■第15話 揺らぐ心
ソクラン市民の日記念公演オーディションに参加したマウスフィル。
なんと、そこには審査員としてカンマエの姿が
楽譜を渡されたカンマエは、
"編曲:カン・ゴヌ、トゥ・ルミ"と記載されていたことが気になったようです。
演奏をした結果、「なかなか良い」という評価を得たマウスフィル。
でも、カンマエの評価は・・・
フォーレのパヴァーヌという孔雀の舞をイメージした曲を演奏したのですが、
「今のを聴いた限りでは、スズメや七面鳥かと・・・
孔雀がこんなにパタパタしますか?さかりでもつきました?」と皮肉を言い、
突然 壇上に上がり、ゴヌからタクトを奪い、元の楽譜に基づいて演奏させることに。
そして、少々戸惑いながらも、耳の聴こえないルミには演奏に
参加しないよう命令するのでした・・・
団員たちに楽譜どおり忠実に演奏させたカンマエ。
優雅さと叙情性の中に伝統的な形式が脈打つ伝統的舞曲を表現したのですが、
「厳密に言えば、先生の演奏も編曲ですよね?
優雅な雰囲気にこだわり、かなりゆっくりやったでしょ?
先生も主観的な解釈を?」とゴヌ。
すると、カンマエは「編曲にも程度というものがある!
こんな曲はクラシックとは認められません!
彼らを舞台に立たせてはいけません!」と言い放つのでした・・・
オーディションの後、カンマエに会いに行ったゴヌ。
「俺たち、実力はないですか?何故こんなに俺たちに厳しいんですか?」
とカンマエに尋ねたゴヌ。
カンマエは、「生き残るためだ。私に失望したいか?なら教えてあげよう。
その前に、世の中をもっと経験しろ!私と向き合うには、お前はまだ未熟だ」
と言って去って行くのでした・・・
カンマエに酷評されたマウスフィルでしたが、
市民コンサートのオーディションに合格しました
カンマエは審査員ではなかったようです。
でも、団員たちは カンマエが何故自分たちにあんなに厳しいのか?
理解できないのでした・・・
市長選が近づいているある日、市長は市響の練習場を訪れていました。
遊説のために音楽を演奏して欲しいと頼んでいたのです。
この市長選、市響にとっては重要な意味を持っていました。
現市長が当選しなければ、市響は廃止される危機に晒されていたのです!
・・・そして、選挙の日。
マウスフィルの団員たちは、すっかり投票に行くのを忘れてしまい、
結果は チェ議員が当選。現市長は落選してしまうのでした・・・
市長に就任する直前のチェ議員とバッタリ会ったカンマエ。
「就任式に祝いの曲を演奏するように」とチェ議員に頼まれるも、
「私に指示するとでも?」と反発し、キッパリ断ってしまうのでした
新しい市長に反発しちゃって、市響は大丈夫なの?
そんな中、ルミからの電話を受けたカンマエ。
ルミは、電話口でバイオリンを演奏するのですが
「ダメだな・・・音が外れている」と言ったのですが、
ルミには聞こえていなかったみたい
市長に当選祝いの花束を贈ろうと提案する係長でしたが、
もちろん、カンマエは花を贈る気なんかなく・・・
ルミに花を贈ることにするのでした
市響で指揮をとるカンマエ。
得意なはずの楽譜の解釈が定まらず、イライラしていました。
そんな中、カンマエからの花を受け取ったルミ。
「嘘でしょ!?爆弾でも入ってるんじゃない?」だって
そこに現れたカンマエ。ルミが受け取った花を踏みつけて
「私の音楽が変わった!壊れかけているんだよ!」とルミの前で取り乱すのでした・・・
「私のせいなの?」とルミが言うと、
「いいや、私のせいだ」と答えたカンマエ。
そのまま去って行くのでした・・・
イドゥンのことで相談しようとカンマエを呼び出したガビョン。
カンマエが来た時に放心状態だったため、
カンマエは、ルミへの恋心により 心が揺れて悩んでいることを打ち明けたのですが・・・
ガビョンは既に正気に戻っていました!
そして、30代の頃に ハープを弾いていた女性と妻には内緒で交際したが
別れてしまった・・・という自らの経験を語るのでした。
「誰かをずっと好きでいるのは、相当な覚悟がいるだろう。
傷つきやすくて臆病な人間にはやはり無理なんだろう・・・」とガビョン。
その夜、カンマエはルミを家に呼び出しました。
スメタナの"わが生涯より"という曲のCDを渡し、
「第4楽章 第2テーマのクライマックスでファーストバイオリンが
ハーモニクスでホ音(Eの音)を弾いている。
スメタナが聴力を失くした時に聞いた音だ。」と言いました。
踏みつけた花の代わりのプレゼントだと喜ぶルミでしたが・・・
「お前が私を猛烈に好きだったとは思っていない。
耳が聴こえなくなるので、寂しかっただけだろ?
感情は変化する。変わらないものだけを私は信じている。
私には、それが音楽であり、トーベン(愛犬)だ。トゥ・ルミではない。」
とカンマエはルミに別れ話をするのでした・・・
そして、恋人同士ではなく お互いに助け合う関係でありたいと話しました。
「耳が悪くなってから、先生の声が前よりよく聞こえる。
だから私、先生のこと全部分かります。」と言ってルミは帰って行きました・・・
家に帰ったルミは、携帯のアドレス帳から
カンマエの連絡先を削除するのでした・・・
"偉大なる指揮者カルロス・クライバーが作曲家の自筆譜を参考にして
自分の解釈を作り出した"とゴヌに話したルミ。
ゴヌは、「先生のスコアを見てもいいですか?参考にしたいと思って・・・」
とカンマエにお願いするのですが、
「私は、お前たちを踏みつけた!お前たちの失敗を願ったんだ!
お前が上だそうだ。感情面ではお前が上で、虎の子を育てたんだ。
育てた虎に食われるワケにはいかない。
嫉妬だ!私はお前に嫉妬した!だから潰そうとしたんだ。
こういう事が起きる前に手放そうとしたのに、何故戻った?
何故 私にここまで言わせる!?
悪いが、私は利己的なんだ。世の中の人間、みんなそうだ。
譲り合い、気遣い、無償の愛・・・そんなモノ 親子にしかない!
親子でもそんなものは捨てるヤツが多い!それが現実だ!
強くなれ!それがお前にしてやれる最後の忠告だ・・・」とカンマエ。
ショックを受けたゴヌは号泣・・・
市響の練習で指揮をとるカンマエのもとに係長がやって来ました。
そして、新しい市長となったチェ議員が カンマエを解雇する決議案を
審議委員会に提出したと報告するのでした
カンマエはどうなっちゃうんでしょう?
ルミとは本当に別れちゃうの?
そんなところで、第15話終了です
ソクラン市民の日記念公演オーディションに参加したマウスフィル。
なんと、そこには審査員としてカンマエの姿が

