全ポン協 ~全国ポン酢飲み歩き協会~

ポン酢コーディネーター・藤島琴弥が、皆様と全国のポン酢を繋げます!

ジャバラ

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)
ジャバラ

和歌山県北山村から三重県熊野市にかけての原産。

この地方に江戸時代から分布していたゆずと九年母、紀州みかんなどの自然雑種の香酸かんきつ。北山村出身の福田国三氏宅に残っていたたった1本の原木から苗木を育て登録申請し、昭和54年11月に品種登録されました。

昔から熊野地方は北山川を通じて、紀伊半島や四国方面とも海路の交通があり、“ゆず”や“九年母”、“小蜜柑”なども入植されていたことから、本地の気候に最も適した強い固体の品種が定着したのではないかと想像されています。

ゆずよりも果汁が豊富で、種がなく風味に独特のものがあり、地元では昔からお正月の料理に珍重されて来たものであり、その名の由来も“邪気を払う”から付けられたといわれています。

日本で唯一の飛び地の村、北山村で生産されるじゃばらの大きさは130g位。球形ないし短球形をしており、皮まで有効に使えて捨てるところはありません。

例年5月頃に開花して実をつけます。
11月下旬から12月上旬頃に収穫期をむかえるじゃばらは、糖度と酸度のバランスのとれたまろやかな味が特徴で、ゆず、すだち、かぼす等とも異なった独特の香りや風味をもっています。


北山じゃばら.comより引用


ヘベス

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)
ヘベス(学名は“Citrus junos Tanaka Silbes”)


もともと日向地域に散在していたもので、他の香酸カンキツ類と同様に種が入っていた。現在は系統選別して種なしへべ酢として出荷している。

果皮が薄く1果実あたりの果汁が多く絞りやすいのが特徴です。 外観はすだちに似た感じですが、すだちよりやや大ぶりで、カボスよりは小さい感じです。また、スダチ・カボスに比べ香りがまろやかです。

鍋物・焼き魚・刺身・酢の物に絞って食べると独特の香りが食材をひきたてる。焼酎には輪切りが合う。



ユコウ

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)

ユコウ(柚香)

わが国でできたユズ近縁の自然交雑種と推定され、徳島県および高知県で古くから栽培されてきた記録があります。また、徳島県内に推定樹齢150年前後の古樹が点在していましたが、昭和56年の大寒波でその多くが枯死しました。
 愛媛県に伊予ユコウがあり、一見徳島のユコウと同じように見えますが、樹性、葉形および果実の性状に違いがあり別種とされています。そのほか、駿河柚香、相模柚香等ユコウと呼ばれる品種がありますが、これらとも異なります。系統には一般に栽培されている10個前後の種子を含む系統と3個~無核で果実がやや小さい系統があります。
 ユコウは徳島県下、上勝町を中心にカンキツ産地に点在し、かつては145ha栽培されていましたが、昭和56年の寒波をきっかけに減少し、現在では約65ha(平成17年)が栽培されています。スダチの代用として用いられる事が多く、そのほとんどは搾汁加工用で、ユコウ酢もしくはポン酢の原料としてスダチ酢およびユズ酢と混用し利用されています。近年は加工原料仕向需要が減少している事もあり、ユコウ栽培面積もさらに減少するものと思われます。 


徳島県立農林水産総合技術センター HPより引用


カボス

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)
カボス(学名:Citrus sphaerocarpa)
ミカン科の常緑広葉樹、及び、その果実。柑橘類のひとつ。

ユズの近縁種で、枝には鋭い刺がある。果実は緑色のうちに収穫するが、熟すと黄色くなる。スダチ等と混同されがちだが、果頂部の雌しべの落ちた跡の周囲がドーナツ型にやや盛り上がるため外観からも容易に区別できる。果肉は黄白色で、多汁であり酸味が強い。果汁を搾って食用とする。大分県の特産品。

カボスの果汁は、酸味に富むとともに独特の香りを有しており、刺身や焼魚等の薬味として、あるいは鍋料理のポン酢や、酢の物等の調理に用られる。大分県では、味噌汁やパスタに搾る等、種々の料理に日常的に利用されるとともに、果汁や果肉を用いたジュース、菓子、酒類等の加工品も販売されている。

