全ポン協 ~全国ポン酢飲み歩き協会~

ポン酢コーディネーター・藤島琴弥が、皆様と全国のポン酢を繋げます!

直七(田熊スダチ)

2015年12月19日 | ポンズの酢(酸味)


直七(田熊スダチ)

直七は、広島県尾道市田熊で発見された香酢柑橘の一種でスダチの仲間です(正式名称「田熊スダチ」)。
昔、魚商人の直七が、魚にかけるとおいしいとすすめたため、この名が付いたといわれています。

全国的に、ポン酢といえばゆずの印象が強いですが、直七の生産地である高知県宿毛市では、ポン酢といえば直七、というくらい地元に愛されています。


柑橘類の中でもバランスの取れた果汁
まろやかな酸味とすっきりした後口が
料理を活かす果汁です。


直七をこよなく愛する人々が暮らす宿毛市は、四国の南西部にあり、温暖な気候を生かした野菜の栽培や、施設園芸、海に面した南斜面では果樹栽培が盛んな地域です。


直七の里株式会社ホームページより引用

醸造酢

2015年12月19日 | ポンズの酢(酸味)


醸造酢は、米、麦、コーン等の穀類、果実、野菜、さとうきび、はちみつ、アルコール等を原料として、これを酢酸発酵させて製造したものですが、家庭用を含めて広く一般的に使われている食酢です。また、醸造酢の中には穀物酢や果実酢も含まれています。

全国食酢協会中央会 全国食酢公正取引協議会(http://www.shokusu.org/index.html)より引用



醸造酢と合成酢の違いについては、ミツカンさんのサイトに興味深く記されています。
「100%醸造はミツカン酢だけ」:ミツカンのはなし│
http://www.mizkan.co.jp/story/change/07.html

ぶしゅかん

2015年12月19日 | ポンズの酢(酸味)


ぶしゅかん(画像左)

“ぶしゅかん”とは、酢ミカンの一種。
ユズやミカンの仲間で、本名は「餅柚(もちゆ)」といいますが、地元では“ぶしゅかん”と呼ばれています。

人間の手のような形をした黄色い柑橘類「仏手柑(ブシュカン)」(画像右)とは別物ですが、一説によると「餅柚」が仏像の御手にのっている「宝珠」に似ていることから“仏手柑=ぶしゅかん”と呼ばれるようになったとか。

高知では美味しい魚に欠かせない存在で、地元の人からは「酢の王様」として愛されています。


同じ「ぶしゅかん」の名称で呼ばれ、一般的にぶしゅかんと聞いて連想する のは掌の形をした柑橘類だと思いますが、 こちらは正式には「手仏手柑」といい、果実の先端が手の指のように見えることから、 英名でも「フィンガード・シトロン」と呼ばれる別物です。
主に観賞用として利用されている他、古くは漢方薬としても用いられていました。

四万十百年ぶしゅかんホームページより引用