こっぽんおりブログ

朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(愛称:こっぽんおり)のブログです。

こっぽんおり2019年度活動総括(案)

2020-04-22 22:36:25 | おしらせ
1.新たな共同代表体制のもと運営委員会を設置して活動の幅を広げる。
・共同代表体制を新しくして運営委員を選任して、年3回ていどの運営委員会を開催する。
・大学教育、学術研究、行政交渉、ヘイト対策、地域交流、全国の動向など、運営委員のメンバー
が日ごろ関わる活動を共有し意見交換するなかで、活動の前進と連携を模索する。
・連続講座を年2回以上開催する。
・個人と団体あわせて174の会員数を200に拡大する。
・メルマガ情報を月1回以上は発信して、登録件数を212件から300件に拡大する。

➡新体制のもと行政への要請行動を京都・滋賀でおこなった。
 会員は個人・団体あわせて204に、メルマガ登録は288件に増えた。
 連続講座の代わりに「京都事件10年」企画を開催した。

2. 朝鮮学校が外部(日本学校、地域社会、市民団体など)と交流する機会を拡大する。
・SANKON、ユーアイスクエア、学校間交流などに関与して積極的に内容を発信する。
・オモニ会などが進める交流企画に協力したり、地域住民の学校行事への参加を促したりする。
・行政の多文化共生事業に参画する道を探り、継続的な交流の場をつくる。

➡京都女子大学の継続した交流がニュースレターほか新聞等で紹介された。
 「京都事件10年」企画で朝鮮学校とつながる全国の声を「メッセージツリー」にして、中高級学校に掲示していただいた。
 京都人権文化講座で学校教員とともに講演をおこなった。

3. 朝鮮学校の行事や催しへの参加を呼びかけ、学校関係者と多様な交流を図る。
・朝鮮学校の行事をメルマガなどで告知し参加を呼びかける。
・ニュースレターやブログに行事の模様や参加者の感想を掲載する。
・朝鮮学校の生徒、教員、保護者の声を日本社会に伝える媒体になる。

➡行事案内はメルマガで、報告はブログやFBやニュースレターで発信した。

4. 朝鮮学校支援基金への協力を広く呼びかけ学校行事の開催を応援する。
・支援金の使い道が伝わるように協力者への情報還元をしっかりとする。

➡運動会、体育祭、ウリハッキョマダン滋賀、金剛山歌劇団in滋賀、学芸会などへの協賛広告のほか、保健室運営維持のための基金として活用した。

5. 一刻も早い高校無償化の実現を求め、幼児保育無償化から排除させない。
・火曜アクションに参加して運営を支える。
・幼児保育無償化に関する検討の場を設けて対策を講じる。
・日本社会に向けて定期的継続的に問題発信をする。

➡火曜アクションに参加してくれる顔ぶれが増えている。
 幼保無償化適用への道を開くよう府・県・市へ要請。
 保育士さんなどにも記入してもらい市民メッセージを届けた。

6. 保健室を中心とした教育環境の充実をめざす。
・3校の保健室の安定運営に向けてひきつづき努力する。
・保健室活動と保健教育への人財面と資金面での協力をする。
・行政の支援を引き出す。

➡保健室運営協議会に加えて、発達支援協議会が発足、個別支援に向けた準備が始まった。

7. 朝鮮学校に対する自治体助成の枠組みの確立と拡充のため交渉を進める。
・府市行政と定期的に顔合わせをおこない民族教育保障の枠組みづくりを探る。
・府議会議員・市会議員との意見交換やヒヤリングの場を設定して議会内の支援者を増やす。

➡幼保無償化や保健室をめぐる予算要望で府市議会会派まわり、京都市長選挙において朝鮮学校支援やヘイト対策をめぐる公開質問状の発出などをおこなった。

8. 全国の朝鮮学校・支援団体から学ぶ。
・特に大阪、静岡、四国の活動と連携していく。
・韓国の朝鮮学校支援運動との連携を進展させる。
・徳島県教組襲撃事件の記録書を販売して、朝鮮学校支援の強いつながりを全国に伝える。

➡「京都事件10年」企画を新しいステージに向かう機会として開催できた。
 今後の展開を検討中。

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