こんな状況だったから、「破綻」は秒読みだと思っていたけど、そろそろ危ないかも。
ユーロ圏から複数国が離脱も、有権者の不満が引き金に-インベスコ
ヨーロッパには何度も行っているからわかるけど、北と南ではまるで違う国。北は勤勉でまじめ、南は人生を謳歌しているような印象(ステレオタイプだけど)。「アリとキリギリス」みたいなものかも。
債務危機の影響、ドイツにも波及=ゴンサレスパラモECB専務理事
市場はドイツの強硬姿勢を不安視、円債金利上昇には冷静な声も
イタリア・スペインからフランスへ、さらにドイツに飛び火した。
ドイツは、日本よりも堅実な国。それなのに、10年債入札は札割れ。国債に買い手がつかないのは、かなりの危機的な状況。ドイツの裏書きがあっても、ユーロは信用できないということか。
株価は連日の最安値更新。市場は、ユーロ圏の崩壊を折り込みはじめたのだろうか。中国の経済成長は鈍化しているし、アメリカの景気も低迷。本当に「2012年 世界恐慌=資本主義経済終焉の年」の入り口に立っているのかも。
個人的には、「世界恐慌」は望ましいことではないけれども、飛躍の年になるかもしれないと思っている(不謹慎もいいところだけど)。比較的、痛みの少ない日本経済が相対的に強くなるから、欧米の有力企業を買収するチャンスだし、優秀な人材が労働市場に出てくるからね(自分も出されなきゃいいけど)。
会社でも、守りの人材から攻めの人材へのパワーシフトがおこると思う。保守的な考え一辺倒では、飛躍のチャンスを逃すのは明らかだし、「同じことを繰り返していれば成功できた時代」に適した人材と「状況を見極め、うまく立ちまわらないと成功できない時代」に適した人材は違う。これまでいろいろと寄り道してきたから、後者になれると信じている。
ユーロ圏から複数国が離脱も、有権者の不満が引き金に-インベスコ
米資産運用会社インベスコのチーフエコノミスト、ジョン・グリーンウッド氏は、欧州の有権者の間で緊縮策や救済パッケージに対する不満が高まり、ユーロ圏から少なくとも1国が離脱するだろうとの見通しを示した。
同氏はドイツやオランダなどの北方に位置する国々とギリシャやスペインなどの南欧諸国について言及し、「こうした国々を1つの共通した通貨連合にまとめたことが競争面で大きな相違を引き起こしてきた」、「北の有権者はこれ以上、救済する必要はないと主張する公算が大きいのに対し、南欧の有権者は一段の緊縮策を拒否することから、通貨連合の分裂を促す」と分析した。
同氏はドイツやオランダなどの北方に位置する国々とギリシャやスペインなどの南欧諸国について言及し、「こうした国々を1つの共通した通貨連合にまとめたことが競争面で大きな相違を引き起こしてきた」、「北の有権者はこれ以上、救済する必要はないと主張する公算が大きいのに対し、南欧の有権者は一段の緊縮策を拒否することから、通貨連合の分裂を促す」と分析した。
ヨーロッパには何度も行っているからわかるけど、北と南ではまるで違う国。北は勤勉でまじめ、南は人生を謳歌しているような印象(ステレオタイプだけど)。「アリとキリギリス」みたいなものかも。
債務危機の影響、ドイツにも波及=ゴンサレスパラモECB専務理事
欧州中央銀行(ECB)のゴンサレスパラモ専務理事は25日、ギリシャ債務危機による影響でイタリアなど、より規模の大きいユーロ加盟国の信頼が損なわれ、影響は今やドイツにも及んでいるとの見解を示した。
ユーロ加盟国の国債利回りはイタリアとスペインだけでなく、フランスでも上昇。さらにドイツが23日に実施した10年債入札は札割れとなった。
ユーロ加盟国の国債利回りはイタリアとスペインだけでなく、フランスでも上昇。さらにドイツが23日に実施した10年債入札は札割れとなった。
市場はドイツの強硬姿勢を不安視、円債金利上昇には冷静な声も
マーケットでは引き続き欧州債務問題への懸念が強い。ポルトガルやハンガリーなどの国債格下げが相次いだほか、ドイツのメルケル首相がユーロ圏共同債にあらためて否定的な姿勢を示したことでセーフティネットの構築が難航するとの見方が強まっている。
イタリア・スペインからフランスへ、さらにドイツに飛び火した。
ドイツは、日本よりも堅実な国。それなのに、10年債入札は札割れ。国債に買い手がつかないのは、かなりの危機的な状況。ドイツの裏書きがあっても、ユーロは信用できないということか。
株価は連日の最安値更新。市場は、ユーロ圏の崩壊を折り込みはじめたのだろうか。中国の経済成長は鈍化しているし、アメリカの景気も低迷。本当に「2012年 世界恐慌=資本主義経済終焉の年」の入り口に立っているのかも。
個人的には、「世界恐慌」は望ましいことではないけれども、飛躍の年になるかもしれないと思っている(不謹慎もいいところだけど)。比較的、痛みの少ない日本経済が相対的に強くなるから、欧米の有力企業を買収するチャンスだし、優秀な人材が労働市場に出てくるからね(自分も出されなきゃいいけど)。
会社でも、守りの人材から攻めの人材へのパワーシフトがおこると思う。保守的な考え一辺倒では、飛躍のチャンスを逃すのは明らかだし、「同じことを繰り返していれば成功できた時代」に適した人材と「状況を見極め、うまく立ちまわらないと成功できない時代」に適した人材は違う。これまでいろいろと寄り道してきたから、後者になれると信じている。