恋人 第17話

■第17話　告白

ヤングムの企みを知ったガンジェは、セミナーのため江陵へ向かったミジュの滞在先まで追いかけて行きました。「海を見たかった」とごまかすガンジェ何も知らないミジュは、「どうして、ここまで追いかけてくるの？」と不機嫌です。しかも、ガンジェはセミナーにまで出席しちゃいました。
でも、セミナーには以前ミジュにセクハラした大学の先輩（イ・スンヒョンさん）も出席していて、ミジュは食事に誘われるんですけど・・・「連れがいるの」とガンジェを利用してセクハラ先輩を撃退しちゃいました

フロントにミジュの荷物を預けたりするガンジェの行動を不審に思ったミジュが「私の身に何かあるのね」と言うと、「危険な男を愛したからだ」とガンジェ。

一方、ヤングムと手を組んだチャンベは、ミジュが宿泊する部屋へと向かっていました。ところが、そこに待っていたのはオム常務。計画がバレたことを知ったチャンベたちは帰ろうとするのですが、そこにガンジェやテサン、その部下たちが入って来てチャンベを殴り、「（ミジュは）俺の女だ。今後一切手を出すな！」と脅しました。

「俺と一緒にいるといつも危険だ」と言うガンジェに「いいえ。怖くないわ。ハ・ガンジェさんが助けてくれるから。どこにいても、助けに来てくれるから・・・いつでも助けてくれると信じていてもいい？」とミジュが言うと、「信じていてくれ。これからは、地球も救うし、女も救うから」とガンジェ。ミジュはうれし涙を流しました

江陵からの帰り道、「家の前までは送れない」とガンジェ。ユジンと顔を合わせるとマズイからなんですけど、ミジュもガンジェの気持ちを理解していました。「私たち、罰を受けるわね」と言うミジュに「罰は俺1人で受ける。」とガンジェ。『罪と罰』を読んでいるから大丈夫なんて冗談交じりに言っていました～

ホテルの部屋に帰ったガンジェは、ユジンと撮った写真やプレゼントされた物など思い出の品を処分しようと片付けました。すると、そこにユジンがやって来ました。「返すか？処分しようか？聞こうと思っていたんだ」と言うガンジェに対し、「元の場所に戻すべきだわ！明日もあさっても確かめに来るから！」とユジン。すると、ガンジェは「もうこの部屋には入れない。心を開く方法を覚えてしまったから・・・」と言うのでした。ユジンは、黙って引き返すしかありませんでした。

ユジンは、オム常務を呼び出し「助けてください。彼の心を取り戻したいんです。」とお願いするのですが、オム常務は「社長は1人の男性です。聖人君子ではありません。1人の女性を愛していたが、他の女性を好きになってしまった。それは止めることができない。」と拒絶しました。

ミジュもまたセヨンと会い、プレゼントされた携帯電話などを返しました。そして、「私はもうガンジェさんと付き合っているの」と言うのでした。

ドンギュ兄貴と話をするチャンベ。20年前に会長の身代わりとなって死んだ男の話をしていました。その男性の死を最も悲しんでいたのは、セヨン母であったことから、亡くなった男性がセヨンの実の父親ではないか？とチャンベは考えていました。しかも、その男性とセヨンがよく似ており、会長とガンジェがよく似ていると・・・

ドンギュ兄貴は、「ガンジェに会長が実の父親だと話した。そのことでガンジェは苦しんでいるようだ。」と会長に打ち明けました。

テサンに冷たくされていたスンジョンでしたが、やっぱりテサンを忘れられませんハッキリとケジメをつけたいスンジョンは、勇気を出してテサンを呼び出し、「私と付き合う気がないなら、殴ってよ！」と言うのでした！「女性を殴るような男じゃありません」と言うテサンは、スンジョンを家まで送ってくれました。この2人の恋は始まるのかな？

ミジュがセヨンに携帯を返してしまったことで、ミジュと連絡が取れなくなってしまったガンジェ。心配して職場へと行くのですが、「セヨンさんにもらった携帯だからもう使うのやめたの」とあっさり答えるミジュそんなミジュの言葉に安心したガンジェは、ミジュのために携帯電話を買いました新しい携帯に自分の番号を登録して幸せそうな表情を浮かべるガンジェすると、そこに「新年のプレゼントを持って来た」とチャンベが訪ねて来ました

そんなところで第17話終了です