あくまでも、私の周囲調査((笑)?)ですが、
子どものお年玉や児童手当を貯めていない
家庭は、教育資金を貯めていない気がします。
そもそも児童手当は、世帯主の口座に振り込まれることが多いので、
他のお金と一緒になってしまいやすいです。
収入が振り込まれ、児童手当も振り込まれる。
そして、その中から、引き落としや引き出しをする。
きちんと管理をしていない限り、
生活費やほかの支払いに
紛れてしまう可能性があります。
そこで提案は、
「児童手当」は、子どもの名義に振込です。
これなら、子ども名義で、きちんと貯められます。
お年玉やお祝いも、
わが家はずっと「子ども名義」に入れていました。
16歳まで手付けずだったので
50万円ぐらい貯まっていました。
※現在塾などの引き落としに使用しています
今は、必要な時に入金し、引き落とししています。
それとは別に、教育資金として
別の通帳に生まれてからずっと貯めていましたが、
2歳ぐらいの時、投資で増やそうと思い立ち、
この通帳は解約しています。
わが子にばれた時は、泣き叫ばれました。
毎月3万円、ボーナスで10万円ずつしていたので、
2歳の時点で、100万円超えていました。
「お母さんが私のお金を使っちゃった!!」
というわけです。
「いや、ちゃんと別のところにあるよ」
と言っても、中々信じてもらえなくて、大変でした。
※貯めたのは私なのですが、
使われてしまったのは嫌らしい
と、こんな風に我が家は管理していたので、
教育資金は、よほどなところへ進学しない限り、
何とか用意できています。
周囲の友人に聞くと、
「子どものものは子どものもの」と
考えている家庭は貯めていますが、
「子どものものは親のもの」と
思っている家庭は、使ってしまう場合が多いです。
私が子ども名義で貯めていると話した時、
かなり驚かれました。
そもそも大学進学の概念が違うと、
そうなりやすいのかもしれません。
「大学進学し、卒業」は、本人の学歴になります。
親のものではありません。
それもあり、
「自分のものになるのだから、
奨学金は当たり前」
というご家庭もあります。
特に現代は、子どもの面倒を見たのだから、
老後親の世話をするなんて言う
子どもは皆無に等しいです。
変な話、教育資金は、
老後のお金を脅かされる存在と言えます。
ですから、
「全部出すことはない」
という考えも、あながち間違いではありません。
この辺りは、各ご家庭での話し合いでしょう。
しかし、現実問題として、
今の大学の授業料はとてつもなく高額です。
昭和のように、バイトをめいいっぱいすれば、
学費・生活費を工面できることは、
可能性として低いのです。
※ひとり暮しなら、国立でも200万円近く掛かります
それは、出席率も厳しく、
親世代のように、
「友達に代返してもらって、卒業できた」
なんて言うことも不可能に近いのです。
ですから、多少なりとも、
親が準備しておいてやらなければ、
せっかく合格したのに、
中途退学と言うことにもなりかねません。
また、奨学金は、基本的に、
入学金や前期授業料には使えないので、
最低80万円近くは、準備しなければなりません。
また、最近言われているのは、
高2の夏ぐらいまでに、
「わが家は、あなたにこれぐらい教育資金を用意している」
と話すこと。
わが家も、1冊の通帳を見せ、
わが子に「これ以上は出せないので、そのつもりで」
と話しました。
※実際に貯めているのは通帳ではありません(笑)
ただ、本人は思ったより多くて驚いたようです。
学校から、
「高1までに300万円貯めていない家庭は、
進学が難しい」
と言われていたそうです。
あくまでも、私の個人的意見ですが、
参考にしてみてください。