に 幕末の戊辰戦争で勇敢にも戦った 二本松少年隊群像 が建っている この城は「霞が城」ともいい、現在日本最大の規模を誇る秋の菊人形は有名だ。
今宵の宿は ?十年前新婚旅行で来た想い出の「岳温泉」 往時を偲びながら、ひとり ライトアップされた露天風呂にひたる。