チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

ベートーベン・ウィルス 第11話

2010-06-29 22:28:16 | 韓国ドラマ ハ行
■第11話 愛せる限り愛せ

"出会って100日"のお祝いの席で泣いてしまったルミ
「他に気になる男性がいる」とゴヌに打ち明けました。
ルミの気持ちを理解したゴヌでしたが、
「私たち、友達として・・・」というルミの言葉に
「それは無理だ」と断るのでした・・・

その日、ゴヌは"兵役時代の後輩に会うので遅くなります。
先に寝ててください"とカンマエにメールを送りました

公文書偽造の疑いで告発されそうなルミ。
市長の指示で詐欺にあったことを隠蔽することになったはずなのに、
市長はルミ1人に責任を押し付けようとするのでした
それを聞いたカンマエは、「トゥ・ルミ君や他の団員に指一本でも触れたら
その場で私があなたを告発します!」と言うのですが、
「私は、生き残らなければならない!私には政治がすべてです!
生死が懸かってるんだ!何でもやりますよ、覚悟してなさい!」と強気の市長

公演の時に、水害で非難していた被災者とのトラブルで負傷したカンマエ。
ケガの治療のために、ゴヌは病院へ連れて行きました。
ルミとゴヌの仲が気になるカンマエがゴヌに尋ねると、
「先生のことが好きだそうです」とゴヌ。
「女子高生が教師を好きになるようなもんだろ」とカンマエが答えたことで、
カンマエがルミの気持ちを既に知っていたことを知り、
少々ショックを受けた様子です・・・
「俺はもうピエロじゃイヤだ」と言うゴヌ。
カンマエがルミのことを好きだとしても、好きじゃないとしても、
「どちらもイヤだ」と言うのでした。
ルミが傷つくのを見たくないんだそうです。

今までカンマエに言われた冷たい言葉の数々を思い出しながら走るルミ。
気持ちに整理をつけようとしたのですが、
そんな時、カンマエとすれ違いました!
「私はすごく意地悪な人に惑わされたんです。
意地悪なだけじゃなくて、残酷で、利己的で、歳だってかなり食ってる。
15コ上なんて、完璧おじいさんじゃない。正気じゃなかったんです!
海でも入って頭を冷やしてきます。」と言うと、
「辞表は?」とカンマエ。
「既に辞表は送りました」とルミ。
しばらく旅に出て、そのまま大田の実家へ帰る予定とのこと。
「これで、先生の会うのは最後になります。さよなら・・・」
ルミは去って行くのでした・・・

トーベン、ルミが去る。
挨拶くらいしろよ。"元気でな"とか・・・


いつも通り、市響の練習をしていたところに
「突然 クビを言い渡された!」とパク・ヒョックォンがやって来ました
怒ったカンマエが市長に確認すると、
「トゥ・ルミの告発と問題ある団員の整理は強行する!」
と言われてしまうのでした・・・

その夜 カンマエは、ゴヌにルミが告発されそうな状況にあることを打ち明けました。
公文書偽造は3年の懲役の可能性があり、ルミの耳が聞こえなくなることを
心配したカンマエ。ルミに事実を知らせずに退団させ、旅に行かせたのでした・・・
「あのお喋りが塀の中だ。3年・・・どうするべきなのか?」
カンマエはルミを救う方法を考えているようです・・・

翌朝、「少々 汚い手を使わねば・・・」と出かけて行ったカンマエ。
市長とチェ議員と会うことにしました。
ミョンソン芸術高校の理事長だったチェ議員。
その当時、横領していた事実があることを指摘したカンマエ。
「ヘタすれば、市長候補からは脱落だ!」と脅して
ルミのことを告発できないようにしました。

その頃 市響の研究団員たちは、係長からクビを言い渡されていました
ゴヌが事情を尋ねると、係長は「2ヵ月後に交響楽フェスティバルがある。
みんなをまとめて参加しろだと。そこで好評価を得られれば、
どうにかして道をひらいてやれるって。」というカンマエのメッセージを伝えるのでした。

カンマエは市長に「交響楽フェスティバルで研究団員たちが高評価を得られたら、
正式な市響の団員として認めてください」と言うのでした。
研究団員たちの経歴や人件費などを理由に首を縦に振らない市長でしたが、
「私の年俸を削ってください!」とカンマエ。
その言葉に反対する理由のない市長。
「どうしてそこまであの人たちをかばうんですか?」と質問すると、カンマエは
「私の団員だからです!指揮者は多くの演奏家に会いますが、
"この人だ"と思える者に出逢えるのは簡単ではない。
一生出逢えない指揮者もいます。
デビュー15年にしてやっとそういう人たちに出逢えたんです。」
と研究団員たちへの熱い思いを語るのでした

カンマエに言われた通り、交響楽フェスティバルに向けて
練習を開始することにしたゴヌ。
いろいろと手伝ったり、助言したりしようとするカンマエに対し、
「指揮者は俺ですから、俺がすべて決めます。
任せたんだから、信じて下さい!」とゴヌ。
カンマエは、ゴヌに避けられているような気がして、少し寂しく思っていました・・・

その夜、ガビョン、ヨンギ、ヒヨンの3人はカンマエを待ち伏せし、
「なぜクビになったのか?」理由を尋ねました。
信じていたカンマエにクビを言い渡されたことで、
交響楽フェスティバルに出ることに気が進まないと言う3人にカンマエは
「あなたたちは親しさにつけ込もうとする"さもしい"人間なんですか!?」
と厳しい言葉を投げかけるのでした
怒って帰ってしまったヨンギでしたが、
「いや、これには何かがある!」とガビョン。
カンマエの部屋に戻って、話をすることにするのでした。

「カン・ゴヌさん、団員と指揮者という関係ではなく、私を父親だと思って下さい」
と言うガビョンに素直になれないカンマエ。
すると、ガビョンはカンマエの愛犬トーベンに話しかけました。
「お前の飼い主は、自分の感情にまで嘘をついている。
人生は短い。迷っている暇などないんだ。」
そんなガビョンの言葉に、トーベンは"ワンワン"と素直に(?)吠えてくれました

翌日 心を開こうと 研究団員たちを食事に誘ったカンマエでしたが・・・
妻の命日で参加できないガビョン。
他のメンバーたちは、カンマエのことが苦手ゆえに
全員欠席・・・カンマエはお店で独りぼっち

落ち込むカンマエでしたが、携帯に着信があったことに気付きました
メッセージを聞いてみると・・・ルミからでした。
「先生の携帯は今日から私の日記帳
旅に出たルミは、カンマエの留守電に近況報告をしていたのです。

今 聴いている曲は、リストの"愛の夢"なんですけど、
とってもいい曲です♪
これはもともと歌曲だったそうです。
原題はもっと素敵ですよ。"愛せる限り愛せ"
だから私は先生を忘れないつもりです。
先生の声、指、無礼な話し方、全部覚えておくつもりです。
そしてその記憶が薄れるまで、ずっと先生を好きでいるつもりです・・・


ルミのメッセージを聞きながら、自然と笑顔になるカンマエ。
昨夜、ガビョンに言われた"人生は短い。もたもた迷っている暇などない"
という言葉が甦ります・・・

一方、カンマエの部屋で"The Best(最高のカン・ゴヌ)"とルミが落書きした
楽譜を見つけたゴヌは、ルミのカンマエへの思いの深さを知り、
落ち込んでいました・・・

旅の目的地(カンマエに言われた"日の出の木)を目前にしたルミ。
その時、ゴヌから電話が入りました
「カンマエはお前が好きだ。俺のために隠していたみたいだけど、
本当はお前をすごく想ってる。今、カンマエ いろいろ大変でさ、
まいってると思うんだ。お前が世話してやれ・・・」
電話を切ったゴヌは、大粒の涙を流しながら
「OK・・・これでいい」と自分に言い聞かせるのでした・・・

ゴヌから聞いた言葉に、しばし呆然とするルミでしたが、
目の前に迫った目的地ではなく、ソウルへと引き返すのでした。

ホコリまみれの倉庫に団員たちを集めたゴヌ。
「もう一度始めましょう。俺たちで」
心機一転、新たな一歩を踏み出したようです

"カンマエは今、いろいろ大変で・・・"というゴヌの言葉が気になって
カンマエに電話をしたルミ。でも、カンマエは電話に出ませんでした・・・
その時、ルミの電話に着信が!
「午後には着くといったのになぜ来ない!?」
電話の主はカンマエでした

まさか!?
ルミは、旅の目的地としていた"日の出の木"に向かって丘を駆け上がりました。
そこにはカンマエの姿が
全速力で丘を駆け上がったルミ。
「お前には時間の概念というものがないのか?
午後と言えば正午からだろう?今何時だと思ってるんだ?」
とカンマエはいつものようにお説教しようとするのですが・・・
ルミはカンマエの胸に抱きついちゃった

ルミとカンマエの恋が始まるのかな~?
ってなところで、第11話終了です
面白いことになってきましたね~


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