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ベネッセ 学力推移調査の目的 参考用

2019-09-12 07:43:24 | 日記
中堅どころの中高一貫校と一部の公立中学しか受験しない、
ベネッセ 学力推移調査ですが、実は、これには目的があります。
なぜ、模試とか試験、テストと言わず、
推移調査というのか?
実際には、きちんとした模試でもあり、テストですが、
位置づけとしては正確ではありません。
全国約5万人の同級生が受験しますが、
5年半後は、人数にもよりますが、約10倍の高3が共通試験を受験すると言われています。
大学全入時代と言われても、学生の人数に対して、受け入れ人数がプラスなだけで、
全員が志望校に合格できるわけではありません。
むしろ、定員が減り、2年前より、難関校はさらに厳しくなっているのが現状です。
ですから、あくまでも、現時点での参考程度にしかなりません。
中1や中2で、例えば、京大は合格圏内です、なんて言われても、
実際高3の時には、どこの国立大も難しいなんてザラにあります。
我が子の友人のお姉さんの友達が、実際そんな感じでしたし、
進学校では、入学時点で下の子が、大学入試ぐらいでは、真ん中ぐらいになったり、
逆に上位の子が、一気に成績が下がって、どこにも受からなかったという話は、
実によく聞きます。

これは、あくまでも推移調査なのです。

何の調査か?
現時点の成績の子どもが、将来どれぐらい成績が上下し、
どこに進学するのか?
そういう調査なのです。
ですから、学校もそんなに結果に執着しないところがほとんどです。
むしろ、現時点での、自分の苦手の追及ができます。
定期テストは、塾で対策ができても、過去問を参考としない、
試験には弱いなども、わかる場合もあり得ます。
ですから、我が家も結果に一喜一憂せず、冷静に結果を受け止めていきたいと思います。