チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

ありがとうございます 第15話

2008-09-06 21:55:37 | 韓国ドラマ ア行
■最終話 ありがとうございます

島中の人々にチョコパイを配り歩いたミスター・リーでしたが、夜遅いことや体調が良くないことを心配したヨンシンとギソが家に連れて帰りました。家に帰っても、「チョコパイを配らないと・・・」と主張するミスター・リー。「島の人たちが私たちに何してくれた?ポムは学校へ行けなくなったし、島を出て行け!って言われたし・・・」と言うヨンシンでしたが、ミスター・リーは、全員分配り終えていないことが心残りのようです。ギソは、ミスター・リーの代わりに残りのチョコパイを配りに1人出かけるのでした・・・

チョコパイを配り終えて、眠るギソ。明け方目が覚めたミスター・リーは、ギソの横にチョコパイを置き、「ありがとう」と言いました。そして、眠っているポムとヨンシンの部屋へも行き、お別れの挨拶をしました。

ミスター・リーの死後、ヨンシンはソウルに住む弟ヨンウのところへ引っ越すことに決め、荷物をまとめ始めました。ギソには何も伝えず出発しようとすると、ポムは「守護天使1号に挨拶したいのに・・・」と寂しがります。それでも、ヨンシンはソウルに向けて出発するのでした。

仕事を終えてヨンシンの家へ戻ったギソは、ヨンシンとポムが荷物をまとめて出て行ったことに気付き、急いで追いかけます。ヨンシンたちが乗るトラックを見つけたギソは、クラクションを鳴らして合図するのですが、ヨンシンは無視します。すると、ギソは強引にトラックを追い越して車を止めました。

「俺は、島に残る理由にならないのか?その程度の存在だったのか?何も言わずに、顔も見ずに行ってしまうほど、つまらない取るに足らない存在だったのか?世の中のどこに哀れみや償いや負い目で人生のすべてを賭けるヤツがいるっていうんだよ?俺は、そんなにおかしいか?ある女に犬以下にあしらわれても、その女のために今までの人生じゃ考えられなかったことをしてきた。彼女の涙に胸が押しつぶされ、笑顔に世界のすべてを手に入れたみたいに胸が高鳴って・・・俺は変人か?」と言うギソ。「ポムを学校へ行かせたいの。偏見や差別のないところで学校に行かせたいの。」とヨンシン。
すると、そこにボラム母を始め、島の人々がヨンシンを引き止めにやって来ました!「行かないで!本当にゴメンね。許してちょうだい。」と泣いてお願いするボラム母、ミスター・リーの死を悼むパクさんとドゥソプ、みんなの説得でヨンシンは島に留まることにしたようです。島の人々が協力してヨンシンとポムの荷物を片付けてくれました
そんな様子を見ていたソクヒョンでしたが、そこにはソクヒョンの居場所はないと感じたようです。

「ポムは、ソクヒョンおじさんの子なんだよ」と打ち明けたソクヒョン母。驚くポムとヨンジュ。そこにソクヒョンが帰宅しました!「パパって呼んでみなさい」と言うソクヒョン母でしたが、「僕はパパじゃない。独身なのに、結婚できなくなるだろう?」とソクヒョン。「ポムが本当の娘だったらいいな~っておばあちゃんはそう言っただけだよ。僕はただのソクヒョンおじさんだ。守護天使2号。」とごまかしました。

ソクヒョンの家で眠ってしまったポムをヨンシンの家まで連れて行ったソクヒョン母は、ギソに「ソクヒョンにもヨンシンに尽くすチャンスを与えてやってください。ソクヒョンに少しでも償いと思い出を作る機会を与えてやって欲しいんです。それから私も孫孝行を少しでもしたいんです。」とお願いしました。

そんなソクヒョン母の言葉を家の中で聞いていたヨンシンは、ソクヒョンを呼び出し、「ポムを授けてくれてありがとう」とお礼を言いました。すると、ソクヒョンも「あの夜は、遊びじゃなかった。どうもありがとう。ポムを生んで、立派に育ててくれて、父親をいい人だと教えてくれて、ありがとう。感謝している」と言いました。

家に帰ったヨンシンは、ギソに「シングルマザーだということは、悪いことじゃないよね?同じ人間よね?」と問いました。そして、2人は様々な容姿、様々な価値観の人間がいるけれど、みんな同じ人間だということを確かめ合い、分かり合いました。2人とも、とっても穏やかないい笑顔をして見つめ合っていましたね

ヨンシンとポムは穏やかな日々を取り戻し、幸せに暮らしています。ギソも一緒に・・・

そして、『ありがとうございます』(テレビ東京版)終了です

■感想
テレビ東京では全15話で放送されたのですが、オリジナルは全16話のようです。LaLaTVでチラっと視聴した時に見たシーンがテレ東版ではカットされていたので、かなりカットされていたと思われます。来週からBS日テレでも放送されるようで、ちょっと見てみようかな?とも思ったのですが、他にたくさん録画したものがたまっているので、またの機会にしようかな?

このドラマ、全然期待せずに視聴し始めたんですけど・・・とっても良いドラマでしたコン・ヒョジンさんが出演しているドラマって、今まであまり良いと思う作品がなかったんですけど、このドラマのヨンシンはとっても好印象でした。今まで苦手だったコン・ヒョジンさんでしたが、このドラマでかなりイメージが良くなりました今後も大人なイメージの役を演じて欲しいな~と思いました。

全体的に静かなドラマでしたね。
チャン・ヒョクさん演じるギソのキャラがとっても魅力的でした。辛い過去を抱え、ぶっきらぼうな印象ながらも、情にもろい一面もあって・・・チャン・ヒョクさんの演技力の素晴らしさを感じました。

ヨンシンの弟ヨンウって『恋人』でセヨンの少年時代役のユ・ミノさんが演じていたはずなんですけど・・・あんまり出番がなかったですねカットされていたのかな?
ウニももう少し絡んでくるのかと思ったけど、あっさりソクヒョンと別れちゃったし・・・カットのせいなのか?元々なのか?ちょっぴりストーリーが分かりにくい部分がありました。

ソクヒョン役のシン・ソンロクさんは、『恋するハイエナ』にも出演されているんですね。最近、視聴し始めたので、注目したいと思っています。

『ありがとうございます』は、なかなかの名作でした。またこんな素敵なドラマに出会えたらいいな~と願いながら、このドラマのレビューを締めたいと思います。
視聴していたみなさん、おつかれさまでした


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