楽譜を渡されたカンマエは、
"編曲:カン・ゴヌ、トゥ・ルミ"と記載されていたことが気になったようです。
演奏をした結果、「なかなか良い」という評価を得たマウスフィル。
でも、カンマエの評価は・・・
フォーレのパヴァーヌという孔雀の舞をイメージした曲を演奏したのですが、
「今のを聴いた限りでは、スズメや七面鳥かと・・・
孔雀がこんなにパタパタしますか?さかりでもつきました?」と皮肉を言い、
突然 壇上に上がり、ゴヌからタクトを奪い、元の楽譜に基づいて演奏させることに。
そして、少々戸惑いながらも、耳の聴こえないルミには演奏に
参加しないよう命令するのでした・・・
団員たちに楽譜どおり忠実に演奏させたカンマエ。
優雅さと叙情性の中に伝統的な形式が脈打つ伝統的舞曲を表現したのですが、
「厳密に言えば、先生の演奏も編曲ですよね?
優雅な雰囲気にこだわり、かなりゆっくりやったでしょ?
先生も主観的な解釈を?」とゴヌ。
すると、カンマエは「編曲にも程度というものがある!
こんな曲はクラシックとは認められません!
彼らを舞台に立たせてはいけません!」と言い放つのでした・・・
オーディションの後、カンマエに会いに行ったゴヌ。
「俺たち、実力はないですか?何故こんなに俺たちに厳しいんですか?」
とカンマエに尋ねたゴヌ。
カンマエは、「生き残るためだ。私に失望したいか?なら教えてあげよう。
その前に、世の中をもっと経験しろ!私と向き合うには、お前はまだ未熟だ」
と言って去って行くのでした・・・
カンマエに酷評されたマウスフィルでしたが、
市民コンサートのオーディションに合格しました