大分県では、非常に庶民的でポピュラーな食品であり、大量に消費されるが、県外では流通量が少なく、高級食材として扱われることが多い。



wikipediaより引用


ダイダイ

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)
ダイダイ(橙、臭橙)
ミカン科の常緑樹、およびその果実。


初夏に白い花が咲き、冬に果実が実る。果実の色は橙色(だいだいいろ)と呼ばれる。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと二・三年は枝についている。ここから「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったとされる。果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙」とも呼ばれる。
日本では、名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、鏡餅などの正月の飾りに用いられる。


酸味が強いため、直接食するのには適さない。マーマレードおよび調味料、漢方薬の材料として利用される。
果汁は酸味が強く風味がいいことから、鍋料理のポン酢の材料として多用される。 福岡県博多の名物水炊きは薬味として醤油にこれを絞った付けタレで頂くのが昔からの風習である。


薬効
漢方では、果実の皮を乾燥させものを橙皮(とうひ)といい、去痰薬・健胃薬として用いられたり、香りづけに用いられる。また、未熟果実を乾燥させものを枳実(きじつ)といい、芳香性苦味健胃、去痰、排膿、緩下薬として用いられる。

ダイダイの皮には、シネフリンという化合物を含み、生薬の麻黄(エフェドラ)に含まれる成分、エフェドリンと類似の構造をして交感神経、副交感神経混合型興奮作用を有していることから、「シトラス」という名称でアメリカでダイエット用の健康食品として使用されている。



Wikipediaより引用











スダチ

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)
スダチ(酢橘、学名:Citrus sudachi)
ミカン科の常緑低木ないし中高木。ユズの近縁種であり、日本では古来から馴染みのある柑橘類である。

スダチの名は酢橘(すたちばな)に由来する。花期は5-6月頃で白い花を咲かせる。秋頃に果実が実る。青いうちに収穫し出荷するが、熟すとミカンと同様に黄色くなる。


スダチは徳島県を代表する特産物の一つで、徳島県の花にも指定されている。

香りが豊かであることから、サンマなどの焼き魚をはじめ様々な日本料理で使用される。大阪市中央卸売市場における徳島産スダチの市場占有率はほぼ100%で、近年、東京では高級食材として知られるようになった。
しかし、北海道や九州などの地域における認知度は決して高いとは言い難く、徳島県は現在、これまでのPRに加え、見栄えの良い種無しスダチの開発を行うなど、ブランドの確立や市場の拡大を図っている。

カボスと混同されることがあるが、カボスは大分県の特産で、大きさが全く違う。スダチは30~40グラム程度、カボスは100~150グラム程度である。



Wikipediaより引用



ユズ

2007年12月25日 | ポンズの酢(酸味)
ユズ(柚子、学名:Citrus junos)
ミカン科の常緑樹。柑橘類の1つ。

ホンユズとも呼ばれ、果実は比較的大きく、果皮の表面はでこぼこしている。果実が小型で早熟性のハナユズ(ハナユ、Citrus hanayu)とは別種である。日本では両方をユズと言い、混同している場合が多い。タネの多いものが多い。

消費・生産ともに日本が最大である。寒冷に耐性があり、極東でも自生出来る数少ない柑橘類である。酸味は強く香りもある。日本では東北以南で広く栽培されている常緑小高木である。花言葉は"健康美"と言われる。



日本国内産地としては、高知県馬路村や北川村など高知県東部地方の山間部が有名である他、山梨県増穂町や栃木県茂木町等、全国各地に産地がある。海外では、韓国最南部の済州島およびその周辺地域、中華人民共和国の一部地域で栽培されている。



Wikipediaより引用



ほんなこつデコポン 火の国ぽん酢

2007年12月25日 | 北部九州
熊本県産


ホシサン株式会社 「ほんなこつデコポン 火の国ぽん酢」



KUMAMOTOよかみやげコンクール~ 最優秀賞 ~受賞商品です!


