婚活@港区

東京都港区にて、婚活、始めました。基本は、「待ち」だけど。
恋活・婚活事情、「歳の差婚」を研究中。

六重苦…産業界「早く」止まらぬ空洞化 日本の明日は?

2011-11-15 07:19:33 | 日記
婚活のブログのはずなんだけど、仕事が忙しいし、何だか結婚どころじゃないような時代になりそうなので、ちょっと寄り道。

六重苦…産業界「早く」止まらぬ空洞化
日本企業は、(1)貿易自由化の出遅れ(2)超円高(3)電力不足(4)厳しい雇用規制(5)高い法人税(6)国際的に不公平な環境規制-という「六重苦」にさらされている。
空洞化が進めば、国内の仕事は失われ、雇用や賃金が悪化し個人消費は縮む。設備投資も落ち込み、日本の成長力低下に歯止めがかからなくなる恐れがある。
「TPP交渉に参加するだけで何も変わらない。日本経済の沈下を止めるには、打てる手をすべて打つ必要がある」(財界首脳)。日本はその一歩を踏み出したにすぎない。

「TPPに参加しなければ日本に将来はない」(ファーストリテイリングの柳井正会長)
「すべてを海外に移してしまう事態を招きかねない」(NECの遠藤信博社長)

産業界の声は悲鳴に近い。日本は、経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)の締結で出遅れた結果、ライバルの韓国企業などに対し、極めて不利な条件での戦いを強いられている。


「技術革新」という言葉をきくことが少なくなってきた。日本製の精密機器があれば、どこでも品質のよい部品はつくれるし、部品を組み立てるだけなら、人件費の安い国や地方に工場を建てればいい。そもそも、機械で何でもできるから、工場に人は要らなくなってきている。
韓国や台湾が日本製の精密機器を買って、大量生産して世界中に売ってまわっている。同じ部品を使っているから、デザインが多少違うぐらいで、どれも一緒なら、安いほうがいい。そんな時代だから、日本企業の競争力は落ちているし、しばらくすれば、「Made in Japan」は「高品質」という神話もなくなってしまうと思う。
そうなったら、日本から雇用は失われる。雇用が失われるということは、失業者が増え、正社員になる道が閉ざされるだけじゃなくて、派遣社員にもアルバイトにも就けないということ。企業にとって、どの国・地方でも同じことができるなら、時給も同じにしたい。東南アジアの時給と日本の時給を比べたら、どちらが得かは、誰がみても明白。日本人の給料を東南アジア並みに下げないことには競争にならない。でも、そこまで下げると、暮らしていけないし、結婚なんてとんでもないということになってしまう。

勤め先は、増収増益を続けているけど、国内に限っていえば、この先は厳しいとみている。それは、どの企業も一緒だと思うから、おそらく、そうなる。「夫は大企業に勤めで、生活は安定。だから、ちょっと背伸びして高層マンションを購入。まあまあ幸せな生活をおくる(夫は、住宅ローンの返済と子どもの学費のため、お小遣い制)」なんて、本当にそれでいいの?と思ってしまう。
いつかは、グローバル市場に打ってでなければならないし、その際には、身軽なほうがいい。ビジネスのグローバル化は、するか・しないかの選択じゃなくて、いまか・もう少し先まで延ばせるかの選択になりつつある。都心で暮らすか・地方で暮らすかの選択も、日本で暮らすか・海外で暮らすかの選択になるんじゃないかなと思う。

空洞化し、経済が沈下していく日本で、細々と暮らしていくのも幸せといえば幸せなんだろうけど。