婚活@港区

東京都港区にて、婚活、始めました。基本は、「待ち」だけど。
恋活・婚活事情、「歳の差婚」を研究中。

なぜ、結婚に後悔が集中するのか? 一生を左右する決断を間違える本当の理由

2011-11-02 12:32:32 | 日記
ダイヤモンド社の記事から。大事なことがいくつも書かれている。

なぜ、結婚に後悔が集中するのか? 一生を左右する決断を間違える本当の理由
藤原和博×大塚寿 対談【前編】

自由な決断は、制約があってこそ成立する
多くの人はいろいろな選択肢のなかで夢を追っていくんだけれども、住宅というのは、最後の最後で、「予算」という限りがあるから決着がつくんですよ。決断がしやすいというか、懐具合によって、決断せざるを得ない。つまり、どうしてもどこか妥協して手を打たざるを得ないんですよ。
それが結婚という場合には、箍(たが)が外れてしまって、背後にある経済条件という限界が、まったく無視されてしまうので、選びようがなくなってくるんですね。

結婚やパートナー探しをするというときに、やはり困ってしまうと思うんですよ。偏差値という指標がないじゃないかって。だから、偏差値という、いままで自分が信じてきた指標では答えは得られないし、さらに、お金という制約条件もない中で、夢はドンドンふくらんで、結局絞りきることができなくなっちゃうのが結婚なんです。
要するに「正解」ではなく、納得できる答え、「納得解」を探すしか、なかなか相手を選ぶことはできないし、結婚もできないということなんですよ。ところが、日本の教育は「正解主義」でばかり教えるから、多くの人はその「納得解」探しが不得意なんです。


いざ結婚となると、相手に求める条件は厳しくなる。「あっ、間違えた」なんてできないし、何十年も一緒にいるわけだからね。
でも、何となくだけど、誰を選んだところで、それほど大差がないかも、という気もする。要は、自分を納得させられるかだと思う。

正解主義ではなく、「修正主義」で生きる!
離婚届には「性格の不一致」なんて書きますけれど、そもそも夫婦の性格が一致するわけがないと思うんですね(笑)。
好きか嫌いかで、中間がないから、対極にいってしまう。好きでなければ嫌い、という二元論では、夫婦生活はもちろん、仕事の人間関係も友人関係でさえ上手くいかなくなってしまいますよね。好きでも嫌いでもないゾーンが一番広いかもしれないのに。
だから、僕は「修正主義」というのを提唱しているんですよ。「正解主義」ではなくて「修正主義」。自分も歩み寄っていく、相手も変わっていく、その変化と変化を認め合うことでお互いが成長していくことこそ大切だと。夫婦も二元論で判断するんじゃなくて、修正しながら変わっていっていい。いまの若い人たちは、違いを認めて修正していくというのが苦手ですね。


これも大事なこと。「性格の不一致」、「価値観が合わない」、どちらも、もったいないと思う。性格が一致するわけがないし、価値観も一致するわけがない。一致しないからといって離婚していたら、日本から夫婦がなくなってしまう。結婚する前に一致することを確かめていたら、おじいさん・おばあさんになってしまう。一致しないことを前提として、その違いを認め合ったり、譲りあったり、許し合ったりしないと何もかもがうまくいかなくなってしまうと思う。

医者にかつての魅力なし 激務で平均年収1160万円

2011-11-02 07:12:54 | 日記
週間ダイヤモンドの記事。

【病院長覆面座談会】
モンスター患者にトンデモ医師 院長や教授にかつての魅力なし

──やはり医師の世界では、世間の評判より教授や博士という肩書が評価の対象で、彼らが頂点に君臨するのですか。
A それは昔の話。『白い巨塔』とかドラマの見過ぎです。確かに昔の教授は立派な椅子に座って、紹介された患者を週に2~3人診るだけだった。それが、今日では教授が最も働かされている。
B 私は病院の決裁などを深夜に処理し、研究論文を早朝に書いている。睡眠時間は毎日3時間。

──金銭的メリットは。
A 誤解されがちですが、世間でイメージされる金額の2~3割しかもらっていません。「子どもは私立大の医学部には行かせられない」なんて会話を仲間としています。責任は重く、深夜でも休日でも呼び出されて、この金額では虚しくなりますよ。
A 多忙なだけで、今の教授には往時のような名誉や報酬はない。そもそも今の若手医師は専門医を目指していて博士は目指さない。
B でも多忙だとか名誉うんぬんは問題ではない。研究の地位が低下していることが問題です。基礎医学の研究者も減っている。医学は未解明なことだらけで、昔の常識が覆ることは頻繁に起きている。将来、そうしたことに日本は取り残されるかもしれない。


このブログでも紹介したように、医者の年収は、一部上場企業の管理職程度。時給に換算すると、やっていられない仕事になりつつある。訴えられるリスクもあるし、いくら医者でも貧乏生活が待っているかもしれない。婚活女子が医者がいいというのは、かつてのイメージか。
弁護士も厳しい。司法試験に合格して弁護士登録しても、法律事務所に勤務できなくて、仕方なく、ノキ弁・宅弁になる弁護士が多くなっているらしい。ノキ弁だと、月収数万円なんてざら。