KUMAMOTOよかみやげコンクールは、
○書類と商品での一次審査

○二次審査は、メディア、旅行関係者、宿泊施設関係者、一般代表者、職員など多彩な人員で構成される7人の審査員への商品説明、試食で行われます。
また、一般代表者数名は、県外在住経験をもつ条件で熊本市が公募。応募者が作成するレポートから選定される、しっかりとしたコンクールです。

食品だけではなく、工芸品など幅広い応募があった中からの受賞です。
味はもちろん、商品完成度の高さを証明できる賞と思います。




「火の国ぽん酢」は、そのままジュースにできるデコポンのストレート(100%果汁)を贅沢に使用。果汁感を補う香料や別の果汁はいっさい使用していません。
だしの味もちょうど良く、甘みの多い柑橘果汁なので酸味はきつくなく、オールマイティーに使用できるぽん酢です。

デコポン果汁を使ったぽん酢ってのはとても珍しいので、熊本にご旅行の際はお土産にGOODだと思います★




ジュレタイプのポン酢は、一時期流行りましたけど最近見かけない。大手メーカーもジュレタイプ辞めてしまったようなんですが、火の国ポン酢はまだまだ燃えています。有難い!!

これ、弁当に使いたい人絶対居るんですよ。
ポテチをディップしたい人絶対居るんですよ。
カナッペ的なやつに使ったり、サンドイッチやマリネ的なモノに使いたい人絶対居るんですよ!
そう、ココに!!

ホシサンさん、作り続けて下さいね、ジュレタイプ💕



ホシサン株式会社オンラインショップ:http://www.hoshisan.jp/





情報(現物)提供:yottchanさん
美味しい情報ありがとうございました♪


じゃばらぽん酢 じゃぽん

2007年12月18日 | 和歌山県産
じゃばら村センター「じゃばらぽん酢 じゃぽん」



またまたじゃばらポン酢です。

ポン酢を研究するようになってからというもの、多くの柑橘類に出会います。
北山村は和歌山県でありながら三重県と奈良県に囲まれた飛び地の村で、北山村でしか生産していない「じゃばら」は幻の果実と言われておりました。
花粉症に効くといわれている「じゃばら」も、まだ本物を肉眼で拝んだことはありませんが、北山村の村おこしの甲斐あって、ポン酢と混ざって私の口に運ばれています。
ポン酢と混ざらなければ一生、知ることも無かったでしょう、じゃばら。


和歌山と三重と奈良の間辺りに、ご旅行の皆様、北山村の観光名所はスリル満点の筏下り!!
お土産は「じゃばらぽんず」ですよ。


ちなみに味は・・・。
さっぱりで酸味が効いてます。
じゃばらの酸味はくせがないので、オールマイティーにいけます。
甘みが足りないと感じる方は、はちみつやミリンを足すとお好みになるかな♪
オリーブオイルを合わせてドレッシングにしたり、蒸し野菜、焼き魚、いろいろお試しあれ!


生産地【和歌山県東牟婁郡】

じゃばら村センターHP:http://www.kitayamamura.com/



しゃぶだれ ぽんず

2007年12月18日 | 南関東地方
埼玉県産

(株)埼玉種畜牧場 「しゃぶだれ ぽんず  



埼玉県にある「サイボクハム」をご存知でしょうか。
TV番組で何度も取り上げられ、また多くの著名人のお気に入りとしても有名な養豚牧場です。

ウチもこのサイボクハムのハムやソーセージのファンですが、加工品以外にも生肉の販売もしております。
銘柄「ゴールデンポーク」のロースやバラのしゃぶしゃぶ用ももちろん。

で、そのお肉に合わせて出来ているのがこの「しゃぶだれ ぽんず」
濃厚な甘さのあるゴールデンポークには、ちょっと濃い味のこのしゃぶだれぽんずはぴったりです!
豚しゃぶはもちろん、おろし玉ねぎと合わせてポークステーキのソースとして、おろし生姜と合わせて生姜焼きのたれ。
豚バラ塊肉を、ぽん酢1:1水で煮てもいいですよ!


生産地【埼玉県日高市】


サイボクハムHP:http://shop.saiboku.co.jp/index.php?main_page=index


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