カンマエは審査員ではなかったようです。
でも、団員たちは カンマエが何故自分たちにあんなに厳しいのか?
理解できないのでした・・・
市長選が近づいているある日、市長は市響の練習場を訪れていました。
遊説のために音楽を演奏して欲しいと頼んでいたのです。
この市長選、市響にとっては重要な意味を持っていました。
現市長が当選しなければ、市響は廃止される危機に晒されていたのです!
・・・そして、選挙の日。
マウスフィルの団員たちは、すっかり投票に行くのを忘れてしまい、
結果は チェ議員が当選。現市長は落選してしまうのでした・・・
市長に就任する直前のチェ議員とバッタリ会ったカンマエ。
「就任式に祝いの曲を演奏するように」とチェ議員に頼まれるも、
「私に指示するとでも?」と反発し、キッパリ断ってしまうのでした

新しい市長に反発しちゃって、市響は大丈夫なの?
そんな中、ルミからの電話を受けたカンマエ。
ルミは、電話口でバイオリンを演奏するのですが
「ダメだな・・・音が外れている」と言ったのですが、
ルミには聞こえていなかったみたい

市長に当選祝いの花束を贈ろうと提案する係長でしたが、
もちろん、カンマエは花を贈る気なんかなく・・・
ルミに花を贈ることにするのでした

市響で指揮をとるカンマエ。
得意なはずの楽譜の解釈が定まらず、イライラしていました。
そんな中、カンマエからの花を受け取ったルミ。
「嘘でしょ!?爆弾でも入ってるんじゃない?」だって

そこに現れたカンマエ。ルミが受け取った花を踏みつけて
「私の音楽が変わった!壊れかけているんだよ!」とルミの前で取り乱すのでした・・・
「私のせいなの?」とルミが言うと、
「いいや、私のせいだ」と答えたカンマエ。
そのまま去って行くのでした・・・
イドゥンのことで相談しようとカンマエを呼び出したガビョン。
カンマエが来た時に放心状態だったため、
カンマエは、ルミへの恋心により 心が揺れて悩んでいることを打ち明けたのですが・・・
ガビョンは既に正気に戻っていました!
そして、30代の頃に ハープを弾いていた女性と妻には内緒で交際したが
別れてしまった・・・という自らの経験を語るのでした。
「誰かをずっと好きでいるのは、相当な覚悟がいるだろう。
傷つきやすくて臆病な人間にはやはり無理なんだろう・・・」とガビョン。
その夜、カンマエはルミを家に呼び出しました。
スメタナの"わが生涯より"という曲のCDを渡し、
「第4楽章 第2テーマのクライマックスでファーストバイオリンが
ハーモニクスでホ音(Eの音)を弾いている。
スメタナが聴力を失くした時に聞いた音だ。」と言いました。
踏みつけた花の代わりのプレゼントだと喜ぶルミでしたが・・・
「お前が私を猛烈に好きだったとは思っていない。
耳が聴こえなくなるので、寂しかっただけだろ?
感情は変化する。変わらないものだけを私は信じている。
私には、それが音楽であり、トーベン(愛犬)だ。トゥ・ルミではない。」
とカンマエはルミに別れ話をするのでした・・・
そして、恋人同士ではなく お互いに助け合う関係でありたいと話しました。
「耳が悪くなってから、先生の声が前よりよく聞こえる。
だから私、先生のこと全部分かります。」と言ってルミは帰って行きました・・・
家に帰ったルミは、携帯のアドレス帳から
カンマエの連絡先を削除するのでした・・・
"偉大なる指揮者カルロス・クライバーが作曲家の自筆譜を参考にして
自分の解釈を作り出した"とゴヌに話したルミ。
ゴヌは、「先生のスコアを見てもいいですか?参考にしたいと思って・・・」
とカンマエにお願いするのですが、
「私は、お前たちを踏みつけた!お前たちの失敗を願ったんだ!
お前が上だそうだ。感情面ではお前が上で、虎の子を育てたんだ。
育てた虎に食われるワケにはいかない。
嫉妬だ!私はお前に嫉妬した!だから潰そうとしたんだ。
こういう事が起きる前に手放そうとしたのに、何故戻った?
何故 私にここまで言わせる!?
悪いが、私は利己的なんだ。世の中の人間、みんなそうだ。
譲り合い、気遣い、無償の愛・・・そんなモノ 親子にしかない!
親子でもそんなものは捨てるヤツが多い!それが現実だ!
強くなれ!それがお前にしてやれる最後の忠告だ・・・」とカンマエ。
ショックを受けたゴヌは号泣・・・

市響の練習で指揮をとるカンマエのもとに係長がやって来ました。
そして、新しい市長となったチェ議員が カンマエを解雇する決議案を
審議委員会に提出したと報告するのでした

カンマエはどうなっちゃうんでしょう?
ルミとは本当に別れちゃうの?
そんなところで、第15話終了です

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます