コーヒープリンス1号店 12杯目

■第12話　お前が女でよかった

ウンチャンに騙されていた！と怒るハンギョルは、ウンチャンに解雇通達したのですが、ウンチャンはまだコーヒープリンスで働いていました。
「3分やる。さっさと話して出てけ！」と言うハンギョルに、ウンチャンは「最初は、私を好きになってくれるなんて思いもしなかったんです。ユジュお姉さんを好きみたいだったし・・・それならいっそ男の方がマシだと思ったんです。家柄が良くてのびのびと育った綺麗な人と結婚するんでしょ？おばあちゃんやお母さんが気に入る女の人と付き合うんでしょ？私は女らしくないし、綺麗でもないし、義兄弟になれば、一緒にいてくれるし・・・優しくしてくれたり、ふざけたり、それが嬉しくて言えませんでした」と語りました。

「もう、うんざりだ！どうして俺は愛する人たちから裏切られるんだ？どうして、親父は本当の母さんの話をしてくれなかったんだ？どうして、お前は言えなかったんだ？昨日もおとといもおかしくなるほど考えて分かった。俺を信じてなかったんだ！親父もお前も！俺は、信じてくれる人が欲しい！俺にはもう自信がない。俺のウンチャンは、俺のちびっこは、いつでも正直で周りの人にも好かれていた。まっすぐな目で世界を見てた。だから、俺はあいつを見習いたかった。お前は、俺の知っているウンチャンじゃない！会うのはやめよう・・・」

ウンチャンはハンギョルに言われた通り、コーヒープリンスを去って行きました。黙って去って行くウンチャンの姿を見つめるハンギョル・・・

ハンソンの電話を無視するユジュ。苛立つハンソンは、ハンギョルに電話して、ウンチャンとの出会いから今までのことを正直に話し始めました。
ウンチャンと初めて出会ったのは、4ヶ月くらい前。牛乳を配達に来ていた。牛乳配達なんて大変なはずのに、すごく明るくて可愛いと思った。ユジュの美術展で一緒にいたのは、コ・ウンチャンだ。スポンサーがDKだと知って、腹いせのつもりでウンチャンを彼女として連れて行ったのだが、あの日の彼女は可愛かった。ハンソンがウンチャンを可愛いと思い始めた頃には、既にウンチャンはハンギョルのことが好きだった・・・
そして、ハンソンは最後にこう言いました。「俺はあの娘に惹かれた。だけど、あの娘はお前が好きだ。だから、友達になった。どうして惹かれたかは、自分でも分からない。今さらでも、あの娘が事実を話したのは、お前を信じてるからだ。」

ユジュはハンギョルを呼び出し、「ウンチャンさんは悪くないから、許してあげて」と言いました。そして、ハンソンの心が少しでも揺れたことに耐えられないからアメリカへ行くことを話しました。ハンギョルは、自分がユジュにまとわり付いても、ハンソンは黙っていてくれたことに「兄さんは本当に立派だよな」とハンギョル。そして、「行くなよユジュ。兄さんをまた苦しめたら、俺はアンタを恨みそうだ」とハンソンとヨリを戻して欲しいと思っていることを話しました。

ユジュがアメリカへ発つ日、ハンソンの車で空港へと向かうのですが・・・「行くな！2度はダメだ。諦めろ！」とひき止めようとするハンソンにユジュは逆らい、「他の車で行くわ！」と車を止めさせました。
「2年前は好きだから騙されてやったんだ！ウンチャンとのことは、愛じゃない！心が揺れただけなんだ！」いつも冷静なハンソンが感情をあらわにし、大声で叫んで引き止めても、ユジュは去って行きました・・・

泣きながら車を走らせるハンソン
ユジュは、タクシーでDKが待つ空港へ。
空港へ行ったハンソンでしたが、結局ユジュには会えなかったようですね・・・

ハンギョルはハンソンを訪ねて行き、殴ってしまったこと、友情とかこつけてユジュと会っていたことを謝りました。その日、さんざん泣いたハンソンの顔から、ハンギョルはユジュがアメリカへ発ったことを知るのでした。「10年の付き合いだ。このままじゃ終わらない。」とハンソン。
ハンギョルは、「ユジュの愛する人が、兄さんで本当に良かったと思うよ。兄さんが思う以上に、俺は兄さんが好きだよ」と照れながら言いました

ユジュと連絡がとれないハンソンは、DKに電話「彼女にとって大事なのは、仕事だと思っていましたが、もっと大事なものがあるようです。言いたくはありませんが、ユジュは一緒に来ませんでした。」とDK。

ウンチャンが去ったコーヒープリンスでは、ウンチャンとハンギョルの騒動に嫌気が差したホン社長も去って行き、人間関係がゴタゴタしていましたしかも、人手不足・・・
ハンギョルはウンチャンを訪ねて行き、「明日から店へ来い。お前のことが憎いし、全部理解できたわけでもない。だからと言って、コ・ウンチャンと別れられるのか？と自分に聞いてみたけど、できないって言うんだ。」と言いました。すると、ウンチャンは涙を流して「私が悪かったんです。ごめんなさい」と謝りました。ハンギョルは、ウンチャンの肩にもたれかかり、「コ・ウンチャン、お前が女で良かった・・・」と言いました。ウンチャンは涙を流しながらハンギョルにキス。2人は、幸せそうな笑みを浮かべるのでした～

翌朝、コーヒープリンスにはウンチャンとホン社長が復帰あっという間に元通りになりました♪ハリムとミニョプは大喜びですもちろん、ソンギもね。

手をつないで公園を歩くウンチャンとハンギョル。ウンチャンは、「初めて会った時から（ハンギョルのことを）カッコイイと思っていた。」と告白。2人の初対面は、ウンチャンがハンギョルの家に出前を配達した時です！ハンギョルは、お風呂上りでバスタオル1枚だったんですよね～。その時のことを思い出したハンギョルは赤面

渡米をキャンセルしたユジュの行き先が分からず、不安なハンソンをハンギョルが励ましたところで第12話終了です。

■後記
1週間ぶりの視聴なので、前回のストーリーをちょっぴり忘れていました何だかドロドロしていたな～というのは覚えていたんですけどね。でも、コーヒープリンスに笑顔が戻って良かったです～男と女として付き合うようになったハンギョルとウンチャンが楽しみです

☆前回スルーしちゃったんですけど、DK役のキム・ジョンミンさんって日本で芸能活動していた谷ルミコさんと結婚してちょっぴり話題になった人なんですね。大人なイメージでなかなか良かったです～