チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

太陽をのみ込め 第11話

2012-03-09 21:37:34 | 太陽をのみ込め
■第11話 告白

ジャクソンに頼まれて偽の身分証と通行証を受け取りに行ったジョンウ。
待ち合わせの時間になっても誰も現れず、ジミーの家へ向かいました。
仕事のトラブルを解消したスヒョンは
ジョンウが待つ場所へと急いで向かったのですが、
そこにジョンウの姿はありませんでした…

その頃 ジャクソン、セドル、ガンレの3人は
予定通り チャチャボの息子を救出すべく
敵地へ乗り込んでいきました

ジミーからみんなが敵地へ向かったことを聞いたジョンウ。
裏切られた!?と怒りを感じて ジミーに銃を向けるのですが、
「仲間の配慮が分からないの?イ・スヒョンって子に会えた?」
とジミーに言われ、ジャクソンがスヒョンと会えるように
配慮してくれたことに気付くのでした。
そして そこにスヒョンが現れるのでした!

「1人で苦しみ傷ついて、そんなバカな愛がある?」
南アフリカで命がけのギャンブルをしているジョンウを責めるスヒョン。
ジョンウは、済州島の南元にある施設で生まれ育った自らの生い立ちを語り、
”13歳の頃、みかん農場を営むおじいさんとその孫娘が施設に慰問にやって来て、
みかんとプレゼントを受け取ったのだが、その場でみかんを踏みつけてしまい、
院長に血が出るほど足を叩かれた”
というエピソードを話しました。
どうしてみかんを踏みつけてしまったのか?自分でもよく分からなかったジョンウは、
その夜、済んだ瞳で見つめた女の子を傷つけてやろうと思い、
友人たちと一緒にミカン農園を潰しに向かったのでした。
農園のみかんを踏み潰して歩いていたジョンウでしたが、
家の中から聞こえてくる音色に耳を傾けつつ近づいてみると、
女の子がチェロを弾いていました。

彼女を見たとき、胸が締め付けられた。
自分の過ちに気付いた。
俺ごときが傷つけられる子ではなかった。
逃げながら訳も分からずにずっと涙が溢れてきた。
今考えると、生まれて初めて恥を知ったんだ。
それで決心した。
彼女と再会する時はこんな思いをしたくない。
過去や傷をきれいに追い出して、彼女のように美しく
傷一つない自分で会いたいと思った…
10年以上も経って、彼女とは大学で再会した。
その時の彼女は澄んだ瞳でチェロを弾いていた。
でも俺は、魂まで売った後だった。
過去を消すために、どんな汚いことでも言われた通りにやった。
そんな自分が恥ずかしくて、少し離れた場所から君を見つめていた…
俺が君を愛することは罪だ。
他の罪は犯せても、君への罪は犯せない。


13歳の頃からのスヒョンへの想いを告白したジョンウに
スヒョンは歩み寄ってキスをしました

「あれから時々、ミカンを踏んづけた男の子の目を思い出してた。
それまで見たこともない悲しげな目だった。
ジョンウさんと再会した時は、あの男の子だとは分からなかったけど、
ジョンウさんの目が悲しげだと思った。
私はあなたが考えているほどきれいに生きて来たわけじゃない。
あなたと同じように魂まで売ってしまったかも。
あなたが傷ついたように、私も思い出したくないほど傷を負ってきた。
お互いに傷を癒しながら、治療をしなきゃ。
だから、罪なんて言わないで」とスヒョン。

一夜を共にした二人でしたが…
スヒョンが目を覚ますと、そこにジョンウの姿はありませんでした。
ジョンウは手紙を残して帰って行ったのでした

初めて恥ずかしいと思わずに君を見れた。
終演までに戻る。
昔からの罪を許してもらったから
君の傷を俺が治してやる


「ジョンウはジャクソンと一緒にアフリカにいるらしい」
とソクテがペク室長に報告しているのを聞いたテヒョク。
まさか スヒョンと会っているのでは
と不安になり、スヒョンに電話をかけました
「何か変化はないか?」と尋ねたテヒョクでしたが、
「何もないわ。公演で忙しいの」とスヒョンは手短に電話を切ってしまいました。

敵地に乗り込もうとしていたジャクソンとセドル。
検問で偽の通行証を見せて「救急用の薬品と物資を輸送中」
と説明したのですが、トラックに同乗していた傭兵の顔がバレてしまいました
先に進めず 困っていると、そこにジミーとジョンウがやって来ました
「俺が始めたギャンブルです。俺の手で片づけます!」とジョンウ。
頼もしいです

激しい銃撃戦を繰り返し、不利と思われていたジョンウたちでしたが…
敵のヘリが燃料切れで引き返してしまったことで、
チャチャボの息子アトゥバがいると思われる場所へ入ることができました。
ここでも激しい銃撃戦を繰り返しつつ、何とかアトゥバを見つけ出した
ジョンウでしたが、車の中で待っていたはずのジミーの姿がありません
ジミーは ダイヤの原石を持って逃げてしまったのでした
ジョンウのことを疑い、銃を向けるアトゥバ。
「君の父親はチャチャボだろ?お父さんのところへ君を連れて行くだけなんだ。
信じてくれ!」とジョンウが銃を下すよう説得するのですが、
アトゥバはジョンウに向かって引き金を引いてしまうのでした

楽園ホテルの落札に失敗したペク室長。
チャン会長に怒鳴られてしまい、
「娘エイミを幸せにできるいい青年がいたら、
私の全財産をやっても惜しくない。」
とムン・ソンチョルに言われたことを思い出していました…
そんな中、「チャン・ミノをうらやましいと思う点が2つある。
息子がいることと、君のような右腕がいることだ。」と言うムン会長に
「ふつつか者ですが、私が息子になります。
何でもご命令下さい。
社交辞令ではなく、私の本心です」とペク室長。
その日、ペク室長はエイミと二人で食事に出かけました
同じ店にいたソクテは、その様子を目撃してしまいました

「協力が必要なら、何でもお申し付けください」と言うペク室長に
「ジャクソンの居場所を調べてください」とエイミ。
ペク室長は 複雑な心境ながらも、
「調べられる限り調べてみます」と答えるのでした。

会社に戻ったペク室長。
ソクテは「ソニョンをどうする気です?
責任を取るべきでしょう。
妹を不幸にしたら許しませんからね!」と脅迫するのでした。
そしてソニョンにも「ペク室長が他の女に会ってる。
ペク室長がお前を捨てたら殺してやる!」と言うのでした。

韓国に戻ったスヒョン。
テヒョクは、「いつまで待てばいい?」と尋ねるのですが、
「待たないで。しつこくされると負担だわ」とスヒョンは冷たい態度。
すると「もしかして、アフリカでジョンウに会ったのか?」とテヒョク。
スヒョンは、事実を認めました。
「君が待ってるのはジョンウか?」という問いも
スヒョンは認めるのでした…

スヒョンの親友サンミも帰国したようです
母親に進められてお見合いをしているようなのですが、
背が高いサンミと釣り合う男性は、なかなか見つからないようです

ジャクソンも南アフリカから帰国し、ユ会長と会っていました。
ユ会長の娘ミランは、エイミが済州島にいることをジャクソンに話し、
「大丈夫ですか?」と気遣うのですが、
「彼女のことは忘れた。
それが彼女に渡せる最後の贈り物だ」とジャクソンは答えるのでした。

セドルとガンレも元気に帰国。
早速、キサンの妻インスクのお店に顔を出しました。
それを知ったソニョンは、兄ソクテに報告。
「多分、ジョンウさんも一緒だと思う」
というソニョンの言葉を偶然聞いてしまったテヒョクは
「キム・ジョンウが帰国!?」と顔色を変えるのでした

その頃 ジョンウは…
キサンと会っていました。
「まだ僕はイ・スチャン殺害事件の容疑者ですか?」と尋ねると、
「疑い晴れた」とキサン。
犯人の目星はついているが、物証がないことを話しました。

「チャン・ミノとその息子に返すものがある」と言うジョンウに
キサンは、チャン・ミノがイ・スチャン殺害事件の犯人であること、
チャン・ミノこそがキム・イルファンであること、
チャン・ミノがジョンウの父親であることを打ち明けるのでした

そんなところで、第11話終了